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中学生の駄菓子屋さん『モモんが』の挑戦!

上士幌町にはさまざまなコミュニティがあります。

その一つであるかみしほろ地域食堂うれしかを立ち上げた鈴木香さんと駄菓子屋さんの立ち上げに賛同した吉田恵さんたちが、中学生たちのサポートに回り、夏休み限定で中学生たちが運営する駄菓子屋さん『モモんが』をオープンしていたので、取材してきました。

>>かみしほろ地域食堂うれしかについてはコチラ

『かみしほろ地域食堂うれしか』の想い

WRITER/PHOTOGRAPHER

土門 史幸

フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。


小さな子どもと中学生の交流を目指して

香さんが『モモんが』を開こうと思った理由は、小さな子どもたちと、中学生たちが関わる機会があまりないことが気になったから。

「上士幌にない駄菓子屋を中学生の運営で開くことが、小さな子どもたちとの交流のきっかけになるのでは…と思いつきました」と話してくれました。

中学生たちが、小さな子どもたちとのコミュニケーションを通じて、困りごとや勉強の相談を聞くことで”人のために何ができるか”を自分の力で考えて行動し、成長するきっかけとなることへの期待もあったそうです。

中学生たちに起きた変化

前述の目的から、商品選びや価格設定、お店のレイアウト、接客、お金の管理、SNSへの投稿など運営のほとんどを中学生たちに任せていたそうです。

(POPを考える中学生たち)

中学生たちは最初、慣れない挨拶や接客でぎこちない様子だったけれど、お店に常連の子どもたちが来てくれると自分から話しかけたり、スムーズに会話ができるようになっていったそうです。

(自分達が選んだ商品を販売する)

どのように小さな子どもたちとコミュニケーションを取ったのか中学生にきいてみたところ、「自分たちより背が高くて怖かったり、話しかけづらいと思うので、子どもたちが安心できるように目線を合わせて話すことを意識して接客しました」と話してくれました。

また、明るく誰とでも話すことができる中学生は接客を中心に、計算が得意な中学生は経理を担当するなど役割分担をして、それぞれの得意を活かして運営を行なっていたようです。

(積極的に話しかける中学生(奥))

サポートしていた周りの大人たちも、中学生たちの行動に触れて「そんなふうに考えていたんだ」と新たな発見や驚きがあり、自分たちも一緒に成長できたと感じたそうです。

多世代が訪れた駄菓子屋さん

実際にお店にうかがってみると、小学生の子どもたちが何人も駄菓子屋さんに訪れており、中学生たちと一緒に射的やくじ引き、ビンゴなどで楽しむといった一幕を見ることができました。

(射的を楽しむ小学生の子どもたちと中学生)

(世代を超えてビンゴを楽しむ皆さん)

モモんがの今後について

ひと夏の駄菓子屋さん体験を終えた中学生たちは「いろいろな世代の人と関われる駄菓子屋をこれからもやってみたい!」と手応えを感じたようです。

「今回の夏休みの駄菓子屋へのチャレンジは小中学生の交流のよいきっかけになったので、今後さらにもう一歩踏み込んだ交流を実現させたいです」と話される香さん。

たとえば、勉強がわからない…自転車に乗れない…逆上がりができない…など小さな子どもたちがぶつかる悩みを、大人ではなく中学生のお兄さんお姉さんが気軽にサポートできる交流の場にしていきたいのだそうです。

駄菓子屋さんという場を通じてさまざまな世代の交流が生まれそうなので、今後の『モモんが』の活動が楽しみですね!

(一部写真提供:モモんが)

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