【まなびの広場】レゴブロッックを使って2021年を振り返る
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上士幌町の生涯学習センターわっかで「まなびの広場2021冬」が、2021年12月25日〜29日、2022年1月6日〜8日までの計8日間で開催されました。その中のワークショップ「大学生/社会人と2021年を振り返ろう!」を取材しました。
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WRITER/PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
「大学生/社会人と2021年を振り返ろう!」はレゴブロック(以下レゴ)を使って、2021年の自分に起きた出来事を表現をするワークショップで、参加者には全く同じレゴのパーツが配られ、各々の思いを組み立てていきます。
※本ワークショップは、LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材を活用したワークショップです。
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全員に同じレゴブロックが配られる
レゴを作るにあたり大切なポイントがあります。
それは【手を動かし続ける】ことです。
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大切なポイントを説明するまなびの広場スタッフ
普段「何をつくるかを考えてから、手を動かすこと」にあまりにも慣れ過ぎているので、その「順序」を壊すことが目的です。
お題にそってレゴをランダムに組み合わせ、その色や形を眺めると自分が何を作っているのかに気づく。
そうしたらまた別のブロックをつけ加えたり、または減らしたりしながら考えずに手を動かし続けることで、新しい解釈を発見することができます。
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黙々と作業する学生たち
そうやって作り上げた作品にストーリーを与え、グループで共有し気になった部分を質問することでコミュニケーションを図ります。
話すことが苦手でも、レゴを自分に見立てて話すことで円滑にコミニュケーションをとることができます。
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作ったレゴをグループ内で発表する
最後に2021年を振り返り、自身に起こった出来事をレゴで表現します。
作るレゴは一人ひとり形が違い、ブロック一つひとつに意味があり、レゴの話を聞くことでその人の人生を知ることができます。
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最後は全員で振り返りの発表を聞く
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タイトルをつけて完成
実際にワークショップを体験した参加者は、「同じグループの人たちに今年1年の話を聞いてもらったことで自分のなかでも整理することができ、とても有意義な時間を過ごせた」「レゴで1年を振り返るとは?と思っていたが、自分で作って発表したり、他の参加者の作品を見ることで、とても楽しく振り返ることができたのでまた参加したい」と言っていました。
実際に企業でも行われているようで、レゴを使うことで初めて話す相手でもその人を深く知ることができ、距離感を縮めるには最適なツールだと思います。
参加した学生たちは貴重な体験ができたのではないでしょうか。