上士幌小学校で卒業記念熱気球体験搭乗が行われました
卒業式を間近に控えた3月の中旬、上士幌小学校にて6年生の卒業記念に熱気球体験搭乗が行われました。熱気球の町ならではの記念行事についてお伝えします。
WRITER
渥美 緑(あつみ みどり)
2022年1月より静岡県から上士幌町へ移住。地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。上士幌町で出会う人、ものは基本すべて“初めまして”です。その”初めまして”の瞬間を言葉にして発信できたらいいなと思います。
PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
今回お伝えする卒業記念熱気球体験搭乗は、毎年、町役場が企画し、上士幌小学校のグラウンドにて、卒業を控えた児童が、6年間過ごした学び舎と街並みを熱気球に搭乗して上空から眺めてもらうという行事です。
行事当日、我々が到着したときにはすでに、児童たちが搭乗するほろんちゃん号がグラウンドに立ち上っていました。
着々と準備されるほろんちゃん号
ほろんちゃん号の準備が完了すると、雪が降り積もった真っ白なグラウンドに、この日体験搭乗する6年生32人が集まってきました。
児童たちは搭乗するための注意事項を受けた後、順番にほろんちゃん号に乗り込みます。
熱気球に乗り込み上昇を待つ生徒たち
ほろんちゃん号は校舎を見下ろす位置までゆっくりと上昇。
児童たちは上空から他の児童や先生に手を振って写真撮影にこたえたり、学校を眺めたり、つかの間のフライトを余裕をもって楽しんでいる様子です。
熱気球が上空にある間、地上では空から児童たちの笑い声が降ってくるようでした。
こんな貴重な体験が卒業記念なんて、さぞ嬉しいだろうなと児童に声をかけたところ、「2年生の時にも乗ったことがある」とか「気球からの景色は秋が綺麗だと思う」「今日も自分の家が見えるかと思って探していた」など、熱気球のエキスパートのような感想です。
よくよく話を聞いたところ、児童のほとんどは熱気球には何度も乗ったことがあるという事実を教えてもらいました。
…さすが、熱気球の町、上士幌町。
上士幌の子供は何度も経験する係留体験
熱気球の体験搭乗ですが、上士幌小学校の児童には日常のものであっても、他の小学校で実施されているところはなかなかないそうです。
この日も先生が初めて体験搭乗をするという現象が起きていました。
なお、この卒業記念熱気球体験搭乗は小学校だけでなく、認定こども園ほろんでも行われています。
町の皆さんの、おめでとうの想いが児童や園児たちを上空に連れていく。こんな素敵な取り組みが、今後もずっと続いていってくれることを願わずにいられませんでした。
そんな上士幌町では、熱気球だけでなく、まちの魅力を活かした様々な取り組みを行っています。
まちづくり会社では、1ヶ月間上士幌町で遊ぶ・学ぶ・働くを体感できるMY MICHIプログラムや、移住を行う際の困りごと・就業に関する無料職業紹介事業を行っています。
上士幌町の取り組みについて知りたい、聞いてみたいと思ったら、お気軽にまちづくり会社までお問合せ下さい。
お問合せ先
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