【上士幌町】自動運転バス冬季運行の乗車体験!!
12月15日から19日までの5日間で、自動運転バスの実用に向けて冬季運行が実施されたので実際に乗車体験してきました。
WRITER/PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
自動運転バスは予め用意された3DマップとGPS、センサーを基に自動で運行され、今回の実証実験では雪による周辺環境の変化や降雪が自動運転バスのセンサーに与える影響などを確認します。
3Dマップに登録されたバス停に止まる自動運転バス
窓が大きいため開放的に感じる車内
予め登録されたバス停をタッチパネルで指定して発進する
道の駅かみしほろの駐車場のように広い敷地内を走る際は、自動運転が難しいためオペレーターがコントローラーでバスを操縦し公道に出ます。
コントローラーでバスを操縦しているところ
冬道を走る実証実験は国内初ですが、実際に雪道を走るバスに乗ってみると、静かでGPSやセンサーの精度が高く、走行に安定感があり安心して乗車することができました。
ボタンでドアの開閉を行う
車内から見た景色
期間中に乗車した町民の方は
「自動運転バスを見ているとすごくゆっくり走っているように見えたが、乗車してみるとスピードが速く感じた」
「移動がスムーズで、交差点で向かってくる車があってもしっかりと止まり、こちらがハッとしてても自動運転バスがしっかりと認識していたので感動した」
と話してくれました。
雪道を自動運行するバス
近い将来、実用化されたときがとても楽しみですね!
ほかにもSDGsに関する記事があるので併せてお読みください。
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