地域の新しいコミュニティ『かみしほろ地域食堂うれしか』開催!
『かみしほろ地域食堂うれしか』が2022年4月23日(土)12時より、ふれあいプラザにて開催されました。
開催当日は小さなお子さまから高齢者の方まで、幅広い年齢層に大好評だった第1回『かみしほろ地域食堂うれしか』(以下、うれしか)の様子を取材してきました。
地域食堂とは一般的に一人で食事をとる子どもや食事の提供を必要としている方へ、食事はもちろん、その場をフリースペースとして提供しているボランティア活動です。
『うれしか』は町の皆さんにとって『地域みんなの居場所』となることを目指していて、「地域で採れる食材を使いあたたかい食事を提供していきたい」と運営メンバーのみなさんが集まりました。
「親戚の人や近所の人といった身近な大人と食事をする機会が少なくなってきて、人と食事をする時のマナーや日本の文化とかを知る機会も減ってきていると感じる」「もしかしたらこの町にも、今、何か生きづらさを感じている人がいるかもしれない」
『うれしか』はそういう人にとって、何も考えずにふらっと行ける居場所を作る活動をしています!
WRITER
岩部 栄美
2021年10月~上士幌地町地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。北海道清水町出身。これまでのいろいろな経験を活かし、まちの魅力を伝えるライターに挑戦。
PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
お弁当づくり
開催当日、お弁当作りはふれあいプラザの栄養指導室で行われており、近づくとおいしそうないい香りが広がっていました。栄養指導室に入ると、和気あいあいと提供食材を調理している運営メンバーの皆さんがいらっしゃいました。
ホワイトボードには今回のお弁当のレシピが書かれていて、確認しながら調理をすすめています。今回のメニューは「牛すじカレー(素揚げ野菜)・ポテトサラダ・きなこ大豆」です。「塩加減どうかな」「何時頃できるかな?」などと会話しながら忙しそうに行ったり来たり。お弁当が出来上がった時には私も一緒に達成感を覚えました!
完成した牛すじカレーのお弁当
いよいよオープンです!
『第1回うれしか』開催当日のメンバーの皆さん
多世代の方に来てもらえるのかな?と不安や心配があったようですが、お弁当の配布前から並んでくれた方もたくさんいて「待ってたよ」「頑張ってね」とあたたかい言葉をかけていもらい、運営メンバーもホッとしたようです。
お弁当配布当日の様子
限定30食のお弁当はあっという間に配布終了となりました!運営メンバー皆さん、お疲れ様でした!「おいしかったよ」と言ってくれた方がたくさんいたので、感謝の気持ちと次も頑張ろうとやる気が出たと話してくれた運営メンバーの皆さん。私もたくさんの想いが詰まったお弁当、試食させていただきました。素材の味を重視したやさしいお味のお弁当で、食べると笑顔になり元気をもらえました。とてもおいしかったです。ありがとうございました。
第1回『うれしか』終了後
運営メンバーの皆さんより
早くから並んで待っていてくれた方や、ありがとうと言ってくれた方、美味しかったよと言ってくれた方に感謝しています。これからも皆さんに楽しみにしていただける場所にしていきたいと思っています。
また、食材を提供していただいたまちなか農園の皆さんも「作ったじゃがいもをたくさんの方に食べてもらえてよかった」と喜んでいたそうです。
次回以降もまだしばらくはお弁当での提供になるかと思われますが、来てくれた方々がワイワイと楽しく食事ができる状況になるのがとても楽しみですね。第3土曜日は『うれしか』の日!次回(第2回)は2022年5月21日(土)に開催予定です。
\ 地域みんなの居場所 /
食材提供
・アスパラ・・・高橋農場
・大豆・・・関口農場
・お米・・・篠原農場(東川町)
・じゃがいも・・・まちなか農園(上士幌町社会福祉協議会)
・油・サツマイモ・調味料など・・・町内の方
「うれしか」開催詳細
・開催日時・・・毎月第三土曜日 12時~(予約不可)
・料金・・・高校生(18歳)以下無料、大人は活動応援として100円程度のお気持ちをいただけると幸いです
※コロナ禍の状況を鑑みて、当分はお弁当配布の予定
(30食限定・予約不可・なくなり次第終了)
※告知はインスタグラムのほかチラシ・ポスターにて掲示予定
食材提供やご寄付など皆さんからの応援でうれしかの活動が続けられます。うれしかの活動へのご協力、心から感謝申し上げます。
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