スマホロ通信第14号(2023年9月 発行)
スマホロ通信第14号では高齢者向けタブレット端末の貸し出しについて説明しています。

裏面では「タブレット」について簡単な説明をしています。

専門講座 「花壇づくりのポイント」開催しました
まちづくり会社では、令和4年度より上士幌町の玄関口である国道273号沿いの花壇整備事業を行っています。
その中で、実際に花壇づくりの担い手として活躍されているまちジョブハレタ作業会員の皆さんから「効率よく花壇整備をする方法を知りたい」「花の手入れ方法についてプロから学びたい」という声をいただいたことをきっかけに、専門講座「花壇づくりのポイント」講座を令和5年3月、7月の2回開催しました。
今回は、講座の様子についてご紹介いたします!
花壇整備事業の作業の様子についてはこちらの記事をご確認ください。
※専門講座は、町民の方々がまちづくりの観点で活躍の場を広げることを目的として、さまざまなテーマで実施している講座です。

PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
「ヘッドガーデナーさんに学ぼう!花壇づくりのポイント」
本講座の講師には、幕別町にある「花と食と農」をコンセプトとしたテーマパーク「十勝ヒルズ」のヘッドガーデナー高田玲子氏をお迎えしました。
初回は、土づくりの基本や植栽のポイントについてのお話があったほか、花壇づくり作業で手荒れに悩まれる方が多いことから、アロマオイルを使ったハンドクリームづくり体験も実施しました。

土づくりの基本や植栽のポイントについて学ぶ
2回目はSDGsにもつながるコンポストを活用した土づくりについてのお話や、草抜きや剪定の正しい方法について花壇での実演がありました。

ハンドクリームづくりを体験する参加者たち
参加者の方々は、正しい剪定方法の見本を示されたあとに、真剣な面持ちで実技に取り組まれました。

正しい剪定方法を学ぶ
また、事前に参加者から募った質問について、高田講師からひとつずつ回答していただく時間が設けられました。
ホワイトボードを用いた図解付きの説明を受けた参加者の方々からは「とてもわかりやすかった」「今まで自己流でやってきたけれど正しい剪定の方法を教えてもらえて嬉しい」「今後の花壇づくりに今日学んだ知識を活かせそう」という感想をいただきました。

ホワイトボード使って説明する高田氏
参加者同士の交流も生まれ、お花好きの方々のコミュニティづくりの場にもなりました。
こちらの講座については、今後も花壇整備事業の質の向上のために継続的な開催を予定しております。
そして、まちジョブハレタでは、今後も花壇整備事業をはじめ町内の困りごとを解決するためのお仕事をしていいただける方を随時募集しております。
「自分の好きなことや得意なことを活かして短期間で仕事してみたい」という方は、ぜひまちづくり会社までご連絡ください。
《主なお仕事内容》草刈り、庭木剪定、草抜き、清掃、ゴミ処分
《問い合せ先》まちジョブハレタ(人材センター)
電話: 01564-7-7630 担当:岩部
スマホロ通信第13号(2023年8月 発行)
スマホロ通信第13号ではバルーン競技に使われているデジタルにつ
いての説明をしています。

裏面では「AI」について簡単な説明をしています。

【上士幌町】チャレンジshop ハレたな屋インタビューVol.3 hana上甲由花さん
まちづくり会社では、上士幌町民の方々が趣味や特技を活かして作ったハンドメイド作品を棚貸しで販売するチャレンジshop「ハレたな屋」を運営しています。
2023年8月現在、21名の作り手さんが出店をしてくださっています。
今後、不定期で作り手さんと、その作品をご紹介していきたいと思います。
第3回目となる今回は、ネイルチップとアクセサリーを販売しているhana(ハナ)の「上甲由花」さんをご紹介いたします。
第2回目のインタビューはこちらから

WRITER/PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。

上甲さんが制作したアクセサリー
―本格的にハンドメイドを始めたきっかけは何かあったのでしょうか?
はい。上士幌町に引っ越してくる前にスーパーで働いていましたが、そのスーパーが閉店することになって・・・
次の仕事がなかなか見つからなくて、どうしようかなと悩んでいたときに、自分でハンドメイドのネット販売をやってみようって思ったのがきっかけです。
―ハレタのチャレンジshopはどうやってお知りになったんですか?
周囲の人たちから、ハレタにこういうのがあるんだよって教えてもらって、子どもが見てみたいと言うので一緒に見に来て知りました。
チャレンジshopで、自分のハンドメイド作品を置いて販売ができるということはその時から知っていたので、いずれは自分もチャレンジしたいなと思っていました。
―そこから実際に商品を置いてくださるようになったのは、また別のきっかけがあったということでしょうか?
そうです。ハレタに仕事の相談で訪れたときに、担当の小川さんからチャレンジshopで販売してみませんかと、直接声をかけていただいたことが後押しになって、商品を置くことになりました。
(チャレンジshop担当:小川)
上甲さんがチャレンジshopに興味をお持ちだと聞いていたので、次にハレタに来てくださったら絶対に声をかけようと思っていました。(笑)

上甲由花さん
―そういった巡り合わせがあったんですね。チャレンジshopに出店してみて、感じたことや今後やってみたいと思っていることなどはありますか?
今は4人の子どもの子育ての真っ只中にいるので、定期的に納品することもできていないんです。子どもたちがもう少し大きくなったら、対面で地域の方とコミュニケーションをとりながら販売することにも、チャレンジしたいなと思っています。
―チャレンジを応援する事業をしているまちづくり会社としては、とっても嬉しいお話です。商品を購入された方からのお声が励みになっていたりするんでしょうか。
そうですね。とても気に入ったよと感想をいただけるとやっぱりそれが凄く励みになりますね。とても嬉しく感じます。
―上甲さんはネイリストの資格もお持ちですし、ネイルチップやハンドメイドアクセサリーの販売に加えて、ネイルの施術を通してお客さんとコミュニケーションをとっていくということも考えられそうですね。
元々ネイリストになりたかったので、できたら嬉しいなと思います。ただ、これまでは家族と友人にしか施術したことがないので、開業したりするのはハードルが高いなと思います。
まずは、イベントでちょっとしたネイル体験コーナーを提供できたら楽しいんじゃないかなって思っています。

制作したハンドメイド作品を紹介する上甲さん
お客さんと一緒に楽しむ上甲さんの姿を見られる日が今から楽しみですね。
ハレタかみしほろでは、現在チャレンジshopハレたな屋の出店希望者を募集しております。手作りは好きだけど販売なんて・・・と思っている方。一歩踏み出して、新しいチャレンジを始めてみませんか?
出店を希望される方は、ぜひお問い合わせください。
お問合せ先
生涯活躍のまちかみしほろ(ハレタかみしほろ内)
連絡先 01564-7-7630
メール info@kamishihoro-town.com
LINE https://lin.ee/NFlKbt0
担当 小川
スマホロ通信第12号(2023年7月 発行)
スマホロ通信第12号ではスマホ決済についての説明をしています。

裏面では「NFC」について簡単な説明をしています。

【上士幌町】チャレンジshop 「ハレたな屋」インタビューVol.2 Riosk. 木原理央さん
まちづくり会社では、上士幌町民の方々が趣味や特技を活かして作ったハンドメイド作品を棚貸しで販売するチャレンジshop「ハレたな屋」を運営しています。
2023年6月現在、20名の作り手さんが出店をしてくださっています。今後、不定期で作り手さんと、その作品をご紹介していきたいと思います。
第2回目は、独特なデザインのTシャツやアクセサリーを販売しているRiosk.(リオスケ)の「木原理央」さんをご紹介いたします。
第1回目のインタビューはこちらから

WRITER/PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
―木原さんのハンドメイド作品について教えてください。
アクセサリー類とコースターや帽子などの編み物をつくっています。
グラフィックデザインもやっているので、ポストカードやTシャツも作っています。
―ご自身の中でメインと考えていらっしゃるのはどちらの作品になりますか?
実は自分が一番楽しいなって思えるのはデザインワークなんです。絵を描いたりとか。なので、Riosk.のメイン作品はポストカードやTシャツですね。

木原さんのデザインをプリントしたTシャツやステッカー
―ハンドメイドはいつ頃から始められたんですか?
ハンドメイドをやり始めたのは5年前で、商品として販売しようと思ったのは3・4年前くらいです。
―どういうきっかけで始められたのですか?
好みのアクセサリーが売っていても価格が高くて買いそろえるのが難しいなぁと思っていたところ、身近にハンドメイドが得意な先輩がいて、それなら自分もできそう!と思って独学で始めました。
デザインをはじめたころは落書き程度に書いていたのですが、それを夫が褒めてくれて、「ちゃんと描いてみたら?」とすすめてくれたのがきっかけです。
―販売しようと思ったきっかけが何かあったのでしょうか?
最初は自分が楽しむだけの趣味の1つとして作っていたんですが、夫が「せっかくだから売ってみたらいいんじゃない?」って言ってくれたのがきっかけで、じゃあやってみようかな!という感じでわりと気軽に始めました(笑)。
―最初はネット販売をしていたとお聞きしました。チャレンジshopを知ったのはどういう経緯からですか?
これも夫が紹介してくれました。そしてチャレンジshopへの出店も「売れたらラッキー」という感じで気軽に始めました。
―実際にチャレンジshopで販売してみてどう思いましたか?
売れるんだ!って思いました。素直に嬉しかったですね。
―インターネットでの販売と何か違いを感じますか?
そうですね。作品が売れていくのを自分の目で見られて、実感できるので、より嬉しいなって思います。

奇抜なデザインと可愛らしいデザインが両方並ぶRiosk.の棚
―木原さんは、ハレタで開催している対面販売のイベント等にも出店していただいたと思いますが、お客さんの反応等で印象に残っていることはありますか?
私のデザインはどちらかというと一般的には奇抜と言われるものなので、そのデザインで作ったTシャツなどと可愛い編み物、両極端とも思われるモノを並べて陳列していると、「え?全部一人で作ってるの!?」と驚かれる方が多いという印象ですね。
―あえて両極端にしているのですか?
いいえ、あえて両極端にしようと思っているわけではなくて、私の中ではどちらも同じく「可愛い」という感覚で作っています。
デザインの方は見る人によっては「気持ち悪い」って思われるような絵を描いているという自覚があるので、それを可愛いって思ってくれる人がいると、「同じ感覚の人だ」って嬉しくなりますね!
―同じ感覚のお客さんは一定数いらっしゃるんですか?
結構いらっしゃいます!
子どもでもそのデザインの方をかわいいと言ってくれた子がいたりして、その時はちょっと衝撃を受けました(笑)。
―作品を通して同じ感覚の人に会えるのも楽しいですね。今後、チャレンジshop「ハレたな屋」以外のところで出店してみたいなどの展望はありますか。
規模にもよりますが、上士幌町じゃなくてもやってみたいという想いはありますね。作品をいっぱい作って余力があれば…。
それと、子どもが生まれたので、ベビー系の編み物などの作品も作っていきたいし、親子で着られる服もいいなって思っています。

お子さんの誕生をきっかけに親子コーディネートデザインの展望が生まれた
―家族で着られる服、いいですね!
個人的な展望になりますが、夫が親子コーデをなかなか着てくれないので、3人で着られるTシャツを作って着てもらいたいなと思っています!
―ぜひ着て欲しいですね(笑)。ご自身が講師となるようなワークショップの開催は考えてますか?
教えることはあまり得意ではないのですが、子ども向けの「○○を作ってみよう」というようなワークショップはやってみたいです。
―今考えている具体的な構想などはありますか?
チャレンジshopに出している商品とは違いますが、スノードームをつくるワークショップもいいんじゃないかなと思ってます。

木原さんが制作したハンドメイド商品
遠くない将来、上士幌町でRioskの服を着て歩いている親子連れを見かける日がくるかもしれませんね。
ハレタかみしほろでは、現在チャレンジshop「ハレたな屋」の出店希望者を募集しております。手作りは好きだけど販売なんて・・・と思っている方。一歩踏み出して、新しいチャレンジを始めてみませんか?
出店を希望される方は、ぜひお問い合わせください。
お問合せ先
生涯活躍のまちかみしほろ(ハレタかみしほろ内)
連絡先 01564-7-7630
メール info@kamishihoro-town.com
LINE https://lin.ee/NFlKbt0
担当 小川
【上士幌町】チャレンジshop「 ハレたな屋」インタビューVol.1 HCWS em坪井恵美子さん
まちづくり会社では、上士幌町民の方々が趣味や特技を活かして作ったハンドメイド作品を棚貸しで販売するチャレンジshop「ハレたな屋」を運営しています。
2023年6月現在、20名の作り手さんが出店をしてくださっています。今後、不定期で作り手さんと、その作品をご紹介していきたいと思います。
第1回目は、チャレンジshopの立ち上げ当初から出店していただいているHCWS em(ハンドクラフトワークショップ エム)の「坪井恵美子」さんをご紹介いたします。

WRITER/PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
―坪井さんのハンドメイド作品について教えてください。
布物・編み物・アクセサリーです。
布物も編み物もカバンが多いです。カバンを作るのが好きなので。カバンを作るのに飽きると、帽子やマフラーも作ります(笑)。
アクセサリーは、ピアスとヘアアクセサリーをメインで作っています。

坪井さんが制作したアクセサリー
―いつ頃からハンドメイドを始められたんですか?
最初に作ったのは、小学校4年生くらいの時ですね。母に教えてもらいながらマフラーを作りました。
―作ろうと思ったきっかけは何かあったのですか?
単純に作ってみたかったんです。家に糸はあったので、すぐ始められるかなと思って。でもいざ作ろうっていう段になったら、編み棒が家になくて…その時は木のお箸で作りました(笑)。
その後、編み棒を買ってもらって、毎年何かしら作っていましたね。自分で作りたいから作って、自分で使うという感じでした。
子どもができてからは、子どもの体型に合わせて服を直すためにミシンを使っていましたが、本格的に編み物やミシン掛けをするようになったのは子育てが終わってからですね。
家にいることが多くなって、何かやりたいなと思って再度はじめました。
―その頃からハンドメイドの販売を考えていたんですか?
その頃は、販売する気は全くなかったです。
その時も子供の頃と変わらず、誰かに使って欲しいからじゃなくて、作りたいから作っていたので。
むしろ製作しても自分で使いきれないものも多くて、作品がどんどんたまっていくので、玄関に段ボールを置いて、その中にできたものをポンポン入れているような状態でした。
ただ、家に遊びに来た友人には「使うならあげるよ」って言って作品を渡していたんです。そしたらその友人が「それならハレタで出品してみるといいよ!紹介してあげるから!」って背中を押してくれて、それで恐る恐るハレタに来てみたことで販売することになりました。

坪井恵美子さん
今も作りたいから作っているというのは変わっていなくて、段ボールにポンポン入れていたのが、「作品ができたからハレタに持って行こう」に変わったという感じです。最近持って来られてないですけど(笑)。
チャレンジshopのスペースには限りがあるので、小さいモノを作ったら持って来ようって思ってるんですけど、最近は大きめのモノを製作しているのでなかなか持って来られなくて…
―大きい作品はどうされているのですか?
大きいモノは、ハレタで開催している対面販売のイベントで、出品しています。
新作など作りたいものはいっぱいあるけど、体が追いついていなくて、最近は材料がたまりがちです(笑)。
―新作の入荷、楽しみに待っていますね。
そのうち持って来ます(笑)。

坪井さんが制作したかばん
―少し話が戻りますが、ご友人に勧められてチャレンジshopの存在を知った時はどう思われましたか?
最初は私のハンドメイド品なんて人目に触れるほどのモノじゃないし、商品として買ってくれる人なんているのかな?と思っていました。
でも出品してみて、喜んで購入してくださる方がいらっしゃることがわかって。「私作りすぎてるかな?と思ってたけど、もしかしたらハンドメイドに対する需要はけっこうあるのかも!と思い直しました。
―実際に出品や対面販売をしてからはお気持ちに変化はありましたか?
対面販売での出来事ですが、小学生の女の子が、お小遣いを握りしめてアクセサリーを買いに来てくれて目を輝かせて売り場から離れない子もたくさんいます。
そういう姿を見ると、大人用だけじゃなくて、子ども用のモノも作りたくなるんですよね。
作ったモノを使ってもらえる、喜ぶ顔が見られるのはやっぱり嬉しいですね。子供は大人より反応がストレートだからより頑張ろうって思えます。
―自分の作品が誰かの楽しみになるというのは、作り手としてはとても嬉しいことですよね。聞いていた我々もとても嬉しい気持ちになりました。そして、ハレタが今後もそういう瞬間を作り出す場になっていったらいいなと思いました。
―坪井さんご自身は今後やってみたいことなどはありますか?
そうですね。今後も、どんどん対面販売のイベントなどに参加して、地元の人たちなどとふれあっていきたいです。
機会があれば、帯広のような人口規模の大きなところでも出店してみたいなと考えています。やっぱりお客さんの反応が上士幌とは違うと思うので。どんな反応をされるのか楽しみです。
それから購入してくださったお客さんに、私の作品をずっと使っていただけたら嬉しいなと思っています。

坪井さんが制作したハンドメイド作品
最初は自分の作りたいという意欲からハンドメイドを始めたと言う坪井さん。
チャレンジshopに出店されたことで、「自分の作品が誰かの楽しみになる」という喜びを見つけられたのかもしれません。
帯広に坪井さんのハンドメイド品が並ぶ日が待ち遠しいです!
ハレタかみしほろでは、現在チャレンジshop「ハレたな屋」の出店希望者を募集しております。手作りは好きだけど販売なんて・・・と思っている方。一歩踏み出して、新しいチャレンジを始めてみませんか?
出店を希望される方は、ぜひお問い合わせください。
お問合せ先
生涯活躍のまちかみしほろ(ハレタかみしほろ内)
連絡先 01564-7-7630
メール info@kamishihoro-town.com
LINE https://lin.ee/NFlKbt0
担当 小川
スマホロ通信第11号(2023年6月 発行)
スマホロ通信第11号では、「5G」についての説明をしています。

裏面では「デバイス」について簡単な説明をしています。

スマホロ通信第10号(2023年5月 発行)
スマホロ通信第10号では、デジタル推進員についての説明と
ホロロジーにスマホロ通信のバックナンバーが掲載されたことについて
紹介しています。

裏面では「GPS」について簡単な説明をしています。

「なりわいを創る前」の若者たちによるコミュニティスペースづくりへのチャレンジ
上士幌町では、起業や新規事業を検討している町民に向けた事業計画書作成セミナー「かみしほろ起業塾」を実施しています。
これまでに21人が受講し、5人の方が上士幌町で起業を実現されました。
一方、何かしてみたいけどまだ具体的な計画はない、自分にどんな可能性があるのか模索してみたい、という潜在的に起業に関心や興味を持つ人たちも数多く存在します。
まちづくり会社では、そんな「なりわいを創る前」の町民の方々に向けて、スキル、経験、知識を吸収できる場を提供する「開拓社プロジェクト」を、2022年度の秋から冬にかけ実施しました。
開拓社プロジェクト始動
開拓社プロジェクトに参加することになったのは、町内で活動する5人の地域おこし協力隊員でした。
プロジェクトの初回、自分たちにとって関心が高いテーマについて話し合った結果、「コミュニティスペース」づくりを行っていくこととなりました。
地域おこし協力隊として上士幌町に移住してきた時に感じた、「職場以外の人とのつながりをつくるきっかけがない」や「地域の中でやってみたいことが漠然とはあっても、相談先や進め方がわからない」という不安、「気軽に行ける場所や、目的がなくても立ち寄れる場所がない」という孤独な気持ちの記憶が、5人に共通してあったようです。
こうして、「コミュニティスペースplat(ぷらっと)」の企画が生まれることとなりました。
やりたいことの行先を方向づける、地図のような場所‐コミュニティスペースplat
そこから、コミュニティスペースのコンセプトや、来場者のコミュニケーションを促す方法、協力隊である5人だからこそできることは何か…
運営するコミュニティスペースのイメージを1つのものに近づけるため、開催までの3ヵ月間、多い時には週に2度のペースでミーティングが行われました。

イメージを共有しあう5人の協力隊、週に1度は顔をあわせていた
場づくりには、計画や準備に多くの時間がかかるということを、このプロジェクトの中で参加者たちは強く実感したようです。
その中で、スペースの名称を、地図を意味する「plat(ぷらっと)」とすること、コミュニケーションツールとして「plat hope(プラットホープ)」をつくること、カフェメニューとして自分たちの出身にかかわるものを出すこと、ボードゲームタイムを設定することが決まりました。

カフェメニューではご当地ドリンクを販売、この日は静岡県のお茶
また、町内外で活動する同世代の方や、スキルを持つ方にも自分たちで企画の趣旨を説明し、賛同を得たり、協力をしていただき、企画内容を具現化していきました。

開催フライヤーは関係人口である大学生にデザインをお願いし、町内へ配布した
あったらいいなを共有するボードplat hope(プラットホープ)
「plat hope(プラットホープ)」とは、上士幌でやってみたいなと思うことや、上士幌にあったらいいなと思うものを自由に書き込めるボードです。
plat hopeのデザインは、関係人口である20代の方にお願いし、初日のワークショップでは、そのデザインコンセプトについても語っていただきました。
「plat hopeは9つの大陸でできており、それぞれ、『ささえる』、『まわす』などのスキルを象徴するような意味を持っています。それぞれのスキルだけでは、もしかしたら、書き込んだhopeは叶わないかもしれない。
では9つあるスキルをどのように組み合わせたらいいのか。
組み合わせるといっても、9つのスキル全てを一人で習得するには相当な努力とセンスが必要です。
でもそれを、チームで行うことにすれば、互いのスキルを活かしあうことができます。
『自分は何をやりたい人なのか?、どんなことに困っているのか?』
発信することでチームができると思います。ですが、チームですすめるためには、発信だけでなく「対話」も必要になってきます。
『plat hope』の9つの大陸はあえて抽象的にしていますが、そういったスキルの活かし方や対話の重要性も含めて、hopeを書いている皆が考えるアイデアこそが、『plat hope』の大陸のライフラインになると思っています。」
来場者の方も、運営メンバーも、デザイナーの話に耳を傾けながら早速たくさんの「hope」を書き込みしました。
6回の開催が終わるころには、どの大陸もたくさんのhopeとアイディアで埋められました。

6回の開催を終えて書き込みがすすんだplat hope
開催日の様子
2回目以降の開催では、初対面同士も自然にコミュニケーションをとれるよう、ボードゲームが実施され、立場も年代も様々な来場者の方々が同じテーブルで和気あいあいと交流を楽しみました。

多世代交流が実現したplatでのボードゲーム
また、platの趣旨に賛同した協力隊の仲間が来場してコーヒーの提供をしてくれたり、町外の協力隊が開催に合わせて来町して飛び入りでゲームを実施するなど、来場者が場の運営に積極的に参加する場面も見られました。
最終日には、それまでの5回の開催中に来場された方たちと一緒に、「plathope」に書いた内容や想いについてシェアしあうワークショップが実施されました。
「まわす」の大陸に、「町内に高校生が働く場所をつくりたい」と書いてくれた方は、町内で仕事をつくることで需要に応え、町内での消費を促す、そしてその消費活動が、雇われた高校生に給与として支払われる、町内での経済を「まわす」だけでなく、その循環を次の世代にも「まわす」という想いを話されました。
また、同じ「つくる」の大陸に関連性のあるhopeを書いた方同士で「今度一緒に◎◎しようよ!」と意気投合する姿も見られました。
最初は「コミュニティスペース」という聞きなれない言葉の場で、どう過ごしたらよいのか戸惑う方も多かったようでしたが、6回の開催を終えた後の来場者アンケートでは、
「上士幌に来てから様々な集まりに参加してみたけれど、1番自分にしっくりきて、1番楽しい場所でした。」
「知っている人の知らない面を知る機会となりとても良かったです。自分にとって意義のある時間と場所になりました。」
「ほかの人と交流することで、自分の立ち位置やこれからどうしていきたいかも見えてきて、自分のことを知る機会にもなりました。」
「platでのコミュニケーションの中で様々な人の思いや考えに触れ、刺激を得られる場所でした。」
「連続で来ていますが、毎回違う方と交流ができるので楽しいです。日々をもっと楽しくしたいと考える仲間が町内にいることがわかり嬉しいです。」
などの感想が寄せられ、運営メンバーにとって手応えを実感できる結果となりました。
新しい出会いがある場所
自分自身について知ることが場所
これからに向けて刺激を得られる場所
起業まではいかないけれど、何かやってみようかなと思えた場所
こんな場所があったら自分自身や、自分と同じような人にとっても居心地の良い場所になるんじゃないか…
そんな5人の協力隊の想いから生まれたコミュニティスペース「plat」は、関わってくれた方それぞれにとっても、ぷらっと立ち寄ることのできる場所になったようです。
これからを開拓していく
5人の協力隊が手にしたものは様々です。
platの運営を経て、自分について改めて振り返ってみたいと思った人、自分の足りないスキルが見えた人、自分の向かいたい方向が居場所づくりではないと気がついた人。
この開拓社プロジェクトでの経験を土台に、それぞれが進んでいく方向を決めました。
5人にとってはplatの運営そのものが、今後の行先を方向づける、地図のような活動となったようです。
5人と同じようにこれからを開拓するすべての人が、自分の行く末をどう見つけどう進んでいくのか、「plat hope」がそれぞれの「生きる糧」になる瞬間が楽しみです。

これからを開拓する来場者。「plat hope」がそれぞれの「生きる糧」になる日も遠くない
まちづくり会社では今後も、「自分のこれから」を開拓しようとする若者に向け、場づくりだけでなく、自分の可能性をひろげるきっかけとなる事業を展開していきます。
スマホロ通信第9号(2023年4月 発行)
スマホロ通信第9号では、3月に実施したスマホロ特別イベントに関しての報告と「スマホロメモ」について紹介しています。

裏面では「アカウント」に関する簡単な説明をしています。

スマホロ通信第8号(2023年3月 発行)
スマホロ通信第8号では、窓口に実際来た時の相談の流れに関して紹介しています。

裏面では「スクリーンショット」に関する簡単な説明をしています。

スマホロ通信第7号(2023年2月 発行)
スマホロ通信第7号では、キャッシュレス決済について説明と解説をおこなっています。

裏面では「GB(ギガバイト)」に関する簡単な説明をしています。

スマホロ通信第6号(2023年1月 発行)
スマホロ通信第6号では、スマホの中身のメンテナンスについての解説を行っています。

裏面では「URL・QRコード」に関する簡単な説明をしています。

スマホロ通信第5号(2022年12月 発行)
スマホロ通信第5号では、スマホに通知が来る「アップデート」についての解説を行っています。

裏面では「アイコン」に関する簡単な説明をしています。

スマホロ通信第4号(2022年11月 発行)
スマホロ通信第4号では、10月に相談が多かった知らない人からLINEグループに入れられてしまった時の対処法についてを紹介しています。

裏面では「Bluetooth」に関する簡単な説明をしています。

スマホロ通信第3号(2022年10月 発行)
スマホロ通信第3号では、実際のスマホロ窓口の紹介と、これまであった主要な相談の紹介をしています。

裏面では「Wi-Fi」に関する簡単な説明と、スマホロ利用者の方がスマホのカメラで撮影した写真を掲載する「スマホロ写真館」を始めました。
今回は紅葉の写真を掲載しています。

スマホロ通信第2号(2022年9月 発行)
スマホロ通信第2号では、8月に相談が多かったクリーニングアプリや迷惑・詐欺メールについてを紹介しています。

裏面ではスマートフォンを使用する上で出てくる基本的な用語について紹介しています。

スマホロ通信第1号(2022年8月 発行)
記念すべきスマホロ通信第1号では、実際にスマホロを利用された方に聞いた感想を掲載しました。

裏面ではスマートフォンの基本的な操作の名称を紹介しています。

第39回上士幌ウインターバルーンミーティング2023-イベント会場レポート-
第39回上士幌ウインターバルーンミーティング2023が、2月11日と12日の2日間で開催されました。
コロナ禍による2大会連続の開催中止を乗り越え、2020年以来3年ぶりとなった今大会。
競技会場は「航空公園」、イベント会場は「道の駅かみしほろ」と2つの会場を使用し、上士幌ウインターバルーンミーティング初の分散開催となりました。
残念ながら天候には恵まれませんでしたが、イベント会場「道の駅かみしほろ」では熱気球の体験搭乗が行われ、たくさんの人で賑わいを見せていました。

道の駅近くを飛ぶ熱気球に歓声も上がる
第39回上士幌ウインターバルーンミーティング2023の競技に参加した上士幌高校の熱気球部を取材した記事もあるのであわせてご覧ください。
>>3年ぶりの開催!第39回上士幌ウインターバルーンミーティング
また、ほかの熱気球に関する記事はこちらからご覧いただけます。

WRITER
宮﨑 ゆ子
【ライター入門講座受講生】生まれも育ちも上士幌の好奇心旺盛な主婦。三人の子育てを終え、夫の動物病院を手伝いながら夏は無農薬野菜の栽培を楽しんでいます。

PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
待つ時間さえ至福の時間
夏の大会も含めバルーンの大会で大人気なのが熱気球体験搭乗です。
今年はコロナウイルス感染症対策としてインターネットでの予約制となっていましたが、開催1週間前には200組以上のキャンセル待ちが出ていました。
遠くは九州からの予約もあり、人気の高さを物語っています。
搭乗予定時間に合わせて会場に来場した方々は、自分の順番を待つ間もワクワクしながら熱気球を眺めている様子でした。

果てしない空への想像を思いめぐらせる至福の時間
お子さん連れのご家族が笑顔で空を見上げる光景は微笑ましく、素敵な時間を共有させてもらえました。
親子での体験搭乗は温かい思い出となったのではないでしょうか。
熱気球搭乗への憧れ
熱気球に搭乗した方にお話を聞くと「一度乗ってみたかった。嬉しいです!」「思ったよりも(遠くまで)見えました。頭上でバーナーが轟々と燃えるのが見えるのも迫力がありました」と感動されていました。
町外から参加されている方も多く、札幌を朝4時に出発したと話す年配のご夫婦は、上士幌ウインターバルーンミーティングには、何度も足を運んでくださっており、ぬかびら源泉郷をはじめ町の観光地にも詳しく「熱気球の写真を撮影するのが趣味なんです。上士幌町大好きですよ」と話してくれました。
町外の方に自分の住む町が好きだと言ってもらえることが大変嬉しかったです。

鮮やかな模様の熱気球が上昇すると一斉にカメラのシャッターを切る音がする
雪や風の影響により一時中断する時間帯もありましたが、上士幌ウインターバルーンミーティングは多くの笑顔で溢れていて、あらためて夢のある素敵なイベントだなと感じました。
親子での体験搭乗は温かな思い出となったのではないでしょうか。
賑わいを見せる道の駅かみしほろ
イベント会場が道の駅に変わったことで、従来の会場では外で待つしかなかった体験搭乗も、施設内で暖をとりやすく車中で待つこともできるようになりました。
道の駅内も、小さな子ども連れの家族も多く見られたくさんの方に道の駅を楽しんでもらえたのではないでしょうか。

賑わいを見せる道の駅かみしほろ(写真提供:宮崎ゆ子)
外にある屋台も人気があり、行列が途切れることなく人が並んでいました。
ただ、上士幌町民の姿が少なかったことが残念です。もう少し町民にも参加してもらい町全体で盛り上がるといいなと思います。
上士幌に熱気球が舞い上がり50年
1974年、日本で初めて開催された熱気球の大会である
今夏、北海道バルーンフェスティバルは50年という大きな節目を迎えます。
東大雪の雄大な山並みを背景に全国から集まった色とりどりのバルーンが舞い上がる夢の景色を楽しみましょう。

第49回北海道バルーフェスティバルの様子