【上士幌町】チャレンジshop 「ハレたな屋」インタビューVol.2 Riosk. 木原理央さん
まちづくり会社では、上士幌町民の方々が趣味や特技を活かして作ったハンドメイド作品を棚貸しで販売するチャレンジshop「ハレたな屋」を運営しています。
2023年6月現在、20名の作り手さんが出店をしてくださっています。今後、不定期で作り手さんと、その作品をご紹介していきたいと思います。
第2回目は、独特なデザインのTシャツやアクセサリーを販売しているRiosk.(リオスケ)の「木原理央」さんをご紹介いたします。
第1回目のインタビューはこちらから
WRITER/PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
―木原さんのハンドメイド作品について教えてください。
アクセサリー類とコースターや帽子などの編み物をつくっています。
グラフィックデザインもやっているので、ポストカードやTシャツも作っています。
―ご自身の中でメインと考えていらっしゃるのはどちらの作品になりますか?
実は自分が一番楽しいなって思えるのはデザインワークなんです。絵を描いたりとか。なので、Riosk.のメイン作品はポストカードやTシャツですね。
木原さんのデザインをプリントしたTシャツやステッカー
―ハンドメイドはいつ頃から始められたんですか?
ハンドメイドをやり始めたのは5年前で、商品として販売しようと思ったのは3・4年前くらいです。
―どういうきっかけで始められたのですか?
好みのアクセサリーが売っていても価格が高くて買いそろえるのが難しいなぁと思っていたところ、身近にハンドメイドが得意な先輩がいて、それなら自分もできそう!と思って独学で始めました。
デザインをはじめたころは落書き程度に書いていたのですが、それを夫が褒めてくれて、「ちゃんと描いてみたら?」とすすめてくれたのがきっかけです。
―販売しようと思ったきっかけが何かあったのでしょうか?
最初は自分が楽しむだけの趣味の1つとして作っていたんですが、夫が「せっかくだから売ってみたらいいんじゃない?」って言ってくれたのがきっかけで、じゃあやってみようかな!という感じでわりと気軽に始めました(笑)。
―最初はネット販売をしていたとお聞きしました。チャレンジshopを知ったのはどういう経緯からですか?
これも夫が紹介してくれました。そしてチャレンジshopへの出店も「売れたらラッキー」という感じで気軽に始めました。
―実際にチャレンジshopで販売してみてどう思いましたか?
売れるんだ!って思いました。素直に嬉しかったですね。
―インターネットでの販売と何か違いを感じますか?
そうですね。作品が売れていくのを自分の目で見られて、実感できるので、より嬉しいなって思います。
奇抜なデザインと可愛らしいデザインが両方並ぶRiosk.の棚
―木原さんは、ハレタで開催している対面販売のイベント等にも出店していただいたと思いますが、お客さんの反応等で印象に残っていることはありますか?
私のデザインはどちらかというと一般的には奇抜と言われるものなので、そのデザインで作ったTシャツなどと可愛い編み物、両極端とも思われるモノを並べて陳列していると、「え?全部一人で作ってるの!?」と驚かれる方が多いという印象ですね。
―あえて両極端にしているのですか?
いいえ、あえて両極端にしようと思っているわけではなくて、私の中ではどちらも同じく「可愛い」という感覚で作っています。
デザインの方は見る人によっては「気持ち悪い」って思われるような絵を描いているという自覚があるので、それを可愛いって思ってくれる人がいると、「同じ感覚の人だ」って嬉しくなりますね!
―同じ感覚のお客さんは一定数いらっしゃるんですか?
結構いらっしゃいます!
子どもでもそのデザインの方をかわいいと言ってくれた子がいたりして、その時はちょっと衝撃を受けました(笑)。
―作品を通して同じ感覚の人に会えるのも楽しいですね。今後、チャレンジshop「ハレたな屋」以外のところで出店してみたいなどの展望はありますか。
規模にもよりますが、上士幌町じゃなくてもやってみたいという想いはありますね。作品をいっぱい作って余力があれば…。
それと、子どもが生まれたので、ベビー系の編み物などの作品も作っていきたいし、親子で着られる服もいいなって思っています。
お子さんの誕生をきっかけに親子コーディネートデザインの展望が生まれた
―家族で着られる服、いいですね!
個人的な展望になりますが、夫が親子コーデをなかなか着てくれないので、3人で着られるTシャツを作って着てもらいたいなと思っています!
―ぜひ着て欲しいですね(笑)。ご自身が講師となるようなワークショップの開催は考えてますか?
教えることはあまり得意ではないのですが、子ども向けの「○○を作ってみよう」というようなワークショップはやってみたいです。
―今考えている具体的な構想などはありますか?
チャレンジshopに出している商品とは違いますが、スノードームをつくるワークショップもいいんじゃないかなと思ってます。
木原さんが制作したハンドメイド商品
遠くない将来、上士幌町でRioskの服を着て歩いている親子連れを見かける日がくるかもしれませんね。
ハレタかみしほろでは、現在チャレンジshop「ハレたな屋」の出店希望者を募集しております。手作りは好きだけど販売なんて・・・と思っている方。一歩踏み出して、新しいチャレンジを始めてみませんか?
出店を希望される方は、ぜひお問い合わせください。
お問合せ先
生涯活躍のまちかみしほろ(ハレタかみしほろ内)
連絡先 01564-7-7630
メール info@kamishihoro-town.com
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担当 小川