スマホロ通信第25号(2024年8月 発行)
スマホロ通信第25号ではLINEで受信した写真の保存方法について説明をしています。
裏面では7月に開催した「SDGsポイント説明会」のレポートを掲載しています。
女性たちが美しく輝くためのサポートがしたい!「さくらフェイス」加藤 康恵さん
上士幌町では、起業・第二創業・新規事業展開の促進と支援を目的として、2018年度から『かみしほろ起業塾』を開催しています。
かみしほろホロロジーでは、かみしほろ起業塾の受講を経て、なりわいを自分で創ることに挑戦している方へのインタビューを行い、ご紹介しています。
今回は、2023年度のかみしほろ起業塾を受講し、2024年6月にエステサロン「さくらフェイス」をオープンした加藤康恵さんにお話を聞きました。
エステサロン「さくらフェイス」
加藤 康恵さん
|かとう・やすえ|上士幌町出身。高校卒業後、旭川市の看護専門学校へ進学し、卒業後は旭川市内のクリニックで看護師として勤務。看護業務に従事する一方で、興味を持っていたエステの技術を学ぶ。2022年の結婚を機に十勝に戻り、エステで開業を考えていたタイミングで起業塾を受講。2024年6月、上士幌町内にエステサロン「さくらフェイス」をオープン。現在は幕別町在住。
「やりたい!」のきっかけは、同僚の笑顔
――「さくらフェイス」オープンおめでとうございます! 上士幌町で初のエステサロンですね。
ありがとうございます。女性たちの心身をサポートしたいという思いで開業しました。忙しい女性たちの癒やしの場になれるよう、また皆さんがいつまでも美しく輝く存在であり続けるためのお手伝いができればと思っています。
「自分史上、最高の笑顔へ」をコンセプトに、店名の「さくらフェイス」には、「女性がサクラのように華やかで美しくなるように」との願いを込めました。
――素敵な思いですね。開業したいと思ったきっかけは何だったのですか?
順を追って話すと、まず私自身が、20代のころから仕事終わりなどにエステに通っていました。エステに行くと、とても癒やされて身も心もリフレッシュするんです。いくつかのお店に通っていたのですが、お店によって施術の仕方や効果も違うんですよね。それで、なぜだろうって徐々に興味がわいてきました。
やがて自分でもやってみたいと思うようになって、講習を受けたりして勉強を始めました。そうしたら当時勤めていたクリニックに、フェイシャルエステマシンがあることを知ったんです。
女性たちが美しくなるためのサポートをします
――エステマシンが?
クリニックの先生の奥様が購入していたものでしたが、あまり使っていなかったそうなんです。それで私がエステの勉強をしていると知っていた同僚から「勉強しているならちょっとやってよ」とお願いされて、仕事終わりにやってあげたんです。そしたらほかの同僚からもお願いされるようになって。顔がすっきりしたり、中には減量につながった同僚もいて、みんなすごく喜んでくれたんですよね。
それが私もうれしくて、女性の美をサポートするエステって楽しいなと思うようになりました。
――なるほど。
その後、結婚して十勝に戻ってきたのですが、仕事をどうしようかと考えているときに、同僚の笑顔を思い出して「エステサロンをやりたい!」と思ったんです。
そんなタイミングで、かみしほろ起業塾を知りました。
「これだ!」と直感して、かみしほろ起業塾を受講
――現在は幕別町在住ですよね。どうして、かみしほろ起業塾の存在を知ったのでしょう?
実家が上士幌町なのですが、あるとき両親に「いつかエステサロンをやってみたい」と話したら「裏にある祖父母の家が空いているから、何かするなら使っていいよ」と言われたんです。
それから時々、掃除をしたり荷物を片付けに来ていました。何年も使っていなかった家なので、これがけっこう大変で。そんなときに「まちジョブハレタ」というサービスがあると聞いて、話を聞きにハレタに行ったんです。
そうしたらたまたま掲示してあった、かみしほろ起業塾のチラシが目に留まって、見た瞬間「これだ!」って直感しました。それでハレタのスタッフさんに「受けたい!」と伝えました。
――ピン! と感じたんですね。
はい。
実は、その日は申し込みの締め切り日を過ぎていたんですけど、「どうしても受けたいんです!」とお願いしたら、すぐに申し込みの書類を書いてほしいと言われて。
その日偶然にハレタに行っていなかったら、かみしほろ起業塾のことは知らずに終わっていました。あとから何かに導かれていたのかもと思ったくらいです(笑)。わがままを聞いてくれたスタッフさんには感謝しています。
――加藤さんの熱意が伝わったのでしょうね。
ありがたいです。
エステをやりたいと思ってから、お店の理念や内装のイメージ、どれくらい売上があればやっていけそうとか、お客様を集めるにはここに広告を出そうとか、考えてまとめていたものがあるんです。
それが頭のなかにあったので、申し込み書類もそれになぞってその場で書きました。
――すごい。ずっとイメージを持っていたのですね。
両親が、家を使うのに家賃はいらないと言ってくれたんです。幕別や帯広でお店をやろうと思ったら家賃がかかるし、それがないなら通いにはなるけど上士幌でやれるかもって思いました。3面が窓で日当たりがよい部屋があって、この部屋を施術スペースにすればお客様もリラックスしてくれると感じて、それから具体的に考えるようになりました。
お客様一人ひとりと向き合い、カウンセリングも行います
――かみしほろ起業塾でその具体的なイメージをさらに事業計画書として形にした、という感じでしょうか?
そうですね。
講座は全部で5回あって、講師の先生から初回に講義を受けた後、基本は自分自身で計画書を完成させるというプログラムだったんですけど…
具体的なイメージがあっても数値として計画書におとしこむのは、結構難しくて。
講師の先生に本当にたくさんの質問をさせていただきました。
――それだけ本気だったということですね。
私は思いを伝えていただけなので、先生は大変だったかもしれません。
あとでスタッフさんから「こんなに先生に質問したのは加藤さんが初めて」と言われましたし(笑)。
1つ1つの質問に丁寧に応えてくださった講師の先生には、今でも感謝が尽きないですね。
最終回では、そうやって完成させた事業計画書を基にプレゼンテーションをしました。
人前で自分が何かを発表するなんて、これまで経験したことがなかったので、めちゃくちゃ緊張したことだけ覚えています。
※加藤さんが受講したかみしほろ起業塾についての記事はコチラからご覧いただけます。
――ちなみに、ご主人は起業に際して何かおっしゃられていましたか?
せっかく十勝に戻ってきたのだから、好きなことをやりなよと言ってくれました。
背中を押してくれて、うれしかったですね。
お客様がきれいになっていくのが喜び
――施術スペースは落ち着ける空間ですね。
白を基調に清潔感のある場所にしたいと思っていました。あとは癒やしのスペースになるので、緑を使いたいなとか、そんなふうに考えてイメージしていました。
施術スペース。日当たりがよくて、とても明るい!
――告知はどのように?
まずはチラシをつくって配布しました。あとは十勝毎日新聞にも取材をしていただきました。新聞は記事が出たらすぐに問い合わせがありましたね。そのほか地域の情報誌などにも掲載していただきました。
――お客様の反応はいかがですか?
むくみがとれたりすると皆さん喜んでくださいます。
お客様は30~40代が多いですが、70代の方もいます。
――ところで、エステの楽しさって何でしょうか?
お客様がきれいになって、喜んでいただけることが何よりうれしいです。施術前と後では結果が目に見えてわかるので、見た目で効果を感じていただけるのもうれしいです。私は施術しながらお客様の変化を感じるんですよ。あごのラインがすっきりしてきたなとか、目元がぱっちりしてきたなとか、変わっていく様子がわかるんです。それも楽しいですね。
ワクワクすることをすれば、うまくいく!
――これからこのサロンをどう育てていきたいですか?
まずは皆さんに気軽に来ていただけるお店にしたいです。お客様が癒やされて、エネルギーを充電していただける場所にしていきたい。
女性が輝くと、仕事や家庭も円満になると思うんです。
そうなれば家族やお子さんも幸せですよね。
その幸せが広がると地域ももっと盛り上がると思います。
生まれ育った上士幌町で開業したからには、まちに対しても貢献できたらと思っています。
――素晴らしいお気持ちです。では、上士幌町で何かにチャレンジしたい人に言葉をいただけるなら?
私は直感で動くタイプなんですけど、直感は大事な気がします。自分の気持ちに素直になって、ワクワクすると感じることをすれば結果的にうまくいくと思うんです。自分がワクワクしていないと続かないし、自分の心が満足しないと思います。
これからの事業について楽しそうに語る加藤さん
――ワクワクする。大事なポイントかもしれません。
もし自分が、何に対してワクワクするかわからないという場合は、まずは行動することだと思います。自分が動いてこそ、良い出会いがあると思うんです。どうしても頭で考えすぎてしまう人もいるかもしれませんが、何でもやってみないとわからないし、行動すれば自分が好きなものや心が動くものに出会っていくと思います。
――私も何かやってみたくなりました。今日はありがとうございました。
皆さんにも充実した人生を歩んでいただきたいです。私自身も、後悔のないように生きていきたいと思います。これから頑張ります!
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バイタリティあふれる加藤さんは、人を元気にする力を持っている方だと思いました。質問に対して一つひとつの言葉をうれしそうに語る加藤さんから、たくさんのエネルギーをもらったように思います。
好きなことをとことん勉強し、地域の皆さんのお役に立ちたいという思いを持ち、店舗経営にチャレンジする加藤さん。
その大きな挑戦を、これからも応援していきたいと思います。
【エステサロン「さくらフェイス」】
河東郡上士幌町字上士幌東3線239番地(ホシ山崎薬局裏)
営業時間9時〜17時(土曜PM・日曜定休)
エステサロン「さくらフェイス」は、この看板が目印です!
TEXT:コジマノリユキ
2018年4月より上士幌町在住のライター。1976年生まれ、新潟県出身。普段は社内報の制作ディレクターとしてリモートワークをしています。写真も撮ります。マイブームはけん玉。モットーは「シンプルに生きる」。
「ハレたね企画」インタビューVol.1「和菓子てるる堂」佐々木あすかさん
ハレタかみしほろ(以下、ハレタ)では、町民の皆さんの趣味や特技を活かしたチャレンジを応援する「ハレたね企画」を実施しています。
中でも人気が高いのが、町民の手づくりおやつを提供する「ハレタ手づくりおやつカフェ」。
今回はこのイベントに和菓子を出品し、またそれ以外でもチャリティーカフェにチャレンジする「和菓子てるる堂」の佐々木あすかさんを紹介します。
和菓子てるる堂
佐々木 あすかさん
|ささき・あすか|東京都出身。2016年に家族とともに上士幌町に移住。和菓子が好きで、子育てをしながら本格的に和菓子づくりを勉強。「ハレタ手づくりおやつカフェ」などのイベントに出品している。また「チャリティーカフェ&お話し会」を開催するなど「ハレたね企画」にチャレンジしている。2児の母。
講座で学び、ハレたね企画にチャレンジ!
――「ハレたね企画」にチャレンジしようと思ったきっかけを教えてください。
ハレタのイベントに参加したときに、スタッフの方から声をかけられたんです。抹茶を楽しめるイベントで、そこで出されていた和菓子が私の知っている銘柄だったんですよね。
それで「どうして知っているんですか?」と聞かれて、実は和菓子に興味があって勉強していますと話したら、「いつか出品してくれるとうれしい」と言われて、それが最初のきっかけでした。
――すぐにやってみようと思ったのですか?
いえ、そのときは第二子の出産を控えていた時期でしたので、実際にチャレンジしたのは出産後です。
もともと趣味で和菓子はつくっていたのですが、やってみようと思えるまでには時間がかかりました。
でもせっかく声をかけていただいたので、やるならしっかりやりたいと思って、出産して育休に入ったタイミングで通信教育講座を受講しました。半年間で和菓子を学べるコースがあったんです。
――趣味から一歩進んで学ばれたのですね。すごいですね。
趣味でやっていただけなので、誰かに提供するには自信がなかったこともあります。これも良い機会ととらえて、学ぶなら今しかない! と思いました。
インタビューに応える佐々木さん
――和菓子はもともと好きだったのですか?
子どものころはそうでもなかったのですが、大人になってから、あるときお饅頭を食べたらおいしいなって思って(笑)。実はバターがちょっと苦手で、それで和菓子に惹かれていったのかもしれません。
――和菓子づくりはいつごろから?
上士幌町に来てからです。
出産や育休で、家で過ごす時間が増えたこともあって、やってみようかなと。あと十勝は和菓子屋さんが少ないなと思っていたので、それも自分でつくってみようと思ったきっかけですね。
あんこを炊いて、自分の好きな甘さにしてつくったのが始まりでした。
不安と緊張の中、 初出品でどら焼き100個完売‼
――初めての出品はいつですか?
2021年11月に開催した鈴木書店さん(※)のブックカフェです。
どら焼きを100個提供しました。
※ハレたね企画チャレンジャー。詳細は以下のリンクからご覧ください。
――100個! 実際につくるのは大変ですよね?
すごく大変でした。あんこを炊いて皮を焼いて包んで……確か2日かけてつくりました。あんこを炊く日と皮を作って包む日とに分けて……
とにかく疲れた記憶しかありません(笑)。
――丁寧に準備されたのですね。当日は接客もしたのですか?
やりました。これも初体験で、本当に売れるのかな? 食べていただけるのかな? と、不安と緊張でいっぱいでした。
スタッフさんは「絶対に売れる!」と言ってくれていたんですけど、やっぱりずっと半信半疑で。でも皆さんが買ってくださって、完売したんです。信じられないくらいうれしかったです。
――それはうれしいですね。
食べてくださった皆さんが「おいしい」と言ってくださったことで、達成感も感じました。
どら焼き製作中
――ちなみに、なぜどら焼きにしたのですか?
通信教育講座でもつくったことと、誰もが知っていて馴染みのあるお菓子なので、最初につくるにはよいかなと思いました。
――ほかに大変だったことはありますか?
価格設定ですね。
売れる自信がなかったので、買っていただけるなら1個100円でいいと思っていたんです。でもそれでは駄目とハレタのスタッフさんに怒られまして。材料原価もそうですが、イベントの人件費やお菓子をつくる施設の使用経費なども含めてきちんと利益が出るように設定してくださいと。
最終的にはスタッフさんと相談して決めましたが、最後まで厳しかったです(笑)。
夏はあんみつ、秋はカボチャあんのどら焼き
――それからは定期的に出品していったのですか?
そうですね。2022年1月が2回目で、このときはぜんざいを提供しました。そのあともヨモギ団子や水ようかん、6月には水無月を出したり、秋にカボチャあんこのどら焼きをつくるなど、季節によっても変えて、新しいものにもチャレンジしてきました。
夏越(なごし)の祓(はらえ)として残り半年の無病息災を祈願して6月に食べる水無月(みなづき)
――提供する和菓子はどのように決めているのですか?
基本的には自分が食べたいと思うものをつくっているんです。例えば夏ならあんみつが食べたいな、とか。それで試作をして「いやこれは難しすぎる…!」と、現実を知ることもあります(笑)。
でもかたちになるとレシピが増えていくので、それは自分にとってもうれしいですね。
――新しいことに挑戦されている姿勢は素晴らしいです。
ありがとうございます。
でも新しいものに挑戦するたびに難しさを感じています。
提供できるレベルにすることもそうですが、販売するとなると個数も必要になります。毎回必ず試作はするのですけど、事前に3回は試作しています。販売個数や、つくってから提供するまでの時間も考えたりするので、いろいろとバランスを探るのが難しいですね。
――難しいと言いながら、その難しさを楽しんでいらっしゃる様子がありますよ。
そうですか(笑)。
――向上心がありますよね。
単純に和菓子が好きなんでしょうね。
例えば、全国を見ればいろいろな和菓子がありますよね。でも食べてみたいけど買いに行けないしな、じゃあ自分でつくってみるか、みたいな。
あとは毎回のように買ってくださる方もいらっしゃって、うれしい気持ちがありますし、「おいしかった」という言葉は継続するモチベーションにもなっていると思います。
チャリティーイベントも開催
――もう一つ聞きたいのが、チャリティーカフェについてです。これはどんなきっかけで始まったのですか?
もともとは、おやつカフェの利益を犬猫の保護団体に寄付していたんです。そうしていたら、自分でチャリティーのイベントをやってみてもいいかなと思いはじめて。そんなときにたまたま、動物病院の方もイベントを考えているということをハレタのスタッフさんから聞いて。
じゃあ一緒に何かやってみようというところから始まりました。
――どんなイベントなのですか?
動物病院の方が犬猫の飼育や介護など、毎回テーマを設けてお話し会をされるんです。
私はその時間内でカフェを開いて和菓子とドリンクを提供しています。イベントには募金箱を設置していて、カフェの利益と募金していただいた分をまとめて団体に寄付しています。
これまでに6回開催しました。
チャリティーイベントのチラシも佐々木さんがつくったのだそう
――犬猫の保護にも興味があるのですか?
はい、自宅でも犬猫を飼っているので何かできればと思って。東京から一緒に連れてきた雌のフレンチ・ブルドッグもいて、「和菓子てるる堂」は彼女の名前「てるる」からとっているんです。
――このイベントは今後も継続的にチャレンジしていくのですか?
ひとまず6回でひと区切りにはなったんですけど、私としてはこのイベントに限らず、お菓子の販売利益はこれからも寄付していこうと思っているので、もしかしたらかたちを変えて何かするかもしれないです。とはいえ、まだ何も決めてはいないのですが。
不安はあっても、まずはやってみよう!
――ところで、和菓子の魅力って何でしょう?
一つは季節感ですかね。コンビニで売っている和菓子スイーツをみても、季節を感じますよね。洋菓子でも季節を意識したものがありますが、和菓子はそれがより分かりやすいと思います。
あと、例えばあんこをとっても、豆を変えるとあんこの味が変わりますし、炊き方を変えてもできたものに違いが出ます。
そういうところもおもしろいと思います。
――これからチャレンジしたいことはありますか?
いつか自分で菓子製造業許可資格を取って、出品の機会や場を増やしていきたいと思っています。
ただ、費用面など検討しなければならないこともたくさんあるので、長い目で考えていきたいと思います。
――最後に、自分も何かやってみたいと思っている町民の皆さんに一言いただけますか。
私が何か言うのもおこがましいのですが、まずはやってみるのがよいと思います。やることで気づくことや得るものはたくさんあります。
私も最初は不安しかありませんでしたが、ハレタのスタッフさんがちゃんと助けてくれますよ!
インタビュー中、何度も笑顔がこぼれていました
「最初は不安しかなかった」と言いながらも、毎回新しいことにチャレンジしている佐々木さん。その向上心と学ぶ姿勢には頭が下がる思いです。
そのお話しから「和菓子が好き」という思いとともに、「多くの皆さんに喜んでほしい」という気持ちが伝わってきました。最近は道の駅や帯広市のイベントにも挑戦し、活動の幅が広がっているそうです。
「和菓子てるる堂」は、インスタグラムで情報を発信しています。気になった方はぜひ、フォローをお願いします!
\ 和菓子てるる堂 /
「ハレたね企画」では、自分の趣味や特技を活かしてイベントにチャレンジしたい! という方を募集しています。興味のある方はこちらまでお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
㈱生涯活躍のまちかみしほろ(ハレタかみしほろ内)
TEL:01564-7-7630
E-mail:info@kamishihoro-town.com
担当:渥美(あつみ)
TEXT:コジマノリユキ
2018年4月より上士幌町在住のライター。1976年生まれ、新潟県出身。普段は社内報の制作ディレクターとしてリモートワークをしています。写真も撮ります。マイブームはけん玉。モットーは「シンプルに生きる」。
スマホロ通信第24号(2024年7月 発行)
スマホロ通信第24号では検索機能の使い方について説明をしていま
す。
裏面では6月に開催した「グループLINE教室」のレポートを掲載し
ています。
スマホロ通信第23号(2024年6月 発行)
スマホロ通信第23号ではバルーンスタンプアプリの紹介をしています。
裏面では5月に開催した「グループLINE教室」のレポートを掲載しています。
スマホロ通信第22号(2024年5月 発行)
スマホロ通信第22号ではスマホの料金の仕組みについて簡単に説明しています。
裏面では4月に開催した「春のフォトウォーク」のレポートを掲載しています。
スマホロ通信第21号(2024年4月 発行)
スマホロ通信第21号ではグループ向け出張窓口のご案内をしています。
裏面では2月に開催した「防犯教室」のレポートを掲載しています。
可能性の種が育つ土壌-2023年度ハレタかみしほろ活用状況-
自分だけの趣味や特技を周りの人に向けて表現し、それが誰かの喜びにつながることで、チャレンジした町民の皆さんが持っている「可能性の種」が育つハレたね企画。
まちづくり会社では、町民の皆さんが持つ種が育つ土壌として、ハレタかみしほろを活用した様々な事業を推進しています。
2023年度、ハレタかみしほろでどんな種が蒔かれ、どんな場ができたのか、1年を振り返ります。
▷ハレたね企画担当者インタビューはこちらから
アクティブシニアの皆さんが野菜を通じて集う場
「あー笑った笑った」「年ばっかとってどうしようもないねぇ(笑)」「この間○○さんがもってきてくれたお土産が美味しくてさ…」
2023年度の火曜日は、ハレタかみしほろにたくさんのおしゃべりと笑い声が響いている日が多かったと思います。
町内のシニア女性がグループで自家栽培のお野菜を販売する「かあちゃんばあちゃん野菜市」が開催されていたからです。
かあちゃんばあちゃん野菜市
野菜を販売する。購入する。
そのやりとりの中で、野菜の保存方法やレシピ、最近の身体の具合、共通の知り合いの話など、たくさんのコミュニケーションが交わされます。お客さんも老若男女、さまざまな方が来場されます。
常連のお客さんである3歳になる女の子からメンバーの皆さんに、似顔絵付きのお手紙が届けられたこともありました。
かわいいイラスト付きの手紙に笑みがこぼれる
美味しくて新鮮な野菜が購入できるからという理由だけでなく、「かあちゃんばあちゃん野菜市のメンバーとお話していると元気が出る」そんな気持ちで来場してくださる方が多くいらっしゃったようです。いつの間にか小さな多世代交流が少しずつ生まれる場になっていました。
これからの自分の道を模索する若者たちが町民の皆さんとコミュニケーションをとる場
まちづくり会社では、日本全国の若者が上士幌町に1ヵ月間滞在して、遊ぶ、学ぶ、働く体験をするマイミチプロジェクトも行っています。
▷マイミチプロジェクトについてはこちらから
2023年度も2期にわたって合計10人の若者たちが、上士幌町で過ごしました。
その1ヵ月の中で働くプログラムの一環として、ハレタかみしほろで開催されるのがIBASYOバーです。
IBASYOバー
また、上士幌町でJICA海外協力隊のグローカルプログラム※が実施され、その参加メンバーもIBASYOバーを開催してくれました。
※JICAグローカルプログラムとは…JICA海外協力隊が海外に派遣される前に、地域活性化に取組むプログラム
プログラム中に出会った町民から、その方のお知り合いの方などが多数来場されて、つながりが少しづつひろがり、上士幌町民と若者たちとの結びつきが深くなっていく。
一日限りの開催でも参加者と、町民の皆さんにとって貴重なコミュニケーションの場となったようでした。
町民の方と自然に会話がはずむ
「皆で目指したい社会」に向かって啓蒙を行う場
ハレタでイベントの開催にチャレンジした町民の中には、自分の趣味や特技が周りの人の喜びにつながるという体験のその先に、自分が実現したいと思う社会への想いを描いている方もいらっしゃいます。
2022年度よりチャリティカフェ&お話会を主催している方は、犬猫の保護活動を以前より応援されており、その趣旨に賛同した町内の動物病院のスタッフのメンバーの方々は、動物を飼う前に飼い主になる方に、知っておいてほしいことを伝えたいという想いをお持ちでした。
そんな想いと想いが結びつき、「人間にとっても身近な動物にとっても暮らしやすい社会」を目指して、2023年度も合計3回チャリティカフェ&お話会を開催されました。
チャリティカフェ&お話会
主催の方が得意とする和菓子をつくり、カフェを運営することでその利益を運営費用とし、余った利益は寄付を行う仕組みです。
動物病院の方は、カフェの開催時間に犬や猫をペットとして飼うときに知っておいてほしいことなどをスライドにまとめてお話されました。
現在ペットを飼っている方だけでなく、これからペットを飼いたいと思っている方にも参考になるお話がたくさんあり、「人間にとっても身近な動物にとっても暮らしやすい社会」について想いをはせる機会となっていました。
同じように、町内の方々に酪農業についてもっと知ってほしい、牛乳の消費を拡大したいという啓蒙の想いから、牛乳に関するイベントを開催された方もいました。
▷詳細は過去の記事にてご紹介しています。
アートを楽しむ場
上士幌町はスポーツが盛んな町ですが、アートにも触れてほしいという想いから写真展&演奏会やギャラリー展示販売を行った方たちもいました。
写真展&演奏会 / 紅茶とお菓子の販売も行われた
イベント開催の日には、ピアノ演奏に耳を傾けたり、写真の展示を眺めながらティータイムを楽しむ町民でハレタかみしほろが満席となりました。
町の中でアートを楽しむという文化醸成の一助になったのではないかと想います。
チャレンジの花が咲く町
2023年度、ハレタかみしほろでは、今回ご紹介したほかにも、80人近くのチャレンジャーの方による100件以上のイベントが開催され、累計6000人を超える方にご来場いただきました。
たくさんの方が、想いをもって挑戦されたことが、数字としての結果につながりました。
イベント開催以外にも、スマホロや健康ポイント事業、まちジョブ事業などまちづくり会社の事業をとおして、たくさんの町民の皆さんにご来場いただき、様々なつながりが生まれたことを実感しています。
チャレンジの花が咲く町に
2024年度以降も、ハレタかみしほろが町民の皆さんの可能性の種が育つ土壌となり、上士幌町全体がたくさんのチャレンジの花が咲く町となるよう事業を推進していきたいと思います。
スマホロ通信第20号(2024年3月 発行)
スマホロ通信第20号ではスマホロ利用者の方へのインタビュー記事
を掲載しています。
裏面ではスマホロ通信のバックナンバーと上士幌町高齢者向けタブ
レットの紹介をしています。
スマホロ通信第19号(2024年2月 発行)
スマホロ通信第19号ではストレートネック(スマホ首)解消ストレッ
チを紹介しています。
裏面ではブルーライトについて説明しています。
担当者インタビュー「まちジョブハレタ」お互いを支え合う共助の仕組みづくり
町民の困りごとを町民が解決する――「まちジョブハレタ」は、地域に住む人たちがお互いを支え合う仕組みです。2021年10月からこの事業を担当する岩部栄美さんに、事業について、そしてご自身の思いについてお聞きしました。
まちジョブの作業についてまとめた記事もあるので、ぜひこちらもご覧ください。
「まちジョブハレタ」担当
岩部栄美さん
北海道清水町生まれ。2021年10月に帯広市から移住。
地域おこし協力隊「生涯活躍のまち推進員」として、(株)生涯活躍のまちかみしほろ(まちづくり会社)に勤務。「まちジョブハレタ」「無料職業紹介所」など、まちの仕事や求人にかかわる事業を担当。
人と人をつなぐ仕事に興味を持った
――まずは岩部さんについて聞かせてください。まちづくり会社で働くことになった経緯は?
岩部:帯広市に住んでいたのですが、夫が隣町の士幌町の会社に転職したことをきっかけに、私もその近辺で仕事を探していたんです。転職サイトを見ていたら上士幌町で地域おこし協力隊を募集しているのを見つけて、応募しました。
――それが現在の仕事だったわけですね。
岩部:そうです。求人には「生涯活躍のまち推進員」とあって、はじめは「何をする仕事なんだろう?」と思っていましたが(笑)。
――なるほど(笑)。
岩部:前職では労務管理の仕事をしていたのですが、会社で雇用した外国人実習生や障がい者の方々を各部署に配置する業務コーディネーターの役割も担っていました。そのときに「人と人をつなぐ仕事っておもしろいな」と感じるようになったんです。この仕事も求人票に「町民同士をつなぐマッチングの仕事」と書かれていたので、経験を活かすことができるのではないかと思いました。それで採用していただけたので、2021年10月に夫婦で上士幌町に移住しました。
――そういう経緯だったのですね。仕事は当初から「まちジョブハレタ」を担当されているのですか?
岩部:はい。「まちジョブハレタ」と「無料職業紹介所」を担当しています。
岩部栄美さん
「まちジョブハレタ」は「共助の仕組み」
――このインタビューでは主に「まちジョブハレタ」について伺いたいのですが、どんな事業か教えてください。
岩部:ひと言でいうと、町民の困りごとを町民が解決する「共助の仕組み」づくりです。例えば「昨年までは自分で草刈りができていたんだけど、今年は体が動かなくなってきたので誰かできる人にお願いしたい」といった声があったときに、草刈り作業ができる町民の方に依頼して、代行で作業をしてもらいます。ボランティアではなく、お仕事として依頼するので報酬も発生します。そのように、困りごとがある依頼者とそれを解決できる作業者をつなぐ仕組みになります。
――地域の人たちがお互いに助け合う仕組み、というわけですね。
岩部:そうです。仕組みとしては「まちジョブハレタ」というマッチングサイトがあって、そこに依頼したい仕事を掲載したり、手助けをしたい人は自分の特技やスキルを掲載しています。その際、仕事を依頼したい人は「依頼会員」、手助けをしたい人は「作業会員」として登録をしてもらいます。ただ、依頼会員も作業会員も高齢者の方が多いので、実際の受付などのやりとりは電話ですることも多いです。
――現在、どれくらいの会員数なのですか?
岩部:2024年1月時点で依頼会員が約120名。これは個人だけでなくて法人も含まれます。作業会員が約180名です。
――全部で300名。かなりいらっしゃいますね。
岩部:そうですね。私が着任した2021年10月では合わせて約200名でしたので、この2年間でも100名ほど会員が増えています。
――会員はどうやって増やしているのですか?
岩部:作業会員は町の広報や新聞折込みなどで募集しています。でも多いのは町民の方からのご紹介ですね。年代では70歳代以上でまだまだ体を動かしたい、誰かの役に立ちたい、という方が多いです。上士幌町は元気なシニアの方が多いと感じますね。新規のお仕事のご依頼も口コミによるものが多いです。例えば、作業会員さんが依頼を受けたお宅の草刈りをしていると、隣に住んでいる方から「どこに頼んだの?」と聞かれて、その方からご依頼の連絡をいただいたりします。
――どんな依頼が多いですか?
岩部:草刈りや庭木の剪定といった庭仕事ですね。特に夏は草刈りの依頼が増えるので、ほぼ毎日のようにどこかで作業をしていますよ(笑)。草刈りは遠方からの依頼も多いんです。今は本州に住んでいるけれど実家が上士幌町にあるので、実家の草刈りをしてほしいといった依頼が年々増えています。秋になると農家さんから農作物の収穫を手伝ってほしいという依頼が増えます。反面、冬は依頼が少なくなりますね。
雑草抜きや窓拭きの依頼を受ける作業会員
――年間ではどれくらいの数の稼働がありますか?
岩部:マッチング件数でいえば800件くらいですね。
――800件!? そんなにあるんですか?
岩部:はい。依頼数そのものはもう少し少ないのですが、例えば一つの依頼で作業会員さんが2回稼働すると2マッチングとカウントするので、積み重ねていくとそれくらいの数になります。
――それでもすごい件数ですね。それだけの困りごとを解決しているというのは素晴らしいと思います。
岩部:そうですね。会員の皆さんには本当に感謝しています。
「ありがとう」の言葉が何よりのやりがい
――この事業を担当されていて、やりがいに感じることは何でしょうか?
岩部:それは何といっても会員さんからの「ありがとう」という言葉ですね。依頼会員さんからはもちろん、作業会員さんからも「役に立ててよかった。ありがとう」という声を耳にするたびに、この事業を担当していてよかったなと思います。
――逆に苦労されたり、大変だなと感じることは?
岩部:ルールの徹底の難しさでしょうか。例えば庭木の剪定作業では、高所作業になると危険なので請けていないんです。私たちのルールでは作業に使う脚立のサイズを決めていて、それより高いサイズの脚立を使用する場合は、町の業者さんなどをご紹介するようにしています。以前、「これくらいならできるよ」と、作業会員さんが善意で作業してしまったことがあるんです。事前に説明はしていたのですが、できることはやってあげたくなっちゃったみたいで……。
――上士幌町は優しい方が多いと聞くので、町民性も感じますね(苦笑)。
岩部:そうですね(笑)。でも何かあってからでは遅いので、そういったルールなどは改めて徹底していかないといけないと感じています。
――改善に向けて行っていることはありますか?
岩部:まずは作業会員さんにしっかりルールをお伝えしたり、講習会や勉強会を定期的に行っています。草刈りなどは自己流でやってきた方も多いので、改めて手順を説明したりもします。
花壇整備や窓拭きの講習を開催
――安全面からも大切なことですね。
岩部:ほかには、花壇整備に関する講習を行いました。花壇整備は上士幌町からの依頼なのですが、今までボランティアで行ってくださっていた方たちが高齢になって難しくなってきたので、主婦の方やお花が好きな作業会員さんにお願いしています。講習では、十勝ヒルズのガーデナーの方に来ていただいて、花の知識や整備について教えていただきました。家の掃除などもニーズが出てきているので、今後はこうした講習会なども増やしていきたいですね。
――岩部さん自身が心がけていることはありますか?
岩部:一番はコミュニケーションですね。作業会員さんが入る現場には必ず顔を出すようにしています。現場に行くと「この作業をするのにこんな道具がほしい」といった声を聞くこともあります。それで次の作業までに用意したり、作業時間が長い現場には飲み物などを差し入れするときもあります。
――確かに、担当としても現場を知ることは大切ですよね。
岩部:はい。現場に行って会員さんたちと会話をする中で、いろいろと気づくことも多いです。それに、私は皆さんのお話を聞くのも好きなので、休憩中に依頼会員さんと作業会員さんが楽しそうに会話している様子などを見るとうれしくなるんです。
作業会員とコミュニケーションを取る岩部さん
――現場で印象に残っているエピソードなどはありますか?
岩部:そうですね……予定の時間に現場に行ったら、誰もいなくて作業が終わっていたことがありました。聞いたら作業会員さんが時間を勘違いされて、ずいぶん早い時間に来て作業をしていたそうなんです。連絡では電話を使うこともまだ多いことから、そうした行き違いも時々起きるので、改善の仕組みをつくってきたいと思っています。
本当の「共助の仕組み」を目指して
――改善という言葉が出たところで、今後の目標や展望などをお聞かせください。
岩部:作業会員さんが仕事をしやすい環境はもっと整えていきたいですね。年々会員さんも増えているので、講習や作業ごとのルールやマニュアルづくりなどをしっかりやっていきたいなと思っています。
――まだまだ改善の余地はありますか。
岩部:そうですね。まちづくり会社では、スマートフォンの使い方の相談窓口「スマホロ」という事業も行っています。この「スマホロ」と連携して、今までは主に電話で連絡を取り合ってきたシニア世代の作業会員さんとのグループLINEを作ることも考えています。スマートフォンを持っていない方には町から貸与されているタブレットを使っていただいて、少しずつデジタルツールにも慣れていただけるといいなと思っています。
――デジタルツールがうまく活用できれば、さらに便利になりますね。
岩部:はい。ほかには、町の地域包括支援センターなどとも少しずつ連携させていただいています。現場に行ったときに、依頼会員さんの体調や顔色が優れないなと感じたら、すぐに地域包括支援センターに連絡を入れたりしています。担当の方でも全ての町民の方たちの様子を日々把握できているわけではないので、とても助かると喜ばれています。
――見守りのような役割も果たしているんですね。
岩部:そうですね。行政ではカバーできないことを私たちが補っているところもあると感じています。あとは、若い人たちにも、これからもっと地域の困りごと解決のお手伝いをしていただきたいと考えています。会員登録は、高校生からできるんですよ。高校生の作業会員が増えれば、若い世代とシニア世代の交流にもつなげられるんじゃないかと思っています。多世代で支え合えれば「まちジョブハレタ」は、本当の意味での「共助の仕組み」になっていくと思います。
――多世代が支え合う町、素敵ですね。これからも頑張ってください。今日はありがとうございました。
岩部:ありがとうございました。頑張ります!
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「人と人をつなげていくのが楽しい」と話してくれた岩部さん。人と接することはもちろん、「まちジョブハレタ」の仕組みが少しずつ整っていくことも、岩部さんの大きなモチベーションになっているようです。
「地域の人たちがお互いを支え合い、助け合える町にしていきたい」。岩部さんの思いは、きっと町の人たちに届いていくことと思います。
TEXT:コジマノリユキ
2018年4月より上士幌町在住のライター。1976年生まれ、新潟県出身。普段は社内報の制作ディレクターとしてリモートワークをしています。写真も撮ります。マイブームはけん玉。モットーは「シンプルに生きる」。
【上士幌町】チャレンジshop ハレたな屋インタビューVol.4 CHIPPI佐近千皓さん
まちづくり会社では、上士幌町民の方々が趣味や特技を活かして作ったハンドメイド作品を棚貸しで販売する、チャレンジshop「ハレたな屋」を運営しており、2024年1月現在、23名の作り手さんが出店をしてくださっています。
第4回目となる今回は、刺繍のブローチとアクセサリーを販売しているCHIPPI(チッピ)の「佐近千皓(さこんちひろ)」さんをご紹介いたします。
第3回目のインタビューはこちらから
WRITER/PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
佐近千皓さん。左胸のブローチはご自身の作品
―佐近さんのハンドメイド作品について教えてください。
刺繍のブローチやイヤリングなどのアクセサリーを作っています。
―ハンドメイドを始めたきっかけは何かあったのでしょうか?
上士幌町に移住する前は、神奈川県で専業主婦をしていたのですが、そのときに何かやってみたいなと思って、2020年から趣味として始めました。
ただ始めるときから、いつかは販売しようと思っていたので、同じ年からネット販売も開始しました。
―なぜ刺繍を選んだのですか?
小さい頃から絵を描くことが好きで、自分の描いた絵を作品として形にしやすかったので刺繍を選びました。
―デザインもご自身でされているのですね。
そうです。
佐近さんの制作した刺繍のブローチ
―制作時間は1つ作るのにどのくらいかかりますか?
サイズにもよりますが、6〜10時間くらいかかります。
初めて作るものや大きいものは時間がかかるので、ドラマが1クール全て見終わっちゃうくらいの時間ですね(笑)。
それによく指に針を刺しています(笑)。
ドラマを見ながらやっているからでしょうけど・・・。
―デザインも細やかなので、相当な時間がかかるのだろうなと予想はしていました。佐近さんは、1つの作品を1日で作り上げるタイプですか?
毎日コツコツ作るタイプです
なかなか一気に作ることができないのが悔しいところですが・・・。
作り方としては、絵を紙に描いてからクリアーホルダーにトレース(写し描き)して切り取ります。
そして土台となるフェルトに切り取った絵を当てて、形を成形していきます。
そのあとに、ビーズやスパンコールを刺繍糸で縫い付けていきます。
―同じブローチでも、たとえばこのウミウシは尻尾のような部分(※)がビーズで立体的になっていますよね。(※二次鰓(にじえら)と呼ばれる部位)
はい。
ビーズ用の糸で4つくらいのビーズをまとめて1つにして、立体になる縫い方で縫っています。
ウミウシもたくさんの種類がいるので、全種類作品として作っていきたいです。
佐近さんが制作したウミウシのブローチ
写真提供:佐近千皓さん
―話は変わりますが、佐近さんは、どのようなきっかけで上士幌町に移住されたのですか?
上士幌町には、2022年に移住してきました。
きっかけは、こども園の幼児教育支援コーディネーターが地域おこし協力隊として募集されていて、その仕事に興味を持ったからです。
―ハレタのチャレンジshopはどうやって知りましたか?
幼児教育支援コーディーネーターの同僚から教えてもらいました。
すでにネット販売もしていましたし、出品できるならやってみようと思って出店しました。
―棚貸しではありますが、店頭販売とネット販売での違いは感じましたか?
上士幌町は神奈川県と比べて当然人口規模が小さいので、店頭で並べても、お客さんに見てもらえないのでは?と思っていましたが、思っていた以上に手に取って見てくれる方が多く、自分の作品で喜んでもらえることを実感しました!
それとチャレンジshopに出店してから、初めて対面販売もやりました。
―初めての対面販売はどうでしたか?
作品を褒めてくれる方が多くて、すごくびっくりしました。
前向きなお言葉をたくさんいただけるので、それがモチベーションになっています。
私は仕事をしながら刺繍を続ける自信がなかったため、刺繍作家としての活動もいつ終わってもおかしくないなと自分では思っています。
なので今続けられているのは、対面販売でお客さんと直接コミュニケーションをとれているからだと思います。
―前向きなお言葉とありましたが、印象に残っている言葉はありますか?
「ひとつひとつすごく丁寧で、刺繍だけじゃなくて、きっと他のことも大事にするんだね」と言っていただけたときはすごく嬉しかったです。
―作品を通して、お客さんとあたたかいコミュニケーションをとっていらっしゃるのを感じます。海の生物をよくモチーフにされていますが、なにか理由はありますか?
そうですね。
海の生き物が好きで、小さい頃から絵を描いていました。
海の生き物以外の動物は、犬のブローチなども作りますが、オーダーでお受けして制作のきっかけとなることが多いです。
―今後やりたいことはありますか?
海の生き物をモチーフにした作品を集めて、水族館のような個展を開きたいので、作品を作りためていきたいと思っています。
―水族館ぜひ見たいです。開催予定は具体的に決めていらっしゃいますか?
今年の上士幌町町民文化祭で披露したいと思っています。
今後の意気込みを語る佐近さん
毎年11月に開催される町民文化祭では、書道・写真・文芸・陶芸・手芸・児童作品など、子どもからシニア世代まで町民の力作が勢揃いします。
今年は佐近さんの水族館が見られるかもしれないと思うと、今から町民文化祭が楽しみです。
ハレタかみしほろでは、現在チャレンジshopハレたな屋の出店希望者を募集しております。手作りは好きだけど販売なんて・・・と思っている方。
一歩踏み出して、新しいチャレンジを始めてみませんか?
出店を希望される方は、ぜひお問い合わせください。
お問合せ先
生涯活躍のまちかみしほろ(ハレタかみしほろ内)
連絡先 01564-7-7630
メール info@kamishihoro-town.com
LINE https://lin.ee/NFlKbt0
担当 小川
スマホロ通信第18号(2024年1月 発行)
スマホロ通信第18号ではオンラインギフトについて説明しています。
裏面ではLINEギフトついて説明しています。
モ~ッとのもう!モーモーフェスが開催されました!
皆さんは、1日にどのくらい牛乳を飲みますか?
そして『酪農業』について、どのくらいの知識をもっていらっしゃいますか?
『牛乳消費拡大』というワードが全国的に聞かれるようになった昨今、上士幌町内でもあるきっかけから、1人の女性が、町内での牛乳消費拡大を推進したい、町の基幹産業である酪農業について広く知ってもらいたいという想いを持つようになりました。
町内で新聞販売店を営む吉田恵さんです。
そしてその想いから、イベント開催を企画し、令和5年10月22日ハレタかみしほろにて「モ~ッとのもう!モーモーフェス」を実施しました。
本記事では吉田さんの想いと、イベントの当日の様子について紹介していきます。
PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
WRITER
渥美 緑(あつみ みどり)
2022年1月より静岡県から上士幌町へ移住。地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。コミュニティづくりに携わる中で出会った上士幌の人・もの・ことを、言葉をとおして伝えていきます。
上士幌町にいるのに、意外と酪農のこと知らないな…
上士幌町は日本一広い公共牧場であるナイタイ高原牧場を有し、人口約5000人に対し、47,000頭以上の牛が飼養されています。
当然、基幹産業の1つである酪農業にも多くの方が従事されています。
とはいえ、仕事として酪農業に携わらない町民の方々が、日々の暮らしの中で酪農のことを知る機会はなかなかないのが実情です。
吉田さんが酪農家の方のお話を聞いたのも、本当に偶然だったそうです。
モ~ッとのもう!モーモーフェスを主催した吉田恵さん
「今年の春頃、もともとの知り合いの酪農家の方と雑談していた中で、『絞れば絞るほど赤字で..牛乳をもっと飲んで欲しいんだよね』というお話を聞いてとても驚きました。
大変だとは聞いていたけれど、そこまで大変だとは思っていなかったんです。
コロナの時には「牛乳消費」という言葉もたくさん聞いたし、イベントもやっていたように思います。
でも最近はそういったイベントも、頻度や規模として縮小しているイメージだったので、そもそもの牛乳を消費しなきゃいけない状態というのもおさまってきていて、酪農家の方たちの状況も回復してきているのかなと勝手に思い込んでいました。」
バター不足から講じた国の増頭対策の効果発現時期が、ちょうど新型コロナウィルス感染症で給食がなくなった時期と重なり、全国的にも牛乳消費拡大について話題になっていました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の位置づけが2類から5類に変更されるようになった頃から、牛乳消費についても大きく話題になることは減ったように感じます。
「そんなに大変なんだという衝撃とともに、町内に居ながら、酪農業について何も知らなかったんだな、ということに気づかされたんですよね。
そこから、ほかの酪農家さんのお話も聞いてみたい、できることがあるんだったら協力したいと思うようになりました。」
有言実行の吉田さん、そこから町内の酪農家のお宅を何軒か訪ね、実際にお話を伺いにいったそうです。
「お話を聞かせていただいた酪農家の皆さんは、やはり牛乳をもっと飲んでほしいという想いをお持ちでした。
話を聞いているうちに、私だけじゃなくて、町内のたくさんの皆さんに酪農業を応援してもらいたい、牛乳を飲んで欲しいという想いが強くなりました。
酪農家の方の中には、家庭での継続的な牛乳消費につながるような、意識向上イベントをやりたいと考えている方もいらして、でも酪農家の方は本業で忙しいから出来ないし…
それなら、まずは私がやろう!と思ったんです。それでまちづくり会社に相談に行きました。」
そこからモーモーフェスの開催に向けて、走り出した吉田さん。
アイディアが豊富で、たくさんのイベントコンテンツ案が議論されましたが、イベントの時だけで終わるものではなく、家庭での継続的な牛乳消費につながること、そして来てくれた方に酪農業のことを少しでも知ってもらうことをコンセプトに、屋内でできるコンテンツから実施することとなりました。
第1回モ~ッとのもう!モーモーフェス
そうして第1回目のイベント内容が、
・牛乳のアレンジドリンクを楽しめる「ミルク&スープバー」
・牛をテーマにしたミニ工作体験コーナー
・酪農業に関するパネル展示
・来場者へのアンケート実施
に決定されました。
開催にあたっては、JA上士幌や上士幌町役場農林課にも開催趣旨を説明に伺って協力をお願いし、牛乳や上士幌の特産品の寄付と開催へのアドバイスをいただきました。
JA上士幌より提供いただいた牛乳でミルク&スープバーを実施
ミルク&スープバーでは寄付いただいたゆであずきと牛乳を組み合わせたあずきミルクや、上士幌町産のかぼちゃを使用して作ったかぼちゃスープを販売しました。
ミルク&スープバーでは6種類のミルクレシピを提供
また、家庭での消費を促すため、ミルク&スープバーで提供したメニューについては、レシピも配布しました。
酪農業に関するパネル展示では、酪農家の一日の流れを紹介しました。
パネル展示の様子、手前の本は酪農家の方が自発的に持参してくださった
今後は知識を増やすだけでなく、酪農家の方の想い、酪農を頑張ってくださっている方へのメッセージが相互に交差するような仕組みも考えていきたいということです。
来場者の方へのアンケートでは、ミルク&スープバーで美味しかった飲み方や、自宅でよく作る牛乳を使った飲み物やスイーツのレシピ、今後モーモーフェスで味わいたいメニューなどの情報を収集したようです。
アンケートでも人気だったスープとドリンクのミルクレシピ、会場でも配布した
吉田さんは「思ったよりも本当にたくさんの方に来ていただいて、喜んでもらえたのが印象的でした。
工作も子どもだけでなく大人も楽しんでくれていたし、ミルクバーでは一杯飲んだ方がいつの間にか三杯目を飲んでいたりと、どんどんお代わりしてくれて…牛乳だけで飲むと消費量としてはそんなに多くないけれど、色んな飲み方、しかもお手軽にできる飲み方を提案することで牛乳を飲んでいただくきっかけになったのではないかなぁと思っています。
レシピを配ることによって、イベント時の瞬間的な消費だけじゃなく、家庭での消費も促せたかなと…」と笑顔でお話してくれました。
第1回目のイベントをとおして、皆で牛乳を飲んで酪農家の方々を応援しようという意識が芽生えたという手ごたえを感じられたようでした。
第2回の開催に向けて
モ~っとのもう!モーモーフェスは今後も開催を継続していきます。
「1回目は小さいことしか出来なかったけれど、色んな方に協力をいただいて考えていたことは実現できたし、良いきっかけづくりになったんじゃないかなと思っています。
気付けば、私自身も牛乳を買う頻度が増えたし、価格だけで牛乳を選ぶのではなく、できるだけ十勝の牛乳を選ぶようになったんです。
意図せず、私自身が変わるきっかけにもなりました。
私自身もそうなら、もしかしたら他にもそういった方もいるかもしれないし、やってみたいアイディアも色々あるので、イベントは今後も継続的に開催していきたいですね。」
1回目のチラシも吉田さんが原案を作成
どんな構想がありますか?とお尋ねしたところ、その場でもたくさんのアイディアがでてきました。
「酪農業についてもっと調べてパネルにしたいし、利きミルクとかも面白そうじゃないですか?
それと、1回目の開催について周知した時に、自分からレシピを教えてくれる方もいて、アンケートでも様々なミルクレシピを教えてもらいましたし、レシピの提供は引き続きやりたいと思っています。
あとは、牛との触れ合いの機会も提供したいですね、餌の実物をおいたりしてみたいと思っています。」
「それと、私の理想としては、酪農家の方も酪農業に携わらない方も、両方の皆さんがいらして、相互にコミュニケーションができるイベントになっていったらいいなと思っています。
私が聞いたり考えたりしたことだけを発信する場になるのではなく、酪農家の方が直接メッセージを発信したり、酪農業に携わらない町民の方が直接応援のメッセージを伝えられたりする場ですね。」
この笑顔と行動力に自然と人が集まってくる
ひとしきりのアイディアやモーモーフェスの今後についてをお話したあと、吉田さんがいつも想っていることを教えてくださいました。
「酪農業に関わらず、私の目標は地域の皆が地域のことを知り、それぞれができることで地域を盛り上げて、皆が住みよく楽しく暮らしていくことなんです。
なので、私自身もできることをちょっとずつやっていきたいなと思っています」
いつも利他的な行動力と明るく元気な笑い声で、周りを照らす吉田さん。吉田さんがスタートさせたモーモーフェスが、これからどんなふうに発展していくのか、今からとても楽しみです。
\モーモーフェスはインスタグラムでも情報発信しています/
【かみしほろ起業塾】参加者インタビュー -まとめ記事-
「かみしほろ起業塾」は、起業・第二創業・新規事業展開の促進と支援を目的に、2018年度から進めている事業です。
-「なりわいを創る前」の若者たちによるコミュニティスペースづくりへのチャレンジ
上士幌ホロロジーでは、かみしほろ業塾に参加し、上士幌町内で活動されている方々にインタビューを行っています。
どんな方が、どんな事業を行なっているのか、ぜひご覧ください!
-糠平温泉を次世代に続く、元気で豊かな温泉集落に~上村 潤也さん~
-書店がない地位行きにも本を届けたい〜「鈴木書店」鈴木司さん〜
-大人も、子どもも「新しい自分が開く場所」をつくりたい〜齋藤肇さん〜
-復活!上士幌の豆腐屋さん〜「まめけん」中村哲郎さんの起業ストーリー〜
-自分も周りもワクワクする人生〜「一般社団法人とかちアドベンチャーサイクル」鈴木宏さんの起業ストーリー〜
スマホロ通信第17号(2023年12月 発行)
スマホロ通信第17号ではスマホ詐欺について説明しています。
裏面ではスマホ詐欺の対処法について説明しています。
チャレンジshop出店者インタビュー -まとめ記事-
まちづくり会社では、上士幌町民の方々が趣味や特技を活かして作ったハンドメイド作品を棚貸しで販売するチャレンジshop「ハレたな屋」を運営しています。
チャレンジshopに出店している出店者さんに想いを聞いたインタビュー記事をまとめてみました。
ぜひご覧ください!
-チャレンジshop「ハレたな屋」インタビューVol.1 HCWS em 坪井恵美子さん
【上士幌町】秋のフォトウォークを開催
まちづくり会社では、上士幌町健康ポイント事業を運営しています。
「健康ポイント事業」は、日々の歩数を記録したり、健康診断やがん検診を受診したり、まちづくり会社が開催する健康増進イベントに参加することで「健康ポイント」が付与され、そのポイントを町内で使える商品券と交換できるという取り組みです。
今回はスマートフォン相談窓口「スマホロ」とのコラボイベントとして、カメラだけでなくスマートフォンでも写真を撮ってみようというテーマで、2023年10月28日に「秋のフォトウォーク」を開催いたしましたので、その様子をお伝えします。
WRITER/PHOTOGRAPHER
土門 史幸
フリーカメラマン。2021年6月から上士幌町で地域おこし協力隊としてまちづくり会社で活動中。苫小牧市出身。写真や動画で地域の魅力を伝えたい。空・水中ドローンも扱えます。
初の町外開催
5回目となる「フォトウォーク」、これまでは町内で開催してきましたが、今回は初めて町外へ足を延ばして、帯広市の帯廣神社に行ってきました。
帯廣神社
総勢22名、10代から80代までの幅広い世代の方々が参加され、撮影スポットを探しながら、境内をたっぷり歩かれました。
まちづくり会社の事業の1つであるMY MICHIプロジェクトで、町内に滞在していた都会の若者たちも参加して、十勝の少し早い紅葉を撮影しながら初対面の町民の参加者の皆さんと会話し、自然な多世代交流のひと時にもなっていました。
多世代の交流が生まれた
【上士幌町】トマル、だからススメル「MYMICHIプロジェクト」2022年の軌跡
今回参加された方からは、「初めて帯廣神社に来て、こんなにキレイな紅葉を見ることができてとてもよかった」「普段行かないところを歩くのは新鮮だった」「七五三の子どもたちといっぱい会えてウォーキングがより楽しめた」の感想をいただきました。
皆さんそれぞれが、お気に入りの写真を撮影できたようでした。
フォトウォークを楽しむ参加者たち
町民文化祭に展示
上士幌町では11月3日〜5日に町民文化祭が行われ、秋のフォトウォークで参加者の皆さんが撮影した写真作品も展示され、多くの町民の方々にご覧いただけたことと思います。
その後、作品はハレタかみしほろでも展示いたしました。
町民文化祭で展示した(2023.11.3〜5)
ハレタで展示中(2023.11.07〜1ヶ月程度)
健康ポイント事業では、今後も町民の皆さんの健康増進のため、イベントをはじめとした様々な取り組みを推進していきます。取り組みの様子はホロロジーの他、ハレタのインスタグラムやFacebookでもお届けしています。
生涯活躍のまちかみしほろ
HP:https://kamishihoro-town.com/
Twitter:https://twitter.com/horology_kami
Instagram:https://www.instagram.com/hareta.kamishihoro/
公式LINE:https://lin.ee/NFlKbt0
スマホロ通信第16号(2023年11月 発行)
スマホロ通信第16号ではスマートフォンのアップデートをすることのメリットについて説明しています。
裏面ではアップデートしないときのデメリットについて説明しています。
スマホロ通信第15号(2023年10月 発行)
スマホロ通信第15号では注意すべき怪しいアプリについて説明しています。
裏面では「スマートフォンの捨て方」について説明をしています。