ママたちが笑顔になれる場所づくり―「ママのHOTステーション」

ママたちの心が安らぐ場所をつくりたい
産後ママや妊婦さんたちが気軽に立ち寄れて、ちょっと息抜きができる場所。育児について相談したり、そこに集まったママたちと一緒に交流できる場所。そんなママたちの場づくりを行っているのが「ママのHOTステーション」です。
事業のコンセプトは「ママが笑顔になれる場所づくり」。
「ママが健康であること、ママが笑顔であることが赤ちゃんへの何よりのプレゼント」そんな思いから、この事業は生まれました。
子育てをしていると、時に不安や孤独を感じることもあります。そんなときに、この場所に立ち寄ってママ同士が何気ないおしゃべりを楽しみ、一緒に笑い合う。ママたちの気持ちが軽くなり、心がほっとする。そんな空間を目指しています。
保育士と助産師がママたちをサポート
「ママのHOTステーション」は、「ハレタかみしほろ」と「ふれあいプラザ」を会場にして毎週金曜日に開催しています。育児経験のある保育士と助産師がスタッフとして常駐し、ママたちをサポート。育児相談や授乳相談などにも気軽に応じています。
スタッフは、専門家としてアドバイスをするだけでなく、「私もその時期は辛かったな」などと、一人の母親として共感し、ママたちをねぎらうことを大切にしています。
「スタッフさんがいつも笑顔で迎えてくれて、安心して息抜きができる場所。毎週行くのが楽しみです」
「その場にいるママたちとも悩みを話し合ったり、いっしょに笑い合ったりして、思いを共有できる場所です」
HOTステーションに訪れたママたちからは、そんな声が届いています。
一人ではなく、みんなで見守り育てる
この事業は2020年7月にスタートして以降、12月末までに200組を超えるママと赤ちゃんたちが来場しています。そしてその中では、世代を超えた交流も生まれつつあります。
例えば、ハレタかみしほろにランチを食べに来たシニア世代の方たちが、HOTステーションに遊びに来ているママや赤ちゃんたちと触れ合う。ふれあいプラザで運動教室に参加している高齢者の方たちが赤ちゃんたちに話しかける。
そんな交流をきっかけにして町の人たちがつながっていくことも、HOTステーションが目指すところの一つです。その背景には、「赤ちゃんはみんなで見守る」という、この事業のもう一つのコンセプトがあります。
HOTステーションでは、自分の赤ちゃんを自分が見るのではなく、参加者みんなで見守り合います。それは「子どもは一人で育てるのではなく、みんなで育てる」ことをママたちに知ってほしいから。
地域の人たちみんなで赤ちゃんやママたちを見守り、支え合って育てていく。そしてそれが次の世代、また次の世代へとつながっていく。HOTステーションは、そんな未来を目指して事業に取り組んでいます。
【ママのHOTステーション】
毎週金曜日開催(祝日、年末年始等を除く)
時間:10:00~16:00
場所:「ハレタかみしほろ」または「ふれあいプラザ」
詳しい開催情報などは、インスタグラムで発信しています。ぜひフォローしてください。
インスタグラム:https://www.instagram.com/hot_station2020/
インスタグラムはこちらの2次元バーコードからもご覧いただけます。
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