上士幌ホロロジー上士幌ホロロジー

上士幌ホロロジー公式Instagram 上士幌ホロロジー公式Facebook
検索
メニュー
今日のかみしほろ
11.14(金)
-2℃
  • ホーム
  • 上士幌ホロロジーについて
  • かみしほろで活躍する人
  • かみしほろの活躍コミュニティ
  • まちづくり会社の事業紹介
  • スマホロ通信
  • お問い合わせ
  • メニュー
  • ホーム
  • ABOUT
  • かみしほろで活躍する人
  • かみしほろの活躍コミュニティ
  • まちづくり会社の事業紹介
  • スマホロ通信
  • CONTACT

ナイタイ高原を歩く

2021.2.1
JICA上士幌関係人口

十勝在住の方はもちろん、十勝に観光できたなら、必ずおすすめに上がると言っても過言ではないナイタイ高原。十勝平野を北側から一望できる唯一無二と言える絶景スポットだ。


WRITER

渡邉 史也 (わたなべ ふみや)

JICA訓練生。1997年生まれ。茨城県出身。上士幌町のあらゆる人、場所、生業に広く目を向け、自分の琴線に触れるものをどんどん紹介していきたいです。


あるく??

そんな展望台にいけるということで意気揚々としていたが、なんだか様子が違う。どうやら麓から展望台頂上まで歩くらしい。え?まじ?そんな心の中。

ナイタイ高原は日本一広い公共牧場で、約1,700haという想像もできないくらい広大な土地に約2,000頭もの牛たちが放牧されている。僕は今、その広大な土地の目の前に放り出させれたわけだが、すごいことだけはわかる。数字を言われても正直ピンと来ない。でも、すごい。

道内外から子牛を集めて飼育し、大きくなったら親元に返す、子牛を育てる期間を専門家に託すシステムが取り入れられている。この仕組みのおかげで農家さんの労働負担は減り、元気に育つ牛も増えるので、牛の増頭にもつながるっているそうだ。ちなみにナイタイ高原とはアイヌ語で「奥の深い沢」を意味している「ナイ・エタィエ・ペッ」が変化した「ナイタイ川」からきているらしい。

そんな展望台にいけるということで意気揚々としていたが、なんだか様子が違う。どうやら麓から展望台頂上まで歩くらしい。え?まじ?そんな心の中

ふもとから頂上までの道はしっかり整備されており、車で頂上へ行くならひたすら道なりに進むだけでいい。頂上には2019年6月にオープンしたばかりのナイタイテラスが建っており、そこでは昼食を食べたりお土産を購入したりもできる。今回はナイタイ高原の入口ゲートから頂上のナイタイテラスまで標高800mのドライビングロードをひたすら歩くことになった。その距離なんと7㎞。ほんとに歩くんですか?

颯爽とした風景

頂上までの道を歩き始めてすぐに気づく。暑い!その日は8月28日、スタートしたときの時間はおよそ11時。すでに日は高く、上士幌町の最高気温は31.7℃を観測。例年だと30度を超える日なんてまずないので、運がいいやら悪いやら。アスファルトからも熱を感じられるほどの道を進むと気力がどんどん奪われていく。しかしここまで来た以上何としてでも登ってみたい。気を引き締め直して歩き出す。すると見えてきたのは広大な緑と空の青だった。

驚きなのが、この見渡す限りの平原がすべて牧場の敷地だということだ。日本一の公共牧場とは聞いていたが実際にこの目で見てみないと実感できないものだなぁとのんきに考えていた。序盤で見た景色などまだまだ序の口だと知らずに。

その後も予想よりも汗をかきながら彼方まで続く一本道を歩いていると、木陰に涼を求める牛の姿が捉えられた。

彼らは太陽から守ってもらうかの如く大きな木の下に集まり、緑の傘を差してもらっていた。心なしかぐったりした姿を見せている牛もいたが、この雄大な自然の中でのんびりと暮らせるのであれば、多少は我慢もできるはずだろう。彼らはどう思っているのか分からないけれど。

道中にあるヒグマ出没注意の看板や、実際にクマがいた証拠であるフンを見つけたりしながらも、7kmの道のりを順調に進んでいった。

そしてついに頂上のナイタイテラスがその姿を現した。

ナイタイテラスの中に早速入ってみると、今まで歩いてきた軌跡が眼前に絶景として現れた。

この光景を見るために車やバイクに何度も抜かされながらも歩みを進めてきた。

なぜドライビングロードなのにわざわざ歩かなければならないのか。そんなことをふもとで考えていたが、その理由はきっとここまで歩いて登ってきた人にしか理解できないだろう。

遥か先まで見渡すことのできる景色と、この道のりを歩いてきたのだという達成感。これこそが北海道で絶対に堪能するべきことの一つだと胸を張って言える。ぜひその足でナイタイ高原を登ってみよう!

そしてこれはナイタイテラスで販売していたハンバーガー。絶品。

  • 前の記事

    世界80カ国を旅した写真家が上士幌町に移住!その理由とは!?~写真家・伴公夫さん~

    上士幌町に面白い写真家がいるらしい。「世界80カ国以上を旅しながら写真を撮り、どこに行くにも常に小さな折りたたみ自転車で移動している、ちょっと変わった写真家が上士幌にいるよ」。そんな噂を耳にしました。それから間もなく、ま […]

  • 次の記事

    教育委員会主催!大学生と一緒に遊んで、学ぶ【上士幌町まなびの広場】

    上士幌中学校の冬休みが始まった12月25日から28日、そして1月8日から10日の計7日間、「生涯学習センターわっか」では、上士幌中学校1〜3年生を対象に自学自習のサポートをする【まなびの広場】が開かれていました。 WRI […]

記事一覧に戻る
上士幌ホロロジー公式twitter 上士幌ホロロジー公式Facebook 上士幌ホロロジー公式LINE

RANKING

人気の記事をピックアップ!

1
かみしほろの活躍コミュニティ 2020.12.14

三国峠を自転車で下ると人生のヒントが見えてきた

上士幌町の中でも広大な平野の中心地とは対照的に、町北部の緑の山々に囲まれた山間部にある三国峠。北海道の国道の中で一番標高の高い峠(標高1,139m)であり、日本の国立公園の中で最も広い、歴史ある大雪山国立公園にあります。 […]

2
かみしほろの活躍コミュニティ 2021.3.5

上士幌の素晴らしき廃線跡巡り 美しいアーチ橋見学&幻の鉄道・拓鉄を探る!【士幌線篇】

上士幌町の見どころの一つで旅行者を惹きつけているのが、今も残っている国鉄士幌線の廃線跡。特に、鉄道ファンにとっては日本の数ある廃線跡の中でもかなり有名な存在です。しかし、「タウシュベツ川橋梁は知っているけれど、ほかにはど […]

3
まちづくり会社の事業紹介 2022.7.27

第1回「フォトウォーク」を開催

まちづくり会社では、上士幌町健康ポイント事業を運営しています。 「健康ポイント事業」は、日々の歩数を記録したり、健康診断やがん検診を受診したり、町内で開催される対象イベントに参加することで「健康ポイント」が付与され、その […]

4
かみしほろで活躍する人 2020.12.14

〜あの人に会う〜子どものときに影響を与えてくれた安藤先生

取材メンバーとして参加した初回のミーティングで「会いたい人に会いに行く企画をしたい」という話が出て、真っ先に「僕はこの人に会いたいです」と伝えた人がいます。それが上士幌町で「はげあん診療所」を営む安藤御史先生。僕のいまに […]

5
20221018まめけんインタビュー007
かみしほろで活躍する人 2022.12.14

復活!上士幌の豆腐屋さん~「まめけん」中村哲郎さんの起業ストーリー~

上士幌町は人口規模でいえば5000人程度の小さい町ですが、実は町内で起業をされた方や起業を目指す方が一定数いらっしゃいます。 今回から、上士幌町で行っている『かみしほろ起業塾』※を受講され起業された方や、その道の途中にい […]

6
かみしほろで活躍する人 2023.12.26

【かみしほろ起業塾】参加者インタビュー -まとめ記事-

「かみしほろ起業塾」は、起業・第二創業・新規事業展開の促進と支援を目的に、2018年度から進めている事業です。 -一人の想いを形にー「かみしほろ起業塾」 -「なりわいを創る前」の若者たちによるコミュニティスペースづくりへ […]

7
かみしほろの活躍コミュニティ 2020.12.24

意外と難しくて楽しい!?フロアカーリング

10月某日、私たちは上士幌町民の方々が集まって開催している「フロアカーリング」というスポーツの大会に参加してきました。きっかけは町の広報誌に載っていた大会情報が気になったこと。そもそもフロアカーリングって何なんだ? カー […]

8
上士幌神社神主
かみしほろで活躍する人 2021.3.15

神社があることは当たり前じゃない。上士幌神社を守る神主さん

神社という場所は、古来からその地域の人にとって特別な存在として大切にされてきました。今まで私は、神社というのはどこの地域にもある存在だと思っていました。恥ずかしながら神社といえば参拝客としてお参りしたりおみくじを引いたり […]

9
かみしほろで活躍する人 2024.2.6

【上士幌町】チャレンジshop ハレたな屋インタビューVol.4 CHIPPI佐近千皓さん

まちづくり会社では、上士幌町民の方々が趣味や特技を活かして作ったハンドメイド作品を棚貸しで販売する、チャレンジshop「ハレたな屋」を運営しており、2024年1月現在、23名の作り手さんが出店をしてくださっています。 第 […]

10
かみしほろの活躍コミュニティ 2021.1.26

広大な農地を家族経営する上士幌農家さんの秘密とは!?

十勝には豊富な食べ物や農地がたくさんあり、本州ではなかなかできないような広大な土地で農家を営んでいる方がたくさんいます。私が参加した「MY MICHIプロジェクト」では、上士幌町の農家さんを見学するプログラムがあり、高橋 […]

キーワード検検索

注目のキーワード

#上士幌#まちづくり会社#ハレタ#インタビュー#ライフスタイル#チャレンジ#関係人口#仕事#かみしほろ起業塾#スマホロ#人材センター#コミュニティ
    #〇まる #CAMPANILE #hareta #JICA #JICAグローカルプログラム #JICA帯広 #miu #SDGs #SDGs #teto teto #アウトドア #アプリ #イベント #インタビュー #ウインターバルーンミーティング #うれしか #おまめの日 #おやつ #おやつカフェ #オリベの豆や #かあちゃんばあちゃん #カフェ #かみしほろ地域食堂うれしか #かみしほろ起業塾 #クラフトキッチン #こども園 #コミュニティ #コミュニティづくり #サイクリング #さくらフェイス #シニア層 #シニア町民の活躍 #スマートフォン #スマートフォン相談窓口 #スマホ #スマホロ #スマホロ通信 #スマホ教室 #スマホ相談 #スマホ相談窓口 #チャリティーイベント #チャレンジ #チャレンジshop #ツナグ #とかちアドベンチャーサイクル #ぬかびら源泉郷 #ノルディックウォーキング #バルーン #ハレタ #ハレタかみしほろ #ハレたな屋 #ハレたね #ハレたね企画 #バンド #ハンドメイド #ヒグマ珈琲 #フォトウォーク #フォトスタジオ #まちジョブハレタ #まちづくり会社 #マミー助産院 #まめけん #モーフェス #ものづくり #ライター講座 #ライフスタイル #ライフデザイン #リユース #上士幌 #上士幌バルーンクラブ #上士幌中学校 #上士幌小学校 #上士幌町 #上士幌高校 #中学生 #中高生 #人材センター #介護 #介護職員初任者研修 #仕事 #体験 #健康 #健康ポイント #健康ポイント事業 #写真 #写真展 #創業 #北海道バルーンフェスティバル #十勝 #卒業記念 #協力隊 #和菓子てるる堂 #地域おこし #地域おこし協力隊 #地域コミュニティ #地域貢献 #地域食堂 #地方創生 #好きなことを仕事に #子育て #手作り #昭和 #昭和のかみしほろ #気球 #活躍コミュニティ #熱気球 #牛乳消費 #牛乳消費拡大 #牧場 #狩猟 #生活の知恵 #生活支援体制整備事業 #町の取組 #町民 #相談窓口 #知識 #福祉 #移住 #第二創業 #糠平 #自然 #花 #花壇 #花壇整備 #花壇講習 #草抜き #観光 #調査 #講座 #豆腐 #資格 #起業 #起業塾 #農家 #農業 #酪農 #野菜 #鈴木書店 #開業 #関係人口 #飲食店 #駄菓子屋 #高校生
Copyright © 株式会社生涯活躍のまちかみしほろ
運営会社 プライバシーポリシー 利用規約