親子でお正月レシピ作ってみよう!【前編】〜栗きんとん〜
今年は旅行にも行けないし、年末年始もお出かけできない。でもせっかく子どもはお家にいるし。家ですることないし、退屈させてるかもなあ……なんてお思いの方、親子で楽しくお正月料理を作りませんか?
WRITER
西村 奈々子
大阪出身。父が上士幌に移住。大学卒業まで、父が愛した上士幌に来ている大学生。私もこの町を愛したい。好きな場所は、ふれあいプラザのサウナ。
CHEF
北西 莉乃さん
上士幌中学校の栄養教諭として勤務。給食センターも兼務し、食に関する指導と給食管理に従事。
本日は、子どもたちも食べやすい人気の「栗きんとん」と「伊達巻」のレシピを紹介! お子さんもお手伝いできる作業には【お子様と一緒に♪】と印をつけています。ぜひ楽しく、一緒に作ってみてください!
今回は上士幌産の食材を使ったオリジナルレシピの紹介です。
ミルク栗きんとん
材料
さつまいも 1本(300gくらい)
栗の甘露煮 10粒
クチナシの実 1個
砂糖 100g
みりん 30g
塩 少々
牛乳 60ml
1.サツマイモを切って茹でる
ポイント!
栗きんとんの色が綺麗になるように、サツマイモの黒いところ(芽など)は残さないように剥くとGOOD。10分程度水にさらしておきましょう!
まずサツマイモの端を切ってから、3cm幅に切っていきます。
切ったサツマイモを鍋で茹でていきます。
ポイント!
水は多めに入れてイモがひたひたになるようにしましょう! 沸騰するまでは強火で、沸騰したら弱火でコトコト。
2.くちなしの実
弱火でサツマイモをコトコトしている間に、くちなしの実を包丁の側面で少し潰して割って、サツマイモを茹でている鍋に入れます。
【お子様と一緒に♪】
くちなしの実の色がだんだんと出てくるから、お子さんと一緒に見てみましょう♪ 何色になるかな〜?
わあ! 色が変わってきた! すごい面白いですね。栗きんとんの黄色って栗じゃないんだ、騙されてた気分です(笑)。
竹串で刺して茹で具合をチェックします。
ポイント!
スーッと串が入るところまで、柔らかく茹でた方がこの後の裏ごしをするときに楽になります! 結構柔らかくなるまでやってもいいかも!
3.裏ごし
茹で汁を捨て、サツマイモを裏ごしをします(裏ごし器がない場合はざるやマッシャーで代用可)。
【お子様と一緒に♪】
お子様とかわりばんこで裏ごししてみましょう!
えー! 手が疲れてきました。根気のいる作業ですね(笑)。
ポイント!
この作業が一番の山場! 裏ごしは熱いうちの方がやりやすい! 裏ごしをした方が口当たりが良くなり、美味しい栗きんとんができ上がります。
4.仕上げ
こしたサツマイモを鍋に入れて①②③の調味料を加えます。
①砂糖100g
②みりん大さじ2杯
③塩少々(ひとつまみ)
そして、水大さじ2杯を入れて、弱火にかけて約10程度混ぜていきます。
ポイント!
鍋肌がふつふつなる程度で練りましょう。混ぜ続けることで、玉がなくなり段々と滑らかになっていきます。みりんの匂いが消えて、全体的にポテっとしてきて、鍋底に線を引いた時に形が残る硬さまで! 焦げないように!
栗きんとんのペーストって、全部サツマイモなんだ、、ここでもまた騙された気分です。栗じゃないじゃん(笑)。
火を止めてここで牛乳を100ml加え、また弱火にかけて5分程度混ぜていきます。
10分後!!
サツマイモペーストができ上がりました。
お皿に盛って、最後に栗の甘露煮を乗せたら、、、
完成!!!
ここにきてやっと栗の出番! 栗が乗った瞬間、栗きんとんらしくなりました(笑)。
美味しそうにできてよかった〜!
栗きんとんのでき上がり!
次回は伊達巻にチャレンジして実食します!