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開町90周年記念芸術鑑賞会「赤ちゃんとママのジャズデビュー」

上士幌町では開町90周年を記念して、開町90周年記念芸術鑑賞会「赤ちゃんとママのジャズデビュー」が開催されました。

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写真:土門史幸

タイトルの「赤ちゃんとママのジャズデビュー」とあるように、赤ちゃんから大人まで家族そろってジャズを楽しむことができます。

赤ちゃんと一緒に参加できるコンサートはなかなかないので、小さい子を連れた家族が多数参加していました。

「子どもと一緒に鑑賞できる点がとてもよかった」

「普段は子どもの泣き声や動き回ってしまうのがネックとなり、なかなかこのような場に参加ができないが、今回は子ども向けの対応(マット、泣き声OKのような配慮)があって気にせず参加することができた。また、読み聞かせなど子ども向けの内容もある点もいい。生で演奏が聴けて良かった」と赤ちゃんと一緒に参加したママから感想をいただきました。

なかなか参加できないコンサートを十分楽しめたようです。

泣き声を気にしなくていいのは子育てをしている方の参加するハードルがかなり下がりますし、会場がとてもアットホームな感じがしてゆるやかで癒される時間を過ごせたと思います。

またこういったコンサートを開催して欲しいですね!

「キラキラの会」ご紹介

上士幌のちびっこに大人気のヒーロー「エゾレッド」先日新たに仲間に加わった「エゾドライブ」
その生みの親である「キラキラの会」代表の渡部さんにインタビューしました。

左からエゾレッド、オモタクナール、エゾドライブ


WRITER

岩部 栄美

2021年10月~上士幌地町地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。北海道清水町出身。これまでのいろいろな経験を活かし、まちの魅力を伝えるライターに挑戦。

PHOTOGRAPHER

土門 史幸

フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。


        

「キラキラの会」とはどういう会ですか?

大人が一生懸命頑張る姿、楽しいことをすることで、それを見た子供たちが『楽しそう!!』とキラキラとした目で見てくれるようなことがしたい!!と先生と保護者で立ち上がった会。

インタビューに答えてくれた渡部さんに更に色々聞いてみました。

~エゾレッド誕生秘話~

渡部さんのお子さんが当時、ウルトラマンがすごく好きで、色々なイベントのヒーローショーを見に行っていた時期のことです。
帯広のイベントの『ご当地ヒーロー同士の対決』を見て感動し、『帯広でもこんなヒーローショーができるんだ!すごい!』
と同時に感じたそうです。


『上士幌でも近くに会えるヒーローがいたらいいな・・・!』


当時はそう思うだけだったそうです。そんなとき、キラキラの会から参加しないかと誘われた渡部さんにチャンスが訪れます。
そこで、『ヒーロー作ったらどうでしょう?』とダメ元で提案したところ皆さん賛同してくれて、そこからヒーローを作る方向で話し合いになりました。

そうして誕生したヒーローの名前は「エゾレッド」!!
将来何になりたい?と聞かれた園児が「エゾレッド」と言ってくれるほどの人気ぶりです!

そして先日、初の仲間「エゾドライブ」がお披露目になりました!!

お披露目初日から大人気のエゾドライブ

その様子を見に行ったところ、エゾドライブが現れるやいなや大歓声に包まれ園児たちも大興奮。
あっという間に人気者になってしまいました。

解説しよう!①エゾレッドの秘密

《名前の由来》
単純に北海道の蝦夷。リーダーはやっぱりレッドでしょう!                                           
《衣装の秘密》
地球に優しい廃材を使用。実は…マントはあの熱気球の球皮でできてるんだぞ! 
《必殺技温泉ビーム》
ほろんちゃんにパワーをもらってオモタクナールを倒し、平和を守ります!

 

解説しよう!②エゾドライブの秘密

《名前の由来》
上士幌自動車工業さんに協賛していただいたのでドライブと命名。
《衣装の秘密》
レッドと共にもちろん全て手作り。車関係にちなんで衣装に信号機とタイヤをデザイン。 こども園の保護者から不要になった洋服や小物を集め制作した渾身の力作。環境にも配慮しているのだ!

気になる今後の活動は?

今後は色々なイベントに参加して、上士幌の公認ヒーローになってくれたらうれしい!という胸のうちを話してしれました。コロナ禍でなかなか思うように活動できないですが、エゾドライブが誕生したので交通安全指導など、子どもたちに教育の指導もできるようなキャラクターにしていきたいそうです。

子どもたちの教育にも一役買っているエゾレッドとエゾドライブ。
大好きなヒーローを通じて学べる環境はとても素晴らしいですね!

今後もいろいろな企業とコラボしてニューヒーローが登場するかも知れませんので、お見逃しなく!

「キラキラの会」は保護者じゃなくても、地域の方で一緒に子どもたちの目をキラキラさせたい!という想いを共有できる仲間を随時募集しています。

【キラキラの会問い合わせ先】
上士幌町認定こども園ほろん 担当:四戸、鎌田、中野
TEL:01564‐2‐3686                

【まなびの広場】名刺づくりに挑戦!

上士幌町の生涯学習センターわっかで「まなびの広場2021冬」が、2021年12月25日〜29日、2022年1月6日〜8日までの計8日間で開催されました。その中のワークショップ「初めての名刺づくりに挑戦しよう!」を取材しました。


講師

橋新 功一

1995年生まれ。大学ではスポーツと社会のつながりについて学ぶ。在学中はフィリピンとインドに1年間ずつ住み、スラムの子供たちにサッカー教育を提供していた。インド滞在中には、サッカーを通じてホームレスの方の人生を変えることが目的である「ホームレスワールドカップ」のインド代表コーチを2大会務めた。トビタテ!留学JAPAN9期生。MAKERS UNIVERSITY 5期生。

WRITER/PHOTOGRAPHER

土門 史幸

フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。


「初めての名刺づくりに挑戦しよう!」はまなびの広場に参加した中高生がグループを作り、大人にインタビューをして名刺を作るワークショップです。

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ワークショップの説明をする(株)あしたの寺子屋代表嶋本勇介氏

最初に名刺を作るうえで必要な肩書きを決めていくのですが、その方法が斬新で面白い!

その方法とは、インタビューを通じて、相手の考え方や人生観を深掘りするというもの。

本ワークショップの責任者として中高生をリードする橋新氏(写真中央)

いろいろな話を引き出していき、その中の情報をまとめ、キーワードを探しながらその人に合う肩書きを考えていきます。

また、このワークショップでは大人と話をすることで生き方のサンプルを獲得し、自らの価値観の確立をする狙いも含まれています。

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スタッフの名刺を見ているところ

コミュニケーションの取り方もグループごとに違います。

最初から真剣に話を聞くグループやアイスブレイクを行い距離感を縮めるグループなどさまざまなアプローチでその人を知っていきます。

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こま回しで距離を縮めるグループ

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真剣に話を聞くグループ

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名刺に使う写真を撮影

インタビューが済んだら次は名刺のデザインです。

制限時間が1時間という中で自由にデザインを大学生スタッフと一緒に考えていきます。

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スタッフと一緒にデザインを考える

名刺のデザインはCanvaというサイトを使い、たくさんある名刺デザインのテンプレートの中から、インタビューをした人のイメージに合うデザインを選択していきます。

名刺づくりの取材に一緒に同行したまちづくり会社スタッフのとみーは

「自由と言われると、お手本が欲しい私は逆に難しく感じるけど、学生たちは自分の意見をどんどん出し、わからない部分は熱心に教わっている。発想力もあるし、頭の中が柔軟だなあ!と感心した」

「何より、学生たちもスタッフも楽しんでいるのが印象的だった」

と言っていました。

作成した名刺は実際に印刷されて中高生のもとに届き、直接手渡しされます。

その際、中高生がインタビューをして感じたこと、どうしてその言葉を肩書きにしたのかという想いを伝えます。

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名刺を受け取る

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作った名刺の発表

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もらった名刺の感想を語る

名刺を受け取った大人たちは、肩書きやデザインなど想いの詰まった名刺にただただ感動していました。

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その場で名刺交換する大人たち

名刺を受け取った一人にインタビューしたところ、もらった瞬間に名刺が自分にフィットしたと話してくれました。

それは話をしたことだけじゃなく、着ている服の色や雰囲気なども汲み取ってくれて、それが名刺の色合いやフォント、配置に反映されたことでスッと自分の中に入ってきたからだそうです。

インタビューを受けている最中は、中高生が関心を持って聞いてくれているので、大人同士で話すときと違って何の気兼ねもなく自分のことを話すことができ、心地よい時間を過ごすことができたそうです。

名刺作りが終わった後も話の続きが聞きたいと、中高生たちが来てくれたことも嬉しかったと教えてくれました。

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中高生がデザインした名刺

また、学生にもインタビューしてみると

最初は1時間くらいのインタビューって長いなと思っていたそうですが、実際にインタビューをしてみるともっと聞きたいという気持ちが大きくなり、逆に時間が短く感じたそうです。

届いた名刺を見て「(名刺を作ることが)自分でもできるんだ!!」と思うことができ、初めての体験だったのですごくいい経験ができたと話してくれました。

名刺づくりに参加した中高生たちは、大人とじっくり話し合うという貴重な体験をすることができたこのワークショップで、とてもすばらしい経験を得たと思います。

このようなすばらしい経験ができる【まなびの広場】は、ぜひ来年の夏も開催していただき、まだ参加したことのない中高生に体験してもらいたいですね!!

【まなびの広場】レゴブロッックを使って2021年を振り返る

上士幌町の生涯学習センターわっかで「まなびの広場2021冬」が、2021年12月25日〜29日、2022年1月6日〜8日までの計8日間で開催されました。その中のワークショップ「大学生/社会人と2021年を振り返ろう!」を取材しました。


WRITER/PHOTOGRAPHER

土門 史幸

フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。


「大学生/社会人と2021年を振り返ろう!」はレゴブロック(以下レゴ)を使って、2021年の自分に起きた出来事を表現をするワークショップで、参加者には全く同じレゴのパーツが配られ、各々の思いを組み立てていきます。

※本ワークショップは、LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材を活用したワークショップです。

全員に同じレゴブロックが配られる

レゴを作るにあたり大切なポイントがあります。

それは【手を動かし続ける】ことです。

大切なポイントを説明するまなびの広場スタッフ

普段「何をつくるかを考えてから、手を動かすこと」にあまりにも慣れ過ぎているので、その「順序」を壊すことが目的です。

お題にそってレゴをランダムに組み合わせ、その色や形を眺めると自分が何を作っているのかに気づく。

そうしたらまた別のブロックをつけ加えたり、または減らしたりしながら考えずに手を動かし続けることで、新しい解釈を発見することができます。

黙々と作業する学生たち

そうやって作り上げた作品にストーリーを与え、グループで共有し気になった部分を質問することでコミュニケーションを図ります。

話すことが苦手でも、レゴを自分に見立てて話すことで円滑にコミニュケーションをとることができます。

作ったレゴをグループ内で発表する

最後に2021年を振り返り、自身に起こった出来事をレゴで表現します。

作るレゴは一人ひとり形が違い、ブロック一つひとつに意味があり、レゴの話を聞くことでその人の人生を知ることができます。

最後は全員で振り返りの発表を聞く

タイトルをつけて完成

実際にワークショップを体験した参加者は、「同じグループの人たちに今年1年の話を聞いてもらったことで自分のなかでも整理することができ、とても有意義な時間を過ごせた」「レゴで1年を振り返るとは?と思っていたが、自分で作って発表したり、他の参加者の作品を見ることで、とても楽しく振り返ることができたのでまた参加したい」と言っていました。

実際に企業でも行われているようで、レゴを使うことで初めて話す相手でもその人を深く知ることができ、距離感を縮めるには最適なツールだと思います。

参加した学生たちは貴重な体験ができたのではないでしょうか。

上士幌町にマミー助産院が開院!

以前上士幌ホロロジーでも取り上げた助産師の渡辺雅美さんが、2021年10月25日にマミー助産院を開院したのでお話を伺いに行ってきました。

上士幌ホロロジーで取り上げた以前の記事はコチラから

「優しさの拠点」となる助産院をつくりたい~渡辺 雅美さん~

WRITER/PHOTOGRAPHER

土門 史幸

フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。


マミー助産院を開院するまでに大変だったこと

かみしほろ起業塾を受講したあと、開院するまでに大変だったことをお聞きしました。

場所がない

開院したマミー助産院

開口一番に出てきたのは「場所探し」

とにかく上士幌には土地や空き店舗が少なく、場所がなかなか見つからなかったことだと言います。

そもそも渡辺さんは、店舗を構える予定ではなく訪問とオンラインで助産師としての仕事をする予定でした。

しかし、HOTステーションなどママたちと関わりを増やしていく中で助産院という場所が必要だと感じたそうです。

訪問とオンラインだけでは、どうしても本当に助産師がいるのかどうかわからないけど、町の中に助産院があるとそこには必ず助産師がいるという安心感がある。

そうするとママたちや地域の人たちが自分を頼って訪れてくれる。

それはきっと自分自身にとっても大切な場所になると気づき施設を構えることを決意。

HOTステーションでママと交流する渡辺さん

また、ママには選択肢があることも重要だと言います。

体調が悪いなど外に出る気力がない時は訪問が選べる。

誰かと喋りに行きたい、外に出て気分転換した時は施設が選べる。

悪天候や距離がある場合はオンラインで繋がることができる。

どの方法を選んでも助産師と繋がることができるのが大事だそう。

実際に助産院を開院したあとは、「ママたちや地域の人たちが気軽に遊びにきてくれるので、助産院を構えることはすごく大変だったけど建ててよかった」と言っていました。

メニュー作り

メールでやりとりをする渡辺さん

渡辺さんは、助産院のメニュー開発も一苦労。

通常はケア1回ごとに料金が発生するそうですが、マミー助産院の場合は回数チケット制を採用。

チケット制は、他の助産院にはあまりないサービスなので料金設定に苦労したそうです。

回数チケット制を採用した大きな理由は、ママと継続的に会うことができることだと言います。

チケットがあるから次も相談やケアをしてもらおうと思ってもらえること。

渡辺さん自身が継続的にママと関わりを持ちたいということです。

継続的に会うことで、ママや赤ちゃんがどんな状況なのか分かりサポートがしやすくなるそうです。

ですが、ママの中には助産師が病院にしかいない、地域にいることを知らない人もいる。

助産師とLINEで相談できたり、気軽に繋がれることも知らない。

これは助産師の周知も足りていないからだそうです。

渡辺さんは、病院を退院してからも助産師の継続サポートを受けれるということをもっと広まって欲しいと願っていて、上士幌だけじゃなく他の地域で働いている助産師のところへ全国のママたちが気軽に行けるようになるといいなと思いSNSで情報を発信する活動もしています。

マミー助産院 instagram

助産師と個人が簡単に繋がれることが広まれば、個人の生活も豊かになると思うのでそういった場所がもっと増えて欲しいですね!

開業してから心境の変化はあった?

助産院に来院したママの子どもとスキンシップ

「楽しい!!」

満面の笑みを浮かべながらそうおっしゃる渡辺さん。

総合病院に勤めていたときになかなかできなかったパーソナルな付き合いができている。

妊娠中から卒乳、それ以降も子どもの様子を見せにきてくれて一緒に育児について考えることができるようになって本当に楽しいとおっしゃっていました。

助産院を開院してからは、町内のいたるところで「町の助産師さんだね」と声をかけてもらえることが増えた渡辺さん。

今までHOTステーションで出会ったママたち以外にも新聞やSNSを見たママからメールで相談を受けることも増えたそう。

「全く会ったことがない人が来てくれる」

自分の知らないところで自分を知ってくれる人がたくさんいることが嬉しいと話してくれました。

町内でまだ全く出会ってない方が助産院を認知し、会いにきてくれることは渡辺さんの発信の賜物だなと感じます。

上士幌町以外での反応は?

HOTステーションで子どもをあやす

「足寄と士幌からの反応が多い」

北十勝には助産院がなかったため、音更町・帯広市・芽室町まで行くママが多かったが、上士幌町に助産院ができたことで、足寄町や士幌町に住んでいるママから連絡が増えたそうです。

マミー助産院を訪れた上士幌町外のママから「上士幌にはHOTステーションがあり身近に助産師を感じることができるけど、足寄や士幌にはそういった環境がないから気軽に助産師と繋がることができる場所ができてすごくありがたいと言ってくれた」とすごく嬉しそうに話してくれました。

今後の展望

マミー助産院に訪れるママたち

今後は、韓国で産後の肥立ちをよくするために使われている「ヨモギ蒸し」、ママが子どもにどんなふうに命の始まりや身体を大事にするのかを伝える「性教育の講座」を行なっていく予定。

今は相談や母乳のケアがほとんどだけど、それ以外でもママたちがもっと気軽に助産院にこれるようになって欲しいということで、すでに準備を始めているそうです。

そして、ハードルはすごく高いけど出産も取り扱えるようになりたいと話してくれました。

いろんな問題点があるので今すぐにとはならないようですが、いつかマミー助産院から産声が聞こえるようになるのが今から楽しみですね!

幸せな家族は増えた?

ママたちの笑顔が増えるマミー助産院

以前の記事にあるように「幸せな家族を増やすこと」と目標を立てていた渡辺さん。

助産院を開院してから幸せな家族が増えたか聞いてみると「増えた!!」と即答し、「ママが笑顔だったら家族はみんな幸せ」と語ってくれました。

ですが、パパと話をする機会がなかなかないみたいなので「パパの会」を開きたいと言っていたので、育児に困っていることがあっても、困っていることがなくてもぜひ一度、パパもマミー助産院に行ってみてください。

渡辺さんが優しく迎え入れてくれますよ!

\ 親子にとことん寄り添う /

産前産後ケア専門 マミー助産院

上士幌高校生涯スポーツ交流授業が行われました

上士幌高校の選択科目である生涯スポーツの交流授業が上士幌中学校で行われました。

今回行われたスポーツは「キンボール」です。

キンボールスポーツは4人一組となり3チームに分かれて直径122cmの大きなボールを落とさないようにラリーを続けるスポーツです。

詳しい説明はキンボールスポーツ連盟のHPをご覧ください。

キンボールとは
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写真:土門史幸

交流授業では、高校生たちが中学生にキンボールのプレイ方法などをレクチャーします。

ルールや競技内容をレクチャーしたら、高校生と中学生、先生が混ざったチームを作り、キンボールを行います。

最初は戸惑いながらキンボールを体験していた中学生たちも、回数を重ねるたびに笑顔を覗かせながら白熱した試合を展開していました。

スポーツを通じ、共遊することで高校生にも中学生にもさまざまな発見があったのではないでしょうか。

まちづくり会社で中学生が職業体験!

上士幌中学校の授業の一環で行われた職業体験学習。

学生たちが上士幌町の各事業所で仕事を体験するという授業で、まちづくり会社にも中学生が一名、体験学習に来てくれました。


WRITER/PHOTOGRAPHER

土門 史幸

フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。


訪れてくれたのは伊東海里さん。

まちづくり会社がどのような仕事をしているのか分からなかったのでドキドキしながら来てくれました。

職業体験学習で訪れてくれた伊東海里さん

まずは、まちづくり会社がどういう仕事をしているのか業務内容の説明を受けます。

会社の説明を聞く海里さん

海里さんはまちづくり会社について、具体的にどのようなことをしているのかあまり知らなかったけど、説明を聞いてかなり大変そうな仕事だけど楽しそうだなと感じてくれたようです。

館内を案内中

次にクリスマスツリーの飾り付けをしてもらいました。

ハレタに来てくれた町民の方に楽しんでもらうのにクリスマスツリーの設営も大切な仕事の一つです。

まちづくり会社のメンバーとツリーの設営

真剣にツリーの飾り付けをする海里さん

ツリーを設営・装飾をした海里さんは飾りの配置を考えることがとても楽しかったと話してくれました。

配置を考え楽しんで設営したクリスマスツリー

その後は、社会人になるとプレゼンの発表や資料作成で使うこともあるということでパワーポイントの使い方を学んでもらいました。

パワーポイントの使い方をレクチャーしてもらう

パワーポイントで作ったのは、海里さんが所属している部活紹介の資料。

海里さんは、部活のことが頭でわかっていても言葉にすることの難しさやレイアウトを考えることに苦戦していました。

アドバイスを受けながら資料を作成

そして使い方を学ぶだけではなく、作った資料を使って3分で発表もしてもらいました。

学校のクラスで発表をすることはあっても、その他で発表する機会がないのでとても緊張している様子。

リハーサルをして本番に挑みます。

緊張しながらリハーサルを行う

本番ではまちづくり会社の3名の方を前に発表しました。

作った資料を使って発表をする様子

とても緊張したと言っていましたが、堂々とプレゼンをする海里さん。

時間内にわかりやすく、丁寧な説明に発表を聞いたまちづくり会社のメンバーも感心していました。

発表後は質疑応答をして職業体験学習は終わりです。

質問を受けるまちづくり会社の2人

職業体験学習を終えた海里さんは、まちづくり会社で体験したことを今後の生活に活かしたいと意気込んでいたので、うまく活用してもらえると嬉しいです!

設営したツリーをバックに記念写真

最後に職業体験学習の担当をしたまちづくり会社の担当者からは、

「1日という短い時間でしたが一生懸命、お仕事の一部に取り組んでいただきました。その中でも知らない人達の前で自分のことを発表するという難しい課題にもチャレンジしてもらい、資料作りや発表のコツを伝授すると、短時間でそれらをしっかり活かしたプレゼンをしてくれて改めて【若者の可能性】を感じる事ができる良い機会になった」と話してくれました。

まちづくり会社ではその他にも沢山の事業を行っているのでいつでも職業体験を募集しています。詳しくは生涯活躍のまちかみしほろまでお問合せください。

\ 可能性を広げる体験を/

職業体験に応募する

土門史幸写真展 -空のある風景- 【 残す写真より飾る写真 】

2021年10月24日(日)ハレタかみしほろで、土門史幸写真展 -空のある風景- が開催されました。

今年(2021年)の6月から”地域おこし協力隊”として、上士幌町民の写真や風景を撮影されている土門史幸(どもん ふみゆき)さん。北海道苫小牧市出身で上士幌町へ来る以前から、苫小牧市や札幌市を中心にフリーランスのフォトグラファー、ビデオグラファ―として活動されていました。

今回、北海道各地で撮影された美しい風景の写真を様々な形で展示すると聞き、おじゃましてお話を伺ってきました。


WRITER

宮部 純香

上士幌町で生まれ、高校まで上士幌で過ごした編集サポートメンバー。小さい頃からお世話になった上士幌を新しい視点で見てみたいと取材を進めています。


なぜ上士幌へ

土門さん

コロナ禍で仕事が減って、変わらなきゃと思ってたときに、地域活性化に興味を持っていることを知っていた妻が上士幌町の”地域おこし協力隊”の募集を見つけてくれて、すぐに応募して受かりました(笑)。

今までの仕事では出張することが多く、北海道内いろいろな地域を周っていましたという土門さん。

あるとき、スポットとして町は紹介されるけど、その道中の紹介をされることが全くない。道中にも美しい風景があるのにそれがすごくもったいないことに気づいたそうです。

土門さん

写真でそういうところを紹介して活気づけたい。写真という活動を通して地域活性化に興味を持っている今の自分の考え方にマッチしている。
そんな時に見つけた地域おこし協力隊は、今までやってきた仕事が活かせる場だと思いました。

きっかけは父のカメラ

土門さんは、カメラを趣味から始めて社会人になってから街のスナップ写真や風景写真をコンパクトデジタルカメラで撮影していました。

そしてカメラを本格的に始めたのは、2009年くらいから。

お父さんが一眼レフカメラを持っていて、それを借りて撮ったことがきっかけだったそう。

土門さん

そのうち自分の一眼レフカメラが欲しくなって購入しました。カメラを始めた頃の写真を見返すと、パッとしないなって思いますね(笑)。

その時々によって写真の好みも変わっていて、だんだん昔にさかのぼっていくと、今とは全然違う表現の仕方していて、見返すとなんか違うなって思い今風に仕上げを変えてみることもあるそうです。

土門さん

最初は札幌の街並みや道南の風景を撮っていました。人物を撮ることはほとんど無かったです。
今は仕事で撮ったりはするけど、それでもあんまり撮らないですね。ポートレート撮影はモデルさんがいればやりたいな思っているので、モデルさん募集中です(笑)。

得意なジャンルは風景写真の土門さん。

最近は人物撮影もしたいと思っているそうなので、我こそは!という方はぜひ手を挙げてください(笑)

写真展 ”空のある風景” を開催!

土門さん

今まで写真展をやったことが無くて、自分の写真を見てもらう機会がほしいなと考えていました。

土門さん

この町には、ここハレタのように写真展などをするには丁度良いスペースがあったこととなにより周りの後押しがあったので、思い切ってやってみようと思いました。

土門さん

今の時代、写真を印刷する人って少ないですよね。僕も印刷することは多くないけど、印刷をして写真を見るって楽しいし、ケータイとか画面で見るのとは違って飾って置いておくとまた雰囲気が変わってくる。

土門さん

それと作品には、タイトルがつきものだと思いますがあえてつけていません。タイトルがあるとそれに引っ張られてしまうので、見に来てくれた人にどういう写真なのかなっていうのを想像してもらいたくてつけませんでした。

今回の写真展では、写真、キャンバス、パネルの3種類を用意。

これらを見ていろいろな楽しみ方を知ってもらいたいと話していました。

フォトグラファーとしての今後

一昨年(2019年)ぐらいから、自分の写真館をつくりたいと思い始めた土門さん。

土門さん

コロナが始まる前までは、前に勤めていた会社や付き合いのある会社などから依頼が来て仕事をもらっていたので、特に自分で集客をしなくても仕事はあったんです。

土門さん

でも、コロナになって、仕事がほぼゼロになってしまい「これはまずい!」と思って。今までは仕事を受ける側だったので、自分で集客できるシステムを作りたいと思いました。

いま土門さんが考えているのが、ガーデンが併設されたフォトスタジオをつくって風景と一緒に人を撮ること。

お客様がスタジオ内の壁の一部に自由に落書きをできるスペースを作り、完成した壁の前で写真を撮る。といった場をつくること、だそうです。

土門さん

写真撮影やほかにもやっていた動画制作とかもそうですけど、お客さんの笑顔が見られるからやってきました。お客さんに写真や動画を渡すと、ものすごく喜んでくれるんです。そういう笑顔が見たくてずっと続けています。

写真展を終えて

土門さん

今回いろいろな材質のものに写真を印刷してみて、自分でもキャンバスとかにすると良いなっていう発見もあったし、写真の表現力っていっぱいあるんだなって実感しました。

土門さん

また、予想していたよりもたくさんの方が見に来てくれたので、嬉しかったし楽しかったです。次も開催してほしいという要望が多数あったので、もしまた写真展を開催する機会があれば、風景だけではなく動物など今回とは違ったテーマでやってみたいですね。

初めてだらけの写真展は無事に終了し、新たな目標ができた土門さん。

見に来てくれた方々からの心温まる言葉などが、自分の作品への自信に繋がったとおっしゃっていました。

第2弾となる写真展はいつ開催されるのでしょうか。次はどのような写真を見せていただけるのか、今から楽しみな私です。

さて、土門さんの今後はいかに!

フォトグラファーとしての今後の夢に期待です!!

土門さんの写真はSNSでも見ることができます。
こちらもぜひチェックしてみてください。

Instagram:https://www.instagram.com/icp.amotion/
Twitter:https://twitter.com/harunire00

まちジョブハレタお仕事紹介【上士幌町ふるさと学生応援梱包作業】

まちジョブハレタ(人材センター)にはさまざまなお仕事がありますが、どんなことをしているのかわからない方のために今回は「梱包作業」のお仕事をご紹介します。

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写真:土門史幸

現在まちジョブハレタでは上士幌町ふるさと学生応援事業の梱包作業をしています。

上士幌町ふるさと学生応援事業は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け学費や生活費の捻出に苦慮している学生の皆さんに上士幌の特産品、食料品などの応援物資を送る事業のことです。

上士幌町ふるさと学生応援事業について詳しく見る

梱包作業は、まちづくり会社の2Fにあるコワーキングスペースで一箱ずつ丁寧に特産品などを詰めて梱包する簡単な作業です。

上士幌町ふるさと学生応援事業の梱包作業は12月で終了してしまいますが、まちジョブハレタでは老若男女問わず様々なお仕事をしています。

これから何かお仕事を始めてみたいな、興味があるなという方はまちづくり会社までご連絡ください。

どなたでも歓迎いたします!

お問い合わせ先
まちジョブハレタ(人材センター)担当:木原・岩部
TEL:01564-7-7630

カミシホロホテルのご紹介

2021年7月4日にオープンしたばかりのカミシホロホテルについて支配人の島田裕子さんにお話をお伺いしてきました。


WRITER/PHOTOGRAPHER

土門 史幸

フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。


なぜホテルを上士幌に?

まずは、なぜ上士幌にホテルをオープンしたのかを聞いてみました。

カミシホロホテルの外観

ロゴは未来を表現したポリゴンと上士幌の牛がくつろいでいるところをイメージ

上士幌の周辺には、道の駅やナイタイ高原といった観光資源がたくさんあるので町中に宿泊施設を増やしたら上士幌に滞在してくれる観光客の方が増えるのではないかと思いホテルをオープンしたと話してくれました。

上士幌は観光資源が豊富なので滞在してくれる方が増えて町の活性化になって欲しいですね!

便利なホテル

カミシホロホテルのラウンジ

カミシホロホテルのコンセプトは便利なホテル。

ICT(Information and Communication Technology)を使うことによりホテルの滞在がよりスマートになるようなつくりになっています。

※ICTとは通信技術を活用したコミュニケーションを意味します。

顔認証でチェックイン

チェックインでは、宿泊客の顔を登録し顔認証をします。

顔認証をすることによって鍵を使わずに部屋に入ることができるようになります。

ホテルの受付 チェックイン時に顔を登録

ただし、マスクをつけていると上手く認証しないようなので顔認証をする場合はマスクを外すことで認証するようです。

一度宿泊をして顔認証を行ったことがある方は次回の宿泊時に部屋番号などの案内が登録したメールに届くので、素早くチェックインができます。

客室のドア横にあるタブレットを使って顔認証を行う

2回目以降、チェックインの時間が短縮できてすぐお部屋で休めるのはありがたいですね。

誰にも合わずに受け取る宅配ボックス

また、客室には宅配ボックスが設けてあります。

朝食やタオルなどのアメニティグッズをホテルのスタッフが運んでくれるのですが、この際にスタッフと宿泊者が接触することはありません。

宅配ボックスに何か物が入ると客室にあるランプが点灯するようになっているので、客室にいながら誰にも合わずに荷物を受け取ることができます。

宅配ボックスに何も入っていない状態

宅配ボックスに荷物が届くとランプが点灯

ホテルの事務所にも通知が届くようになっているので受け取られたかどうか分かるようになっています。

余計な接触を避けることができ、新型コロナウィルスの対策にもなっていて、対面で誰かに会うことがないので女性ひとりでも安心してホテルに滞在すことができます。

仕事に便利な広いテーブル

客室やラウンジにあるテーブルは通常のビジネスホテルと違って奥行きのあるテーブルになっています。

奥行きのある客室のテーブル

電源も備えているので充電をしながら作業することもできる

奥行きを広く取ることでパソコンでの作業や朝食などゆとりを持ってとることができるので、ホテルで作業が必要なビジネスを目的とした方にも快適に滞在してもらえるようになっています。

作業スペースにゆとりがあると心にもゆとりができるので落ち着いて仕事や朝食をとることができますね。

夏は庭で朝食をとることができハンモックでくつろぐこともできる(撮影時は秋)

ホテルの魅力

カミシホロホテルは家電に力を入れていて、館内や客室にはダイキンの空気清浄機やエアコンを導入していて、空気を清潔に保っています。

客室に備えているエアコン

館内や客室に備えている空気清浄機

客室にはダイソンのドライヤーやReFaのシャワーヘッドを備えていて、高級なドライヤーやシャワーヘッドを使用することができます。

3点ユニットバス

ReFaのシャワーヘッド

入浴剤もあるのでゆっくりとお風呂に入ることもできる

ダイソンのドライヤー

ラウンジには宿泊者であれば自由に使えるコーヒーメーカや電子レンジ、トースターがあるのでお部屋ではなくラウンジで朝食をとることもできます。

開放感のあるラウンジ

自由に使えるラウンジのコーヒーメーカーやトースター

廊下にはアートワークが飾ってあり、このアートワークは上士幌町の事業者から出た廃材を使用ています。

アートワークから町のことを知ってほしいということで廃材が出る過程をラウンジにあるでテレビで放映しているので、アートワークと映像をじっくり見て知識を深めるのもいいかもしれませんね!

羊毛で作られたアートワーク

高級車に乗って北海道を楽しむ

21年9月20日からカミシホロホテルの予約時にカーシェアプランが選べるようになっていて、それを選ぶとポルシェのタイカン4SかレクサスのUX300eのどちらかをレンタルすることができます。

左:タイカン4S  右:UX300e

「ちょっといい車に乗って北海道を満喫してもらえたら」と語る支配人の島田さん。

筆者もポルシェに乗らせていただいたのですが、静かなのにパワーもあってとても運転しやすかったです。

高級車に乗っているというだけでテンションも上がるし、ワクワクしながら運転しました。

なかなか乗る機会がない車なので、これを機に上士幌を起点としてレンタカーで北海道を巡ってみるのもいいかもしれませんね!

また、電動自転車が3台、電動キックボードが3台、VanMoofという次世代型電動自転車が3台あり、宿泊者であればどなたでも無料で使うことができるので、町内や郊外にお出かけするのに最適です。

無料でレンタルできるVanMoofの次世代型電動自転車

今後の展望

今後はサイクリングや冬の遊びなどアクティビティに力を入れた宿泊プランなどを作り、上士幌の魅力を存分に楽しめる提案をしていきたいと話す島田さん。

上士幌町や十勝の旅行を考えているなら観光の拠点として、カミシホロホテルに滞在するのもいいかもしれませんね!

\ 便利なホテル /

宿泊プランを見る

/ 最先端技術を体験 \

みんぱくモリオカハウスかみしほろのご紹介

上士幌町にある民泊、「みんぱくモリオカハウスかみしほろ」さんにおじゃましてきました。

民泊とは、個人が戸建て住宅やマンションの部屋を全部又は一部を活用して、旅行者等に宿泊サービスを提供することです。

「みんぱくモリオカハウスかみしほろ」はオーナーの森岡康さんと妻の庸子さんのお二人で経営されています。


WRITER/PHOTOGRAPHER

土門 史幸

フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。


なぜ上士幌町で民泊を?

上士幌町でなぜ民泊を始めたのか尋ねると、最初は民泊ではなく賃貸にしようか悩んでいたと話す庸子さん。

しかし、そのときに民泊のことを知り興味を持ったことがきっかけになったそうで、実際に本州や足寄の民泊や帯広の農泊を体験しやってみたい気持ちが出てきたこと、上士幌町には当時1件しか宿泊施設がなかったので町の役に立つのではと考えたそうです。

そして立地がいいこと、上士幌町のまちづくり会社に勤めるデザイナーが「プロデュースするよ」という背中を押す一言で民泊を経営することを決意。

また「上士幌町を目的地としてきてほしい、通過点ではなく道の駅やナイタイ高原、糠平など外交をゆっくり周ってもらいたいという思いもあった」と。

そこで空き家になる自宅近くの平屋住宅を取得し、民泊にリフォーム。

森岡さんは民泊の他に建設会社を長年経営されていますが、民泊のコンセプトはデザイナーにおまかせしたそうです。

「ここまで変わると思っていなかった」

業者という自分たちの立場だけではここまでのイメージがなく、デザイナーの思い切った発想に最初は戸惑ったけど他にないものができて良かったと話してくれました。

オシャレな民泊

モリオカハウスはとにかくオシャレで、非日常を感じられる空間になっています。

目印となる大きな「森」という看板が目立ちます。

モリオカハウスの外観はランドマークとなるようにかぼちゃをイメージ。

屋根はかぼちゃの皮の色、外壁はかぼちゃの実の色になっています。

そんなモリオカハウスの内装はとても素敵で建物に入った瞬間に「おぉー!」と思わず声が出てしまいました。

玄関は大きな荷物を持っていても十分なスペースがあり、バラのボードにはメッセージを書くことができるペンが用意されていて宿泊の感想など自由に記載することができます。

モリオカハウスは寝室が2室、ダイニングキッチン、リビング、お風呂、トイレ、洗面台を完備していて、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機やテレビも設置。

広々としたリビングでは大人が数名でもゆっくりとくつろげます。

ダイニングキッチンでは近所のお店で食材を買ってきて自炊することもできます。

トイレとお風呂と洗面台。

WiFiも使用することができ、リビングの窓際にあるカウンターで外を眺めながら仕事などができるようになっているので、シェアオフィスとして使用しても構わないそうです。

その際にチェックインとチェックアウトの時間は決まっているが、もし前後で誰も使用していなければ時間をずらしてハウスを借りることもできます。

うみともり

寝室は「ウミノヘヤ」と「もりのへや」があります。

「ウミノヘヤ」は青を基調としていて、6畳の部屋にイカダをイメージしたキングサイズの畳ベッドが敷いてあるので、小さい子どもと一緒にゆっくりと過ごすことができます。

「もりのへや」は自然に囲まれた雰囲気になっていて、こちらは6畳の部屋にツインベッドが設置されています。

みんぱくモリオカハウスかみしほろ

宿泊プランは一棟プランのみになっていて、基本チェックイン時間  15:00〜、基本チェックアウト時間 11:00〜となっています。

総部屋数は2つで「もりのへや/ツインベッド」と「ウミノヘヤ/畳・布団」があります。

その他にリビングタイニング、バス、トイレがついています。

大人4名(小学生以下の子ども2名まで)利用可能で1泊15000円(税別)になっていて、オプションとしてプラス2000円(税別)で小学生以下の子ども1名まで追加で宿泊することでができます。

※宿泊料金、プラン等、予告なく変更する場合があるので、申込みのときにご確認ください。

食事は付いていませんが、調理器具がそろっているので自炊ができます。

また付近には、飲食店が多数あるのでそちらで食事を楽しむことができます。

\ 非日常を体験 /

宿泊を予約する
インスタグラムを見る

モリオカハウスの今後について

将来的にはモリオカハウスの裏の畑で育てた作物を収穫してもらい宿泊者に調理してもらうことや、敷地内に東屋を建ててBBQができるスペースを作る構想があり、二人は「徐々に楽しみながらやっていきたい」と楽しそうに語っていました。

みんぱくモリオカハウスかみしほろは森岡夫妻にとって夢の場所。

これからの活動に期待したいですね!!

上士幌町まなびの広場2021夏が開催されました

今回で5回目の開催となった上士幌町まなびの広場。

今年は2021年7月26日から2021年8月6日の10日間で【人生を豊かにする】というテーマのもと、26日は上士幌中学校で、残りの期間は生涯学習センター「わっか」で開催されました。

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写真:土門史幸

上士幌町や近隣町村に住む中学生と高校生を対象とし、自分の好きな「学び」(教科学習・ワークショップ・対話)を選んで自由に参加することができます。

各自が好きな席で学校の宿題や受験勉強に取り組みながら、分からないところがあればスタッフが寄り添ってサポートをしてくれます。

また、会場では上士幌高校生が熱気球をペーパークラフトで作っていたり、仲間と協力してピタゴラスイッチを作るなどの様々なワークショップも随時行わたりと、多種多様な「学び」の機会が提供されていました。

時には、大学生や社会人のスタッフが生徒の悩みを聞いてあげたり、一緒に体を動かしてリフレッシュしたりしている姿も見られます。

短い期間であっても、「まなびの広場」が生徒達にとって居場所の一つとなっているようです。

こういった「学び」の中から地元ではふだんあまり出会えないさまざまな経歴を持つ年上の世代と交流することで将来の選択肢を広げてもらうことが目的です。

最初はあまり乗り気ではなかったけど「来てよかった」「褒めてもらえるのが嬉しい」「冬も参加したい」と参加することによって価値観が変わった生徒もいました。

詳しい様子に関しては下記のリンクからご覧になれます。

\ 人生を豊かにする /

まなびの広場を詳しく見る

/ 将来の選択肢を広げよう! \

まちジョブハレタお仕事紹介【草抜き】

まちジョブハレタ(人材センター)にはさまざまなお仕事がありますが、どんなことをしているのかわからない方のために今回は「草抜き」のお仕事をご紹介します。

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写真:土門史幸

「草抜き」のお仕事は依頼のあったご自宅に伺い手で雑草を抜いたり、鎌などの道具を使って草を刈るお仕事です。

草を刈る道具はまちジョブハレタで用意をしているので軍手と汚れてもいい服装で現場に行くだけでOKです。

現場では老若男女問わず働いています。
これから何かお仕事を始めてみたいな、興味があるなという方はまちづくり会社までご連絡ください。

どなたでも歓迎いたします!

お問い合わせ先
まちジョブハレタ(人材センター)担当:木原
TEL:01564-7-7630

「ハレタ」のキッチンをご紹介します!

まちづくり会社では、起業家支援センター「ハレタかみしほろ」のスペースで町民の「好きなこと」「得意なこと」を活かしたさまざまなチャレンジイベントを企画運営しています。

今回は、飲食のチャレンジイベントでご使用いただけるキッチンスペースをご紹介します。
IHコンロ(3ツ口)、冷蔵庫、製氷機、スチームオーブンレンジ、炊飯器、コーヒーメーカーなどの電化製品に、調理器具、食器類(大皿、小皿、飯茶碗、汁椀、グラス、コーヒーカップ、カトラリー)などの備品があり、調理、製作にお使いいただけます。

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写真:土門史幸

出店にチャレンジする人に、イベントで町の皆さんとつながる楽しさや喜びを感じていただき、そこからコミュニティや新しい「なりわい」のたねが生まれて、芽が育っていくことを願っています。

「ハレタでランチやカフェイベントにチャレンジしてみたい」という人は、(株)生涯活躍のまちかみしほろへお問い合わせください。

ハレたねチャレンジ企画担当:八下田(やげた)
TEL:01564-7-7630

移住体験おすすめ!上士幌町の「人」に触れ合うコンテンツを紹介します。

本日はちょっと変わった移住体験記事を書いてみます!2020年に約5カ月を過ごしてきた上士幌町。このページを閲覧いただいている皆さんには、せっかくホロロジーという「上士幌町の人」を紹介している本サイトに訪れてもらいましたので、サイトで紹介している記事を通して、私たちが上士幌町でどんな人と出会えたか、どんな遊びができたか、などをご紹介していきます!とっても実践的でリアルな内容ですので、ぜひご期待ください!


WRITER

田中 亮 (たなか りょう)

JICA訓練生。1982年生まれ。茨城県出身。JICA訓練生として、2020年8月末に上士幌町にきて、約5ヶ月間上士幌町に滞在していました。基本的には、ハレタかみしほろの2階にあるシェアハウスに滞在していたのですが、ご縁あって、1ヶ月だけ旧教員住宅の「体験住宅」に住んでいました。


実際に上士幌町に移住やUターンした人に話を聞きました!!

自宅にバスケットコートを作ってしまったご家族の移住話です!家でバスケできるなんて憧れます。関連記事はこちら↓(この流れでこのページは進んでいきます!)

願いは叶う。バスケットコートと子育てへの想い。

2016年に家族4人で移住してきた瀬野夫婦。小さな子どもを育てながら、夫婦2人で移住前とは異なる仕事で活躍されています!

https://kamishihoro-horology.com/?p=2130

農家さんの生活って?ということで、上士幌町外からやってきた農家の奥様がた。しかも子育て真っ盛りの30歳前後の女性3名に集まっていただきました!

農家に嫁いだママたちのホンネ〜農家のママさん座談会〜

上士幌町に育ってみてどうだった?上士幌町に戻ってきた同級生3人で座談会をしてもらいました。どんな想いで上士幌町で育ったのか、ぜひご覧ください。

〜同級生と、あのころに戻る〜1994年生まれの3人・前編

おせっかいが好きだという北上さんは20年以上前に兵庫県から移住してきた大先輩。上士幌町の惚れ込んだ理由を語っていただきました。

北上さんだから焼かれたい、お節介

飲食店もご飯も充実!

滞在しているとご飯もとっても大切!品揃え充実のスーパーに、個性的な飲食店がズラリ!

スーパー「ルピナ」の星代表のインタビュー!83歳の代表が今日も元気に営業中。こんな社長がいる職場の元で働きたい!

https://kamishihoro-horology.com/?p=2134

ルピナのおすすめは上士幌ポーク!ということで、上士幌ポークを使って豚丼作りをしました。十勝といえば、豚丼!豚丼って簡単に作れる家庭料理なんです。今回は十勝の家庭ではあまり見られなくなったタレ作りを教えてもらいました!ぜひ参考に!

豚丼のタレを作ってみよう!〜タレ作り編〜

春から秋にかけては、野菜市もやってます!80歳を超えるおばあちゃんたちが元気に営業しています!

上士幌町民に愛され続けて20年。農家さんの仲良し主婦メンバーで続ける『かあちゃんばーちゃん野菜市』

お腹いっぱい食べたい!そんな時はフォーシーズンがおすすめ!そして素敵なご夫婦のお話を!

35年間、上士幌町で愛され続ける喫茶店『フォーシーズン』~夫婦で支え合う~

廃校を利用した上士幌町で人気でお洒落なハンバーグを食べたい!そんな時はtobachiへ!町民ライターの先輩が運営しているとのことで会ってきました。

【あの人に会う】蜂蜜屋の父の思いを受け継ぐtobachiのお兄さん

自然を満喫するぞ

国立公園に接しているのも上士幌町の特徴の一つ。ぜひ大自然も満喫していただきたい!ということでいくつか記事をピックアップ!

東大雪の自然、世界の昆虫、そしてバックヤードへ!ひがし大雪自然館
東大雪の自然、世界の昆虫、そしてバックヤードへ!ひがし大雪自然館
上士幌町ならではの体験!熱気球で空の旅! 

周辺環境について

体験移住!と名売ってこの記事を作成していますので、街中にある周辺環境についても簡単に紹介します!

街中には上士幌町スポーツセンターがあります。上士幌町に住んでいれば、無料で備え付けのマシンを使ってトレーニングをすることができ、しかも、夜の9時30分まで営業!

温泉施設ふれあいプラザでお風呂とサウナも入れます!しかも温泉に300円で入ることができ、サウナまでついているのでとてもお得です。

お出かけ足編

車はなかったのですが、体験移住住宅から徒歩圏内に商店やコンビニがあります。遠出をしたい時などは、バスやカーシェアリングを利用することも可能です!

上士幌町交通ターミナルがあり、帯広方面や糠平方面行きのバスの停留所があります。待合室は、Wi-Fiと電源があるのも嬉しいポイント!

上士幌町内にカーシェアのサービスもあるのでとっても便利!

ということで、いかがでしたでしょうか?
たくさんの素敵な人がいるのも上士幌町の特徴の一つ。何より、地方移住が当たり前ではなかった20年以上前から移住者を受け入れる土壌があったということがとても素敵なポイントでもあります。ぜひぜひ、上士幌町に移住体験をして、この記事を参考にたくさんの人と出会っていただければと思います。

【中高生が取材体験!Part4】取材体験をしてみた∞ゼミメンバーの感想

 ホロロジーの取材体験 Par4!上士幌町の中高生が所属する「∞ゼミ(マルマルゼミ)」の協力のもと、上士幌町を盛り上げていきたい!という思いをもって活動されている有志団体「フリーフライト」の皆さんにお話を伺ってきました。これまでのPart3までで取材を終えた∞ゼミのメンバーに感想を聞いてみました。「取材する」ことと「記事にする」という体験を初めて経験した生徒の皆さんはどんな感想を持ったのでしょうか?

過去の記事はリンクから↓
Part1 フリーフライトってどんなことしてるんですか?
Part2 フリーフライトのやりがいって?
Part3 用意していた質問が尽きてしまった??

 ∞ゼミメンバー

ゼミのメンバーには、取材準備・取材・文字起こしまでをお願いしました。メンバー紹介とともに、ゼミ内での役割分担を説明します。

・原口龍煌さん:取材リーダー、インタビュアー(取材準備・取材)
・齊藤香暖さん:質問の考案、リーダーのサポート役(取材準備・取材)
・梅津千尋さん:質問の考案、リーダーのサポート役(取材準備・取材・文字起こし)
・戸枝綺音さん:取材当日の写真撮影担当(取材準備・取材・文字起こし)
・戸枝琴音さん:取材当日の写真撮影担当(取材準備・取材・文字起こし)
・堀江大智さん:質問の考案、文字起こし担当(取材準備・文字起こし)
・西丸知那さん:質問の考案、文字起こし担当(取材準備・文字起こし)

それぞれの感想

齊藤:今回初めてゼミとして取材を経験でき、とても貴重な体験になりました。取材後の活動にあまり参加できなかったため、中途半端で終わってしまったことが少し後悔です。今回の取材の経験を生かし今後の自分の糧にしていきたいと思います。

原口:初めての取材でしたので緊張しました。ですがそれ以上に良い経験をさせていただきましたこの経験は忘れません。いつも来なかったのはこっちでいろいろあったので、次回からちゃんとゼミ行きます、すいません。

戸枝絢:最初は「写真撮るだけだし楽だろう」と軽い気持ちだったけど、実際にやってみるとすごい大変だったし、文字起こしするときもいちいち聞いては書いてとするのが大変でした。写真を撮るのは楽しかった。ただ文字起こしが大変すぎた。やめたいと思った?という質問に対し、やめたいと思ったことはないという答えが出てきたのはびっくりしました。楽しかったのでまたやりたい!とは思ったのですがちょっと大変だ。

戸枝琴:最初は特に難しくないだろうと思っていた。でもやってみるとどの角度から取ろうか迷って、なかなか難しいなと思った。どんな角度から撮ればうまくいくか試行錯誤が大変だった。クロワッサンドのくだりと辞めたいと思ったことはあるかという質問に対する答えが印象に残っている。自分にはあまり向いて と思った。

梅津:取材前は全体的に難しそうだと思ってたけど、やってみると意外と楽しかった。一番大変だったのは文字起こしです。節分の日にこども園に行って鬼役をやる話が印象に残っている。どの質問に対しても笑って答えてくれたから面白かった。取材のすべてじゃなく文字起こしとかならやってみたいと思った。 

一番多く聞こえた声は、「文字起こしが大変だった」という意見。聞いては書いてを繰り返す作業は、今までやったことのない経験で、みんな苦戦していたようです。他には、「どの角度から撮ろうか迷ってしまい試行錯誤した」「いい経験になったので忘れない」などの意見をもらいました。その中で僕自身が関われてよかったなと思えたのは「またやってみたい」という意見があったことです。

そして皆さんはこの取材や生徒たちの感想を読んでみて、どう思われましたか?

私は中高生にもっともっと様々な挑戦をして欲しいと思いました。そして、年齢の垣根を越えて、上士幌町で暮らす人たちとたくさん話をして欲しいなと思いました。私自身もホロロジーのライターを経験して、上士幌町のことをまだまだ知らなかったことに気づき、かっこいい、おもしろい町民がたくさんいることを知りました。今後、ホロロジーは世代を越えて人と人とを繋ぐプラットホームになる可能性を秘め、町民にとって素晴らしい機会を創出できるのではないかと感じました。

また∞ゼミとのコラボができるかな?と期待をしつつ、協力してくれた7人に大きな拍手を送りたいです。本当にありがとうございました!

【中高生が取材体験!Part3】用意していた質問が尽きてしまった??

ホロロジーの取材体験 Par3!上士幌町の中高生が所属する「∞ゼミ(マルマルゼミ)」の協力のもと、上士幌町を盛り上げていきたい!という思いをもって活動されている有志団体「フリーフライト」の皆さんにお話を伺ってきました。

過去の記事はリンクから↓
Part1 フリーフライトってどんなことしてるんですか?
Part2 フリーフライトのやりがいって?

 「∞ゼミ」は上士幌町教育委員会主催事業で、中高生の視点から地域課題を考え、解決を目指しながら自らの”やりたい”を見つけ、その実現を目指す中高生団体です。ゼミのメンバーには、取材準備、取材、文字起こしまでをお願いしました。

 最終回Part3は、質問し切った中高生にまだまだ物足りないと、フリーフライトメンバーから質問のおかわりが!この窮地に中高生はどんな対応を見せるのか、ご覧ください!

 ∞ゼミメンバー

ゼミのメンバーには、取材準備・取材・文字起こしまでをお願いしました。メンバー紹介とともに、ゼミ内での役割分担を説明します。

・原口龍煌さん:取材リーダー、インタビュアー(取材準備・取材)
・齊藤香暖さん:質問の考案、リーダーのサポート役(取材準備・取材)
・梅津千尋さん:質問の考案、リーダーのサポート役(取材準備・取材・文字起こし)
・戸枝綺音さん:取材当日の写真撮影担当(取材準備・取材・文字起こし)
・戸枝琴音さん:取材当日の写真撮影担当(取材準備・取材・文字起こし)
・堀江大智さん:質問の考案、文字起こし担当(取材準備・文字起こし)
・西丸知那さん:質問の考案、文字起こし担当(取材準備・文字起こし)

フリーフライトメンバー

・嘉藤貴之さん:フリーフライトリーダー、ルピナ勤務
・四戸智昭さん:こども園の先生、薪割りの取材でお世話になりました
・北西莉乃さん:小中学校の栄養教諭、上士幌産の食材レシピでお世話になりました

質問が尽き、大人のむちゃぶりと闘う

嘉藤さん

あれ、もう終わり?なんでもいいよ。今、何か今ぱっと思いついた質問でも。

原口くん

うーん・・・

嘉藤さん

ちょうだいちょうだい。

四戸さん

おかわり欲しくなっちゃってる(笑)。

原口くん

じゃあ、企業理念は?

一同:(笑)

嘉藤さん

企業理念!?僕ら企業じゃないけど(笑)、理念は、「楽しく・みんなで・笑顔で、助け合う」だっけ?

四戸さん

「だれでも・笑顔・つなげる」だったかな(笑)。

嘉藤さん

ぼやっとしてるなぁ(笑)

一同:(笑)

嘉藤さん

あとは?質問ちょうだいちょうだい。

原口くん

好きな食べ物は?

一同:(笑)

四戸さん

振り絞ったね。

嘉藤さん

これが終わりの合図だな(笑)。それはもちろんナイタイ和牛でしょ!毎朝食べてるよ。

北西さん

朝(笑)。

原口くん

食べ方は?

嘉藤さん

ご飯の上にドンっとステーキをのせて。それを見ながらパンを食べてる。

一同:(笑)

嘉藤さん

もっともっと。

原口くん

対象年齢は?

嘉藤さん

対象年齢は決めてないよね。地域の活動に興味があれば、何歳でもウェルカムです。

原口くん

趣味は?

嘉藤さん

趣味ないんだよなぁ。たつき(原口さん)は?

原口くん

けん玉と、ドリフトラジコン。

嘉藤さん

ドリフトラジコン?

原口くん

ラジコンでドリフトやってる。

嘉藤さん

ラジコンね。いいよね、趣味あるって。

原口くん

けん玉やりましょう!

嘉藤さん

けん玉やっちゃう?

四戸さん

だめよ、膝曲がらないから(笑)。

一同:(笑)

嘉藤さん

そうそう。膝は曲がらないし、みんなに下手だって言われるの嫌だもんな(笑)。

つづいては∞ゼミへ逆質問

四戸さん

逆に質問してもいい?どんなイベントがあったら、上士幌町は楽しくなると思う?

原口くん

ほかのところにないようなお祭りとか、奇抜な屋台とか・・・

嘉藤さん

去年は全然なかったけど、やっぱり祭りって楽しいよね。昔いっぱいあったよね。(原口さんに同意を求める)

四戸さん

いや同年代じゃないから。

一同:(笑)

四戸さん

たかさん(嘉藤さん)の時代は、どのぐらい祭りあったの?今は4つくらいしかないけど。

嘉藤さん

今とそんなに変わらないけど、秋祭りが2日間だったよ。当時は神社祭って呼んでいて、祭りの日は小中学校は3時間授業だったから学校が終わったら、みんなで「祭り行こう!」ってなってた。

四戸さん

そんな時代があったんだね。

嘉藤さん

経験ない?

四戸さん

ないなぁ。でもいいね、そういうの。

嘉藤さん

やっぱり祭りも含め、新しいことができれば町は盛り上がるし、自分たちがあったらいいなぁということを考えていきたいね。

フリーフライトの今後の活動、そしてついに取材終了!

嘉藤さん

あとは?何か質問ある?

原口くん

今後の活動って決まっていますか?

嘉藤さん

まだ具体的には決まってないです。ちなみに、去年はコロナの影響でほとんど活動できなかったんだ。2021年もまだコロナの影響は続きそうだから、人を集めたり、密になるようなことは避けていかないといけないよね。それでもできることはあると思うので、しっかり対策をしつつ、自分たちでやれること、世の中に許されることを考えて、今年はかたちにしていきたいなと思ってます。

原口くん

難しそうですね。でも何か一緒にできたら楽しそう!

一同:(しばしの沈黙)

嘉藤さん

一回休憩にするか?

四戸さん

続くの?終わらせようよ(笑)

一同:(笑)

原口くん

今日はいろんな質問をさせていただきありがとうございます。ホロロジーの記事掲載に向けて頑張ります。

一同:ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?

こうしてみんなで書き上げた取材は終了しました。

次回のPart4は∞ゼミのメンバーに今回の取材の取り組みを行ってみた感想をまとめています。ぜひご覧ください!

【中高生が取材体験!Part2】フリーフライトのやりがいって?

 ホロロジーの取材体験 Part2!上士幌町の中高生が所属する「∞ゼミ(マルマルゼミ)」の協力のもと、上士幌町を盛り上げていきたい!という思いをもって活動されている有志団体「フリーフライト」の皆さんにお話を伺ってきました。Part1はこちらから

 「∞ゼミ」は上士幌町教育委員会主催事業で、中高生の視点から地域課題を考え、解決を目指しながら自らの”やりたい”を見つけ、その実現を目指す中高生団体です。ゼミのメンバーには、取材準備、取材、文字起こしまでをお願いしました。

 Part2はフリーフライトの活動の内部事情やどんなところから活動の依頼が来るかなど、少し掘り下げた内容を伺っていきます、ご覧ください!

 ∞ゼミメンバー

ゼミのメンバーには、取材準備・取材・文字起こしまでをお願いしました。メンバー紹介とともに、ゼミ内での役割分担を説明します。

・原口龍煌さん:取材リーダー、インタビュアー(取材準備・取材)
・齊藤香暖さん:質問の考案、リーダーのサポート役(取材準備・取材)
・梅津千尋さん:質問の考案、リーダーのサポート役(取材準備・取材・文字起こし)
・戸枝綺音さん:取材当日の写真撮影担当(取材準備・取材・文字起こし)
・戸枝琴音さん:取材当日の写真撮影担当(取材準備・取材・文字起こし)
・堀江大智さん:質問の考案、文字起こし担当(取材準備・文字起こし)
・西丸知那さん:質問の考案、文字起こし担当(取材準備・文字起こし)

フリーフライトメンバー

・嘉藤貴之さん:フリーフライトリーダー、ルピナ勤務
・四戸智昭さん:こども園の先生、薪割りの取材でお世話になりました
・北西莉乃さん:小中学校の栄養教諭、上士幌産の食材レシピでお世話になりました

活動のやりがいと原口が聞いてみたかったこと

原口くん

活動をしていてやりがいを感じるときってどんなときですか?

北西さん

やりがいといえば、クリスマス大作戦のときに子どもたちが「すごいサンタさんだ~やった~!きた~!」と喜んでくれたのがまずうれしい!あとはいろんな人との出会い。イベントに参加することでメンバーだけじゃなく、町内に住んでるけど、少し遠い存在だった人もつながることができて、そういうところが面白いなと思っています。

原口くん

楽しかったこと、辛かったことはありますか?

四戸さん

ナイタイテラスでクロワッサンドを販売して、特に町外の人と触れ合う機会が多かったのは、楽しかったな。あとは初代の兼子さんがやっていた気球焼き。「受け継いでくれる人できたんだね」「若い人やってくれてよかったな」っていう声が聞けたときはうれしかったね。

原口くん

辛かったことは?

四戸さん

辛かったのは、冬のバルーンミーティングの焼きマシュマロだったかな。寒すぎて、自分は一体何をしているんだろうと思うときがありました(笑)。

原口くん

次は僕が個人的に聞きたいことなんですが、辞めたいと思ったことはありますか

嘉藤さん

みんなの前では言えないこともあるから、後で2人きりで話そうか(笑)。

一同:(爆笑)

嘉藤さん

と言うのは冗談で自分はないよ、辞めようと思ったことはないね。

四戸さん

やりたくないときはやらなくていいかなって思ってるからね。例えばたかさん(嘉藤さん)が何かやろうって言ったときに、自分はやりたくないなと思ったら、参加はしなくてもいいと思っているからね。

嘉藤さん

やりたいことをやりたい人たちでやればいいってスタンスだから。

フリーフライトのまとまりの秘訣

原口くん

僕らから見たらフリーフライトはまとまりがあると思っているんですが、なぜそんなにまとまりがあるんですか?

四戸さん

1人でいられないから。

一同:(爆笑)

北西さん

やっぱり嘉藤さんのおかげじゃないですかね。リーダーが大事。

嘉藤さん

あとでお小遣いあげないといけないね(笑)。

四戸さん

実のところを言うと、そもそもまとまろうとはしていないよね。フリーフライトの活動は答えがあるわけじゃないから、自然と目標に向かいながらまとまっていってる感じかもしれないね。

北西さん

あとは、誰のためにやるかがはっきりしてるからかな。私たちの場合は町や町民の人たち。

フリーフライトのワーク手法

原口くん

ずっと気になっていたんですけど、その後ろの紙ってなんですか?(ワークシートを指差して)

嘉藤さん

これはね、フリーフライトが活動するときにいろいろと企画を練るわけだけど、みんなで考えたアイデアをこうやって模造紙に書いていくんだ。

原口くん

楽しそう。

嘉藤さん

さっき言わなかったんだけど、フリーフライトの活動で熱気球のカードを作ってるんだよね。「モンゴルフィエカード」って知ってる?

原口くん

全部揃えました。

嘉藤さん

ほんとに!?メンバーも全部持ってないのに(笑)。あのカードは、子どもたちが気球に興味を持ってくれるものを作りたいねっていう話から、みんなで話し合った結果、ついつい集めたくなるようなカードを作ろうと企画したんだ。それから製作はどう分担するか、どう宣伝するか、実際にカードを配るときはどうするかを、ここにある企画書にまとめていったんだ。学校でもこういうことはやる?

原口くん

あまり慣れてないけど、たまにやったりはするかな。

嘉藤さん

物事を整理して決めるときは、こんな手法を使うと意見がまとまりやすくなるからおすすめだよ。

原口くん

そうなんですね、頭に入れておきます。

フリーフライトへの依頼とロゴについて

原口くん

フリーフライトにはどんな依頼がきますか?

嘉藤さん

節分の仮装はこども園から。老人ホームのすずらん荘からは、年に一度の夏祭りで売店の手伝いをして欲しいとお願いされたことがありました。ナイタイテラスのクロワッサンドの販売も、テラスを運営してる会社の人たちから、オープン記念に手伝ってほしいというかたちで依頼がきました。

原口くん

幅広いですね。

嘉藤さん

そういう声がもっともっと増えていくように、フリーフライトでどんどん活動していきたいし、町民の人たちにこの団体を知ってもらいたいです。そうすれば、町民の中で何かをやりたいとなったときに、声をかけてもらえることが増えると思うし、町の中でいい循環が起こるような活動を自分たちも考えていきたいです。

原口くん

最後なんですが、インスタグラムを見たときにフリーフライトのロゴがかっこいいなと思ったんですけど、あのロゴって誰が作っているんですか?

嘉藤さん

このロゴは、フリーフライトのメンバーで元上士幌町役場勤務の高野さんという方がいて、その人は絵を描くのが上手なのでお願いしたんです。まずは団体名がフリーフライトだから気球の絵がほしいねということになって。「上士幌といえばタウシュベツ川橋梁もデザインに合わせたらいいね」という意見だったり、「大雪山もあったらいいね」という感じでメンバーで意見を出し合って、高野さんがロゴにしてくれました。

原口くん

すごいかっこいいです。

嘉藤さん

いいしょ。かっこいいしょ!

と今日はここまで、次回のPart3は、質問が尽きてしまう,,,そんなところから始まります!

【中高生が取材体験!Part1】フリーフライトってどんなことしてるんですか?

 今回はホロロジーを活用して町民が活躍できる場づくりをしていきたいということで、上士幌町の中高生が所属する「∞ゼミ(マルマルゼミ)」の協力のもと、ホロロジーの取材体験をしていただきました。∞ゼミは上士幌町教育委員会主催事業で、中高生の視点から地域課題を考え、解決を目指しながら自らの”やりたい”を見つけ、その実現を目指す中高生団体です。

 取材に行かせていただいたのは、上士幌町を盛り上げていきたい!という熱い思いをもった方々で構成された有志団体「フリーフライト」です。結成のきっかけや活動のことを中高生が根掘り葉掘り質問していきます。記事は3部構成でお届けします、ご覧ください!

 ∞ゼミメンバー

ゼミのメンバーには、取材準備・取材・文字起こしまでをお願いしました。メンバー紹介とともに、ゼミ内での役割分担を説明します。

・原口龍煌さん:取材リーダー、インタビュアー(取材準備・取材)
・齊藤香暖さん:質問の考案、リーダーのサポート役(取材準備・取材)
・梅津千尋さん:質問の考案、リーダーのサポート役(取材準備・取材・文字起こし)
・戸枝綺音さん:取材当日の写真撮影担当(取材準備・取材・文字起こし)
・戸枝琴音さん:取材当日の写真撮影担当(取材準備・取材・文字起こし)
・堀江大智さん:質問の考案、文字起こし担当(取材準備・文字起こし)
・西丸知那さん:質問の考案、文字起こし担当(取材準備・文字起こし)

フリーフライトメンバー

・嘉藤貴之さん:フリーフライトリーダー、ルピナ勤務
・四戸智昭さん:こども園の先生、薪割りの取材でお世話になりました
・北西莉乃さん:小中学校の栄養教諭、上士幌産の食材レシピでお世話になりました

大人の緊張とともに取材がスタート

嘉藤さん

フリーフライトの代表を務めてます、嘉藤と申します。

四戸さん

副代表の四戸です。

北西さん

メンバーの北西です。

原口くん

よろしくお願いします。ではさっそく質問します。一つ目が活動を始めるきっかけはなんでしたか?

四戸さん

はい。若者が・・・。

嘉藤さん

急に緊張してない?

四戸さん

本番となると緊張してくるな。もう一回聞いて(笑)。

原口くん

活動を始めるきっかけって何ですか?

四戸さん

はい、若者が自由に上士幌町を盛り上げるために、若い世代が集まって活動できる場があったらいいな、と思って立ち上げました。

嘉藤さん

固いねー。

一同:(笑)

嘉藤さん

もっとフランクな感じでいかないの(笑)?

フリーフライトの始まりとメンバーのこと

原口くん

フリーフライトって誰がやろうと言い始めたんですか?

四戸さん

言い始めたのは、僕とかつまくん(高橋克磨さん)と代表のたかさん(嘉藤さん)。みんなでやってみようかという感じでメンバーを集めました。

原口くん

そうなんですね、ではフリーフライトの由来ってなんですか?

四戸さん

由来は若者が自由に活動できる集まりがあったらいいなと思っていたことと、風に流されて気持ち良く気球が飛ぶことをフリーフライトっていうんですけど、上士幌町が気球の町なのでそこにかけてフリーフライトという名前にしました。

原口くん

メンバーはどうやって集めましたか?

嘉藤さん

メンバーは、若い人たちで「この町で楽しいことやろうよ」っていうことをまずテーマに持って、発起人の繋がりがある友達や職場の仲間、いろんな人たちに話をして、それに賛同を得てくれた人たちを集めました。

原口くん

いまどれくらいメンバーがいるんですか?

四戸さん

14人ですね。

原口くん

どんな仕事をしている人がいるのか知りたいです。

嘉藤さん

まず僕は、Aコープルピナに勤めています。あとはトカトカの運営にも携わっています。ほかには保育士さんだったり、北西さんは給食センターの栄養士さん?

北西さん

栄養教諭です。

嘉藤さん

あとは教育委員会のかつまくん、役場で勤めてるのが3〜4人、スポーツジムが1人、銀行1人。

四戸さん

あと歯科衛生士さん。

北西さん

消防士の方もいますね。

嘉藤さん

ちなみに歯科衛生士の方は住んでるところも、勤めてるところも上士幌じゃないんです。北西先生の地元の同級生で、活動に興味があるということで参加してくれています。ということもあって、メンバーの決まりが何もなくて、町民じゃなくてもいいんです。住んでる場所での縛りは一切ないので、帯広の人でもいいし、札幌の人でもいい。このフリーフライトっていう団体を知ってくれて、興味があるという人は誰でもウェルカムです!

今までの活動と大切にしていること

原口くん

今までの活動の内容を知りたいです。

嘉藤さん

フリーフライトは2017年に活動をスタートして、一番最初にやったことがクリスマス大作戦。サンタに扮して子供たちにプレゼントを届けよう!ということが最初の活動です。その後は、節分の日にメンバーが鬼に仮装してこども園に行って、こどもたちに豆を投げられたり。

四戸さん

豆を投げてもらえる。

原口くん

ちょっとドMチック(笑)

一同:(爆笑)

嘉藤さん

あとはフリーフライトの名前を少しでも定着させるために、お祭りなどのイベントで気球焼を売ってます。食べたことはある?

原口くん

はい。

嘉藤さん

もともと兼子さんという方が長く気球焼きを販売されていたんだけど、この方に焼き方や売り方を教えてもらって、冬のバルーンミーティングで売ったり。それから・・・

北西さん

楽楽市?

嘉藤さん

そうそう。フリーマーケットの楽楽市でも販売させてもらったりしてます。あとは、ナイタイテラスがオープンしたときも、クロワッサンドというトカトカのパンにお肉を挟めたサンドを作って販売しました。

原口くん

クロワッサンドってどれくらい売れたんですか。

一同:(笑)

嘉藤さん

3日間で400個〜500個くらい売れたはず。あれ、そんなに売れた?

嘉藤さん

オジサンたち、記憶がすぐなくなっちゃうから(笑)。まぁでも400個ぐらいは売れたかな。

原口くん

では次の質問です。活動する上で大切にしてることって何ですか。

嘉藤さん

一番は楽しくやるということ。みんなは放課後や休みのときみたいにプライベートの時間に集まって∞ゼミの活動をしてるよね。別に学校の先生に∞ゼミに行きなさいって言われないでしょ?

原口くん

はい。

嘉藤さん

みんなが∞ゼミで活動しているのと同じで、自分たちがやりたいからやるって感じが良いと思っていて。このフリーフライトも、みんな仕事はしているんだけど、仕事が終わった後や休みの日に集まって、「こんなことしたいね」って、活動についての話をしているんだ。だから強制的なものではないし、みんな自主的に参加している。だから∞ゼミと一緒。大人が地域のために活動していくのがフリーフライト。中高生が地域のために活動するのが∞ゼミという考えで僕はいるかな。みんなと想いは変わらないよ。

と今日はここまで、次回のPart2は、活動におけるやりがいなどをお聞きしました。

陶守さんのものづくりへの原動力や姿勢。十勝工芸社・後編

上士幌市街地から国道273号線を糠平方面に向かって進んでいくと、白樺の木々に囲まれた白い建物が見えてきます。そこは「十勝工芸社」という工房で、黒曜石(十勝地方では十勝石とも呼ばれます)を加工し、石の魅力を引き出す工芸品を製作されています。今回はそんな十勝工芸社の店主 陶守統一さんのもとを訪ねたお話・後編をお届けします。

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WRITER

竹中 勇輔(たけなか ゆうすけ)

1994年生まれ。上士幌町出身。理学療法士。ホロロジーライターというチャンスを生かして会いたい人に会いに行きます。上士幌に帰ってきてけん玉にハマっています。よく聞かれますが町長と親族関係ではありません。


中編では黒曜石との出会い、弟子入り時代のこと、引き継いだ技術の伝達についてのお話をまとめました。黒曜石との出会いのお話では、少年時代の通学路で偶然黒曜石の鏃(やじり)を見つけ、そこから興味を広げていき、今に至るというストーリーを伺いました。後編では、ものづくりに対する姿勢や考え方をもう少し深堀りすべく、アイデアの源泉、ものづくりをする中でのバランスの取り方などのお話をまとめました、ご覧ください。

アイデアの源泉、そして枯渇との向き合い方

竹中

少し話が変わりますが、新しい作品を作るときはどういうものから着想を得ていますか?

陶守さん

今考えるとだけど、子供時代に興味を持っていたものなんですよね。私は自作の天体望遠鏡で星を見るのが好きだったんです。もちろん畑で黒曜石を見つけたのが僕の原点ですけれど、あるとき天体を観察していたら、黒曜石の光沢は宇宙なんだということに気づいたんです。 それで黒曜石に星をどうやって彫るかを考えて形にしたのが宇宙シリーズです。

竹中

黒曜石と宇宙が見事にかけ合わさったんですね。

陶守さん

そうですね。興味と黒曜石とが上手い具合にかけ合うって作品作りに生きているなと感じます。あとは青年時代を都会で過ごしたことで、楽しいことはいっぱいあるんだけれども、それ以上に多くのものを失ってることにも気付いたんですよね。例えば、都会は星空が見えないでしょ。それから石がないよね。

竹中

アスファルトばかりですもんね。土もほとんどないし。

陶守さん

そういうところで20年以上暮らすと、人間は本能的に自然物を求めるんだなということを感じて。それを感じられたからこそ、子供時代の興味をよりはっきりと思い出したのかもしれないですね。

竹中

今のお話を聞いて、生き物など自然物の作品が多くあることに納得です。アイデアに関してもう一つ質問があります。アイデアを形にしていくことで、逆にそれが枯渇するような感覚は今までにありましたか?

陶守さん

それはね、10年ぐらいで枯渇しますよ。 だから良いものを見たり、聞いたり、学んだりする経験を作り続けていかないとね。

竹中

陶守さん自身はそうなったとき、どのように対処していますか?

陶守さん

焦らない、ジタバタしない。アイデアが出てこないときは一旦諦めて、作らなきゃいけないものに専念する。商売をやってるから、販売するための作品を作らなければいけない。それでも、1年に1回か2回くらいはこんなものを作ってみたいなというアイデアが出てきますね。 でもそれをやり始めると、販売品が作れなくなるんですよ。この滝だって一つ作るのに何日もかかりますから。そうすると販売品が止まっちゃうわけ。

竹中

製作の中で時間のバランスを取らなきゃいけないわけですね。

陶守さん

そう、このバランスが非常に難しいんですよね。ただ、作りたいものを作らないと自分の中で納得できないし、精神のバランスを取るためにもどこかで時間は作っていますね。

竹中

今見せていただいている滝(秘奥の滝:新得町)は、旅行先で着想を得たんですか?

陶守さん

滝の場合はそうではなかったね。でも見ていると非常にリラックスできるし、変化に富んでいるし、面白いでしょ?

竹中

水の流れによって、形も絶えず変化していきますもんね。

陶守さん

そういうことをふと思いつくことが多いかな。でも作ってみると、実際の滝と同じように煙も流したくなるし、結構大変なんですよ(笑)。片方にばかり煙が流れれば、どうしたら反対側にも煙が行くだろうとか、どこに滝の流れるジャンプを作るとか。ある程度出来上がっても、思うように流れなければ、何回も削り直します。でもその工程が非常に面白いですよね。

竹中

僕も陶器を作るんですが、その気持ちすごく共感します。

作家性と商業性、製作と生活のバランス

竹中

ものづくりを仕事にするということは、作家性と商業性のバランスをどう取るかがとても大事だと思うんですが、陶守さんはどのようにそのバランス取っていますか?

陶守さん

同じパターンの品を作ることは、同じ工程で作ることができます。でもそれだけでは黒曜石の新しい魅力を発見できないから、いかに新たな作品に自分の能力をつぎ込んでいけるか。そういうことを27年間繰り返してきました。

竹中

品作りと新たな魅力を引き出すための作品作りを行ったり来たりしているわけですね。

陶守さん

そうです。これ以上やったら疲れちゃうなとか、上手くいかないなというときは、途中で止める場合もあります 。商業的な面をいえば、2001年からインターネットで通販を始めました。

竹中

ちなみに作品を卸しているところはあるんですか?

陶守さん

今卸しているのは糠平にある「ひがし大雪自然館」だけです。過去には16軒ものお店に卸していたこともありましたが、結構大変でした。そういった面でもインターネット通販は始めて良かったなと思っています。

竹中

もう少しお話を伺いたいです。僕の話になるんですが、集中しすぎてご飯も食べずにそのまま製作を続けることがよくあって。陶守さんは生活と製作のバランスはどういうふうにとってますか? 

陶守さん

僕も集中したら食べたくないですね。食べる必要性を感じなかったりするし、作り始めると休みたくないんですよね。ただそれをずっと続けるとどこかで倒れちゃうけれど(笑)。

竹中

そうですよね(笑)。

陶守さん

ただ食事はしっかり食べないとね、体力も必要ですし。でもそこは非常にジレンマはあります。今は集中してやりたいなというときもあるし、そこは身体と相談ですね。

竹中

その時々で折り合いをつけているんですね。

陶守さん

そうです。

竹中

バランスを取るためにやっていることはありますか?

陶守さん

そうですね。自分にとってお酒はむしろ精神面を安定させてくれています。もちろん、適量ですよ(笑)。

竹中

お酒を飲むのは仕事の後ですよね。

陶守さん

もちろんです(笑)。でもさっき見せた滝を、お酒を飲みながら煙の流れを確認したりします。それでここは流れがおかしいから、あとで直そうと印をつけたりして。そうすると次の日に修正できますから。

竹中

お酒が陶守さんにおいて欠かせないものというのは意外でした(笑)。

ものづくりの原動力、作る上で大切にしていること

竹中

同じものづくりをする者として聞いてみたいんですが、陶守さんにとってものづくりの原動力は何かありますか?

陶守さん

一つは生活をしなければいけないこと。そのためには仕事をして収入を得なければいけないでしょう。せっかく仕事をするなら自分が納得できる仕事、好きな仕事をしたい思いはあります。それと、自然環境に悪影響を及ぼさないという意味でも、この仕事は気に入っています。黒曜石って削っても絶対量は変わらないんですよ。地球が大きな窯だとしたら、黒曜石は地球が生み出した焼き物なんですよね。本当に見事な焼き物ですよ。

竹中

そう言われるとまさにそうですね。では、ものづくりをする上で大切にしていることはありますか?

陶守さん

何を作るにも一番に考えるのは、この石で作れるものは何なのか、この石の魅力をどうやったら引き出せるか。そういうことを考えます。

竹中

目の前にある石と対峙して、最大限の魅力を引き出すためにどうすればよいかを常に考えているんですね。ほかに何か大切にしていることってありますか?

陶守さん

石器作りでいうと、集中することですね。さっき話したように同じ作業を繰り返していると失敗も多いけど、絶対に懲りないでやる。

竹中

しぶとく集中することも作り手には必要なことなんですね。

陶守さん

石器作りを本格的に始めたころ、富良野に住む父の友人のお坊さんが鏃(やじり)を1カ月後までに100本作ってくださいと注文してくれたんです。その当時、1カ月に100本なんて作ったこともなかったので、今思えばその方は私に石器づくりの技術を習得させるために、あえて注文したと思うんです。

竹中

1カ月に100本はかなり大変そうな注文ですね。

陶守さん

注文をもらったときは、初めてだったから嬉しくて仕方がなくてね。でも作業に取り掛かるとすごく困難な注文だってことに気づいて。最初の50本を作るまで終わりが見えなくて、どうなってしまうのかと思っていました。でも100本作りますと約束したから作るしかない。強制的に集中せざるを得ない状況でしたよ。

竹中

作り手として初めての苦境、結局どうなったんですか?

陶守さん

全部作り終えました。それから納品に行ったけどお金はいただけませんでした。集中して作ることを学ばせてくれた気がしたから。

竹中

陶守さんは自身の成長に一役買ってくれたと捉えたわけですね。それでもお金をもらわなかったのはなかなかできることじゃないと思います。

陶守さん

でもね、こういうことがなければこんなに集中できなかったと思うんです。今は良い方に巡り会えたなと思っています。

竹中

その方のおかげで今の陶守さんの石器づくりの技術があると言っても過言ではないわけですね。

陶守さん

そうですね。それからわかったことは、集中すると手の動きが変わるんです。最初は意識して手を動かすんだけど、徐々に手が動きを勝手に覚えてくれる。機械を使った加工も同様ですね。

竹中

手仕事を生業にするには、その境地まで達しないと、本物とはいえないのかもしれませんね 。

陶守さん

あとはものづくりでいえば、黒曜石を加工するための専用の道具はないんですよ。

竹中

先ほど鹿の角で加工されているという話もありましたね。

陶守さん

そう、専用の道具がないので、黒曜石の加工に合う道具を自分で作っています。だから工具を買って、工夫して道具を作ることも、制作時間の中では結構ありますね。

竹中

そんな裏話が。でも陶芸も似たようなところがあります。

陶守さん

だから、お客さんにこれを作るのにどのくらい時間がかかるんですか?と聞かれると、返答が難しいんです。

竹中

そこも共感します(笑)。

新しいことに挑戦するときの心構え

竹中

新しいことに挑戦するとき、陶守さんはどんな心構えで挑戦していますか?

陶守さん

心構えというのはないけど、作りたくて仕方がなくなったら作ります。作りたい衝動が止められなくなったらね。

竹中

ものづくりへの根源的な欲求で手が動くということですね。ちなみに、頭の中で完成するイメージができていなくても、作りたいという気持ちが勝っていたら取り掛かってしまいますか?

陶守さん

うん、その衝動がなかったら作れません。作りたいという衝動がなくなったらこの仕事は終わりだと思っています。

おわりに

今回の十勝工芸社の取材には僕なりの裏のテーマがありました。それは4月から陶芸の道へ進む僕が、ものづくりを生業にされている先人に、ものづくりとどう出会い、何を楽しんだり、何に苦しんで、ここまで辿り着いたのか。何を想い、何を考え、ものづくりと向き合っているのか。そんなお話を伺うことで「人生を楽しくする仕事、ものづくりの教え」をいただくというものでした。取材を通してわかったことは、陶守さんは少年の頃の記憶を辿り、人との出会いを大切にし、歴史を面白がり、黒曜石を愛していました。

そして取材を終え、記事を作成しながらふと気がついたことがあります。それは「『人生を楽しくする仕事・ものづくりの教え』は一つではない」ということです。陶守さんは、陶守さんの周りで起きた出来事や環境のなかで、人に出会い、壁にぶつかり、自分なりの方法を見つけ、壁を乗り越えていました。それは、陶守さんがさまざまな成功や失敗のなかで見出したものであり、それはそのまま僕自身の教えにはならないはずです。だからこそ、前に進みながら、手を動かしながら、自分の信念を見つけていくしかない。陶守さんも黒曜石を研磨しながら、きっとそう言っているのではないでしょうか。

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